先週はまだ二分咲きだった梅が四分咲きで見ごろというので、日曜日の午後に奥さんと電車で湯島天神まで行ってきました。
地下鉄の出口を」出ると、夫婦坂、男坂、女坂と3か所の参道の表示がありました。
迷わず夫婦坂へ。
まぁ、当然ですね。

「梅まつり」のせいもあってたくさんの人出です。

絵馬がいっぱい

高校受験、大学受験、資格試験、就職活動・・・

梅を観る人もいっぱい。
団体のツアー客まで来ていました

拝殿の前は「お礼まいり」のひと、人、人・・・
「お礼まいり」といっても、絵馬で願掛けして願いが成就した人がお礼にきているものです。
やくざ(最近は反社会的勢力という)ではありません。

私たちもここに並んでお参りです。
頼みごとがいっぱいですが神様はちゃんと聴いてくれているのかなぁ


梅はなかなか綺麗に咲いています。


まずは白梅

いろいろな種類があります

紅梅もあります。


こんなものもありました。泉鏡花の筆塚

泉鏡花の「婦系図」(おんなけいず)の中で 、お蔦と早瀬主税との別離の舞台として湯島天神が一躍有名となり作られたものだそうです。

天神
(正式には湯島天満宮)の祭神は天之手力雄命 (あめのたぢからをのみこと)と菅原道真
天之手力雄命は天照大神が岩戸に隠れて世界が暗闇になったときに、天照大神が岩戸から顔をのぞかせた時引きずり出した力持ちの神様。

境内で梅祭りのときだけに販売していると言う手打ちそばがあったのでいただきました。

そこで職人さんが教えてくれたのですが、
そばにネギとワサビをからめてつゆにつけていただくのがおいしい食べ方だとか。
ちょうど、お刺身にワサビをのせて醤油につけるのと同じ要領です。

そば好きの奥さんは満足


湯島交差点まで戻り、和菓子の老舗「つる瀬」でお茶。
クリームあんみつをいただきました

満席です。
となりにいた男の子とお母さんは、希望の中学校に合格して「お礼まいり」に来た様子でした。

腹ごなしに、湯島からお茶の水まで散歩して帰りました。

春を実感した休日となりました


おまけ
夕食のあとのデザートはつる瀬の豆大福と桜餅でした。
これもおいしかったですよ。とくにあんこがおいしかった