3月3日(土)には、梅が見ごろだろうと予想して、どこに行こうかと考えていました。

ところが。ここのところの寒さ(雪も降った)で、梅の開花が遅れています。

湯島天神、百草園、三渓園・・・
どこも三分咲きくらい。

さあどうしようか?
今日はひなまつりなのでどこかでイベントをやっていないかと、奥さんが調べてみたら、

あったーーーーーーーーーーーーー

東名高速の大井松田インターから少し行ったところにある「瀬戸屋敷」のお雛様はそうとうのものらしい。
ここなら昼から出かけても間に合いそうなので、早速おでかけ。

東名は渋滞もなく順調

大井松田インターをおりて、78号から720号を行くと、ありました


「里の会場 瀬戸屋敷ひなまつり」の看板が出ています。

ところが

駐車場が満車
係員の誘導に従って臨時駐車場へ。
しかし、そこも満車、そして次の臨時駐車場も満車、
さらに誘導されてたどりついたのは公民館の駐車場。

瀬戸家は地元の名主で300年以上前に建築された屋敷が今は開成町の施設として利用されているとのこと。

門の前には梅が咲いていました。まだまだ半分も咲いていません。

結構混んでいます。

300円の入館料を払って、門を入ると水車小屋がありました。
用水路の水で勢いよく回っていました。

屋敷の中でゆっくりみることができるように、人数制限をしているので行列となっていました。
瀬戸家が代々所有してきたお雛様や、地元婦人会の手作りのつるしひなが屋敷と土蔵に所せましと展示されていました。
では、ゆっくりとお雛様をご鑑賞ください。

「つるしひな」を下からながめるとこんな感じ


こんなかわいいお雛様(?)も

小田原藩主大久保家の家紋の入った雛飾りもありました。有力な名主だったので大久保家から輿入れがあったということなのだそうです。




こんな展示もありました。チョークで黒板に描かれています!


ここからは土蔵に展示されているものです。
左右の着物も立派です。

囲炉裏でサービスのお茶をいただきました。
昔はここで生活していたと思うと不思議な感じでした。

走っている車は「湘南」ナンバーですが、周りは水田、すぐ近くに金太郎さんの足柄山。
天気はくもっていましたが、のどかな風景と手作り感いっぱいのお雛様にくつろいだ気持ちになれました。

帰り道も渋滞することなく、快適なドライブでした。
い~い休日でした。

開成町HPより引用














瀬戸家住宅(主屋)
・主屋は、桁行(けたゆき)11.5間、梁(はり)行5.5間、面積63坪と神奈川県内でも有数の規模の大きい奇棟造りの茅葺(かやぶき)民家で、原型を良く留めた足柄地方を代表する古民家。
・瀬戸家では、名主について巡検などに来る武士を武士の作法によって接待するために、オクやゲンカンのような客座敷だった。






主屋
主屋










土蔵
・屋敷の北西にある土蔵は、建坪が約40坪で、土蔵として大きい部類に属する。
・第二次世界大戦後の農地解放まで、米蔵として使われ、約600俵を収納していた。





土蔵


土蔵に保管されている嫁入りのかご