数年前、子会社に出向していたとき、甲府にある大学に、採用活動で通いました。

そこで、出会った 法科大学院教授のK先生とは、何回も深夜まで酒を飲み交わし、その人柄にほれ込みました。

そのかいあって、先生の学部ゼミ生(学園祭実行委員長でしたビックリマーク)が入社試験を通って入社してくれました。

忙しい先生なので、会えないまでも、せっかく甲府まできたのだから連絡だけでもと思って、
9月30日にメールを送っていました。

すると10月1日の朝に電話がかかってきて、午後2時以降は予定はないから家に来なさいとのこと。

予想外の展開となりました。

ともに出張していた相棒も、行きがかり上、一緒にいってくれることになりました。


甲府駅からローカル線で先生指定の駅に着くと、改札まで先生が迎えに来てくれていました。

お会いするのは1年半ぶりです。



先生みずからの運転でご自宅に行きます。

甲府盆地を一望できるすばらしい場所に、ご自宅がありました。
しかも、広くて大きい!?

早速、冷えたジョッキのビールで乾杯ビール

それから、奥様の手料理が出るは出るは・・・ニコニコ

自宅の畑で採れたという、ゆで落花生・スイートコーン、インゲン豆、

イワナのトロ刺身ははじめて口にしました音譜  とろけるように美味いビックリマーク

先生のご友人や教え子の方々が新潟や青森から送ってきたものが、肴としてテーブルに並んでいきます。

学生や友人・知人がしばしばお宅に来るとのことで、奥様も手慣れた様子でわれわれに応じてくださいました。

お酒は先生ご推奨の、沖縄の泡盛「瑞泉」

これがまた 旨いビックリマーク

先生は、わたしよりも一回りも年上ですが、エネルギッシュで多才。

大学で教鞭をとり、学生センター長も務めています。

家ではネギ・ダイコン・ハクサイ・サツマイモ・ジャガイモ・かぼちゃ・落花生・クルミ・カキ・・・
畑仕事もかなりの時間をかけておられます。

さらには料理も趣味で大好き、ゴルフは年間70回。

講演も年に20回はされます。

お話も上手で、私は毎回、お酒を飲みながら、特別講義を無料で受けているようなものです。



K先生の理論はユニークかつ説得力にみちたものが多いのです。

勝手に紹介すると怒られて(笑)しまうかも。


たとえば、少子高齢化と財政再建への方策には

独身税を創設する。

といった具合です。


この日も、泉からあふれるがごとく、次から次へと楽しく、また考えさせられる、特別講義の連続でした。

ときどき、われわれ生徒に厳しい質問がきて、試されてもいるわけですが・・・


気がつくと、2時から6時まで、飲み・食べ・聞き・話して時間が過ぎていました。


途中で、3人で、畑にたわわに実る柿を採りに行き、それを土産にいっぱいいただき、特注品の山梨ワイン(一升瓶!)もいただき、大きな荷物を抱えて東京へ帰りました。


相棒は終始圧倒されたようでしたが、彼の母校の教授とK先生が親しいこともあり、すんありと溶け込んでいました。

実に刺激的な二日間のフィナーレにふさわしい、先生との濃密な時間でした。


番外編の勉強会を終えての帰りの特急「あずさ」で、われわれが爆睡していたことはいうまでもありませんぐぅぐぅ