なんと先週5月18日(金)の夕方にマンション内でボヤが発生しました

マンションで家族ぐるみ仲良くしているKさんのお宅です。
K夫人が夕食の用意でガスレンジをつかっているときに、使用済みのスプレー缶のガス抜きをシンクでしたのだそうです。
危ないと思い、すぐにレンジの火を消したものの、瞬間、残ったガスに引火し、その火がレンジフードに付着した油に燃え移ってしまったとのこと。

K夫人が冷静に消火器で消し止めたので大事には至りませんでした
前髪が若干アフロ状態(
)になったのと煙を吸い込んで、むせた程度だったそうです。

ただ、マンションの火災報知機が作動したので、念のために119番通報もされていました。
消防車(2台ほど)やパトカー(3台ほど)が来る騒ぎになって いたところに防火管理者のIMさんが帰宅されたので、消防署員から、「防火管理者だから」ということで説明を聞き、事実関係を確認してくれました。
早速メールで理事会メンバーに連絡が入りました。

IMさんは21日(月)夕刻に事後の対応の相談に玉川消防署を訪問されました。

すると、消防署員に驚かれてしまったそうです。
火事やボヤ、または今回の様なスプレー缶の引火(結構頻繁にあるそうです)が起こった後に、わざわざ消防署に問い合わせや訪問をする防火管理者やマンション管理組合理事会は、まず無いとのことで、大変珍しいとのこと。

IMさんは、管理組合理事会と防火管理者名で、管理会社とも相談をして、改善方法としてのスプレー缶の取り扱い方法の明確化をし、全戸に書面でポスティングをしたことを説明しました。

消防署からは、せっかく来署してくれたのだからと、今回管理組合理事会で作成した<お知らせおよびスプレー缶のガス抜きにつきまして>を、消防計画書の追記という形で添付することとしてくれたそうです。

自分が住むマンションを自慢するのも変な感じですが、
「災いを転じて福をなす」
とでもいえる対応をごく自然にできる住民と管理組合の組織はすばらしいと思います。

住まいは、その場所や機能も重要ですが、
どのような人がご近所にいるのか
という要素も大切だと実感しました



ここからはボヤの番外編です。

うちの奥さんは、ちょうど消防車がかけつけたときに帰宅途中だったのですが、てっきりよそのお宅のことと思いながら歩いていて、マンション前に消防車がいるのを見た
時は訓練かと思っていたのです。
なんとも大物というか・・・

K夫人の姿を見つけ、話をきいて、やっとボヤの事実を理解したのです。
K夫人はトイプードルの愛犬を抱えたまま消防隊に説明をしていたので、そのわんちゃんをとりあえずわが家で預かることにして帰宅しました。

ですが、
よ~く考えれば、
わが家にはミニチュアダックスの「かのん」がいたのです。

自分の領土によその犬がやってきたのですから、
かのんはアドレナリンが全開状態


トイプードルちゃんはふるえながらうちの奥さんにしがみついています。
とりあえず浴室にトイプードルちゃんを入れたら、

な、な、なーーーーーーーんと

ウンコ
をしてしまいました

後始末をして、いったんかのんをケージに入れて、
トイプードルちゃんを床におろしたら、
走り回ったあげく
に今度は寝室のベッドにちゃっかり乗っかっててしまいました。
奥さんが抱きかかえてベッドからおろそうとしたら、
さっきまでふるえていたのがうそのように、奥さんを威嚇しかみついてきたそうです。

あとでわかったことですがこのトイプードルちゃんは、かみ癖
があったのです。

そのあとKさんの高校生の息子さんがきてトイプードルちゃんは無事にわが家を去ったのでした。

奥さんの指にはしっかり歯型が残っていました