寒かった日曜日、散歩がてら世田谷ボロ市へ奥さんと行ってきました。

世田谷に住んで18年目にもかかわらず、いままで行ったことがありませんでした。
20万人もの人出であるとか、このイベントのために東急世田谷線が臨時ダイヤで電車を増発するというので、どんなものか? という気分でした。

電車を乗り継ぐのも結構面倒なので、自宅から歩くことにしました。
速足で35分で到着。

狭い道にとにかく、人、人、人・・・

露天の品物を見る余裕はとてもない状態


通勤の満員電車並みというか、
お寺や神社はないものの、初詣の参道とでもいうか。

一応のお目当てにしていた「代官餅」

代官餅

「ボロ市名物といえばやはり代官餅」という方も多いのではないでしょうか?この代官餅は昭和50年(1975年)の発売開始から、その場で蒸してついた温かくてボリュームあるお餅を食べられることから、ボロ市を代表する名物として親しまれています。ボロ市のときだけ食べられるこの代官餅は、あんこ、きなこ、からみの3種類で、各600円で発売されています。毎年売店には絶え間なく行列が続き、時間によっては30分~1時間待ちとなることもありますが、これを目当てにボロ市に訪れる人も多いほど、食べ応えがあります。 (写真・文とも「世田谷線の歩き方」から引用)

ここにたどり着くにも混雑の中で人の流れに従って行くしかありません。

やっと行列の最後尾に来ましたが、餅を売っているところは、はるか先で見えません

周囲に、餅を手にして帰る人も見えません。

この寒空で1時間以上も行列して待つのはうちの奥さんには無理な話です。

あっさりと諦めて
帰ることにしました

結局、ボロ市の人を見ただけの散歩になりました。
お疲れさまの2時間でした。


おまけ:世田谷ボロ市は歴史ある伝統行事で世田谷区および東京都の無形民俗文化財にしていされています。
世田谷ボロ市
毎年1月15・16日、12月15・16日の4日間、世田谷駅と上町駅の間で開催されている沿線最大のイベント。天正6年(1578年)に小田原城主北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりで、世田谷を代表する伝統行事として、400年以上の歴史を有している。最初は古着や古道具など農産物等を持ち寄ったことから「ボロ市」という名前がついたとされているが、現在では骨董品、日用雑貨、古本や中古ゲームソフトを売る露天もあり、代官屋敷のあるボロ市通りを中心に、約700店の露天が所狭しと並び、毎年多くの人々で賑う。(「世田谷線の歩き方」から引用)