お台場にある「船の科学館」に行ってきました。
3連休の最終日。
おもしろそうな映画もなく、
かといって街中を散策するにはあまりに暑いので
どうしよ~か
と困り果てていたときに、お台場の汐風公園にでも行こうかとなりかけたところで、
そういえば
いつも目にはするものの、船の科学館に行ったことがないことに気付きました。
ネットで調べたところ、
な、なんと
9月30日で休館となるうえに、入館料が700円 → 200円
これは、行かねば
ということで、早速、車で出動。
なんやかやで1時間ほどで到着。
結構子供連れで込み合っている。
やはり入館料200円の威力か。
展示順路に従って、1階から3階まで、ゆっくりと観て行く。
船の模型があるとつい立ち止まって解説を読み、姿を眺める。
日本海軍の艦船の模型は「がん見」してしまった。
(中学生の頃にプラモデルに凝っていたもんで)
船の歴史、日本の造船・海運・港湾の発展の歴史の勉強になります。
海上保安庁や海上自衛隊の解説も。
地上60mの展望大からの眺めはなかなかのもの。
屋外へ出て、係留されている砕氷艦「宗谷」を見学。
1936年に竣工したとのことで、確かに内部はせまいし、こんな小さな船で、よくもまぁ、赤道を越えて、南極まで行ったものだと感心してしまった。
アイスクリーム製造機があったり、エアコンが装備されたとの解説に思わずうなづく。
タロ、ジロを連れ帰った部屋も再現されています。
観測隊の人達は南極でも大変だったろうが、その往き帰りの苦労もハンパじゃなかっただろうな。
さらに隣に係留されている、青函連絡船「羊蹄丸」を見学。
さすがに「宗谷」に比べると内部が広い。
学生時代に北海道を旅行したときに、往復とも青函連絡船に乗ったことを思い出した。
青函トンネルは、本州と北海道を鉄道で結んでいるが、新幹線が通れる規格になっているだけでなく、
世間にはあまり知られていないが、有事の際には、
陸上自衛隊の戦車をはじめとした機甲師団が通れる
ように作られていることも思い出した。
なにがなんでも来たかったわけではなかったが、休館になること、200円で入れたことを考えたら、十分に満足
施設を出たところで、ソフトクリームを買ったのだが、カセット式になっていて、冷凍BOXから1個取り出して、セットするとうねうねとクリームがでてくるもの。
味はコンビニで売っているソフトの形状をしたアイスと同じ。
ちょっとがっかり
船の科学館の運営は日本財団がおこなっているが、ここは、もとは笹川一族が私物化していた船舶振興会だった。
これを思い出させてくれたのは、駐車場のわきに、母を背負う笹川良一の銅像があったから。
「世界は一家、人類は皆兄弟」
とちゃんと書いてありました。
まずまずの3連休になりました。