先週末の土曜日の午前中、マンションで防災訓練がありました。

小雨の降る寒い日でしたが、管理人および管理会社のスタッフも含めて多くの参加者がありました。

事前に理事会と防火管理者で訓練の企画検討をして、当日は最寄の消防署にきてもらいました。

4人で1班となっていて、1人はエンジンをかけた車内で常にスタンバイしていました。
緊急出動のときは、そのまま火災現場に急行するのだそうです。

訓練は
避難訓練・・・エレベータを使わずに避難する。

通報訓練・・・119番通報の仕方を署員の方とシュミレーション。
現実には「火事です!すぐ来てください!」を繰り返すだけで、動転してしまい通報にならない電話もあるそうです

まずは火事か救急かを伝える。
次に一戸建てかマンションかを伝える。
そして住所と場所の目印の説明をする。
当然、電話を受けている東京消防庁の消防官が順番に質問をしてくれるので、それに答えていけばいいのですが。

救急出動の場合、救急車がすぐに駆けつけられないときは消防車が出動する場合もあるそうです。もちろん、救急の訓練を受けた消防士がいて、応急処置をし、救急車の到着を待つのだそうです。

消火訓練・・・訓練用に薬剤の代わりに水を入れた消火器を消防署が用意してくれました。
参加者が後退で目標へ水をかける訓練をしました。
消火器の作動時間は12~14秒くらい。
意外と短いものです。
薬剤は3~6mしか飛ばないので、火元に近づいてから操作しなければなりません。
あわててピンを抜いて、火元に近づく間に消火器の
レバーを握ってしまい、

いざ火元にきたら薬剤が出てしまっていたという笑えないこともあるそうです。

消防署の方のお話によると、このような訓練を何回もすることで、いざというときにあわてないようにすることが一番なのだそうです。

これで消防署の方々はお帰りになりました。
ありがとうございました。

このあとはマンションで備えている非常用の備蓄品をみんなで確認しました。

非常用のトイレとテント

ちゃんと消臭剤もあります。

他に、担架、発電機、投光機、救急箱、ヘルメットや軍手、水を入れる折りたたみタンク等。

非常食の備蓄はありますが、期限が過ぎていました。

マンションに入居したときに準備したもので入れ替えを考える時期になっています。

今期の理事会(私も一員です)で非常用備蓄品の更新をすることになりました。

昨年の震災ではビクともしないマンションでしたが、参加者は真剣に取り組んでくださり、理事会としては
やってよかった~
と実感しました。
みなさんお疲れさまでした