【第5日目】

フィレンツェのホテルの朝食はシンプル。
よって写真はなし。

  クロワッサン他のパン2種、サンドイッチ2種

  ジュース2種、ミルク、紅茶(ティーバッグ)、コーヒー
  これと別にエスプレッソ

  ヨーグルト

  リンゴとオレンジ(これをむいていただきましたが、とって~も甘くておいしい)



昨日の調査に基づき、8:30から入館できるドゥオーモのクーポラへ8:15に行く。

 すでに日本人をふくめて20人ほどが並んでいる。!!

前はフランスからきた年配のご夫婦。
われわれが日本から来たことを知ると、
東日本大震災と原発問題のお見舞いを言ってくれました。
彼らは2カ月の休暇のうち6週間かけて旅行しているということでした。

後ろに並んだのは、日本人の若いカップルラブラブ
かわいい彼女と背の高いイケメンの彼。
上海経由でローマに入り、昨日、フィレンツェへ。
今日の午後にヴェネチアへ行き、ローマへ戻って帰国とのことだった。
よく事前に調べて、効率よく観光しているようでした。
とても感じのいい二人でした。

500段近い階段をひたすら登るあせる
上に出てからの眺望はすばらしい目
ただし、高所恐怖症の私は1周したらベンチに座っていました。

奥さんが撮影した写真をアップしました。
ドゥーモの高さがわかります。
(欧州の歴史ある観光都市の中心部には近代的なビルはありません)

お父さんのささやかな幸せと抵抗-ドゥオーモからの眺め④
お父さんのささやかな幸せと抵抗-ドゥオーモからの眺め①
お父さんのささやかな幸せと抵抗-ドゥオーモからの眺め③

ビックリマークお勉強

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、フィレンツェにあるキリスト教・カトリックの教会。
フィレンツェの大司教座聖堂であり、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成される。
教会の名は「花の(聖母)マリア」の意。

巨大なドームが特徴の大聖堂は、イタリアにおけるゴシック建築および初期のルネサンス建築を代表するもので、フィレンツェのシンボルとなっている。
石積み建築のドームとしては現在でも世界最大である。

1296年から140年以上をかけて建設された。
外装は白大理石を基調とし、緑、ピンクの大理石によって装飾され、すこぶるイタリア的なゴシック様式に仕上がっている。
クーポラとランターン(採光部)は初期ルネサンス、そして19世紀に完成したファサード(正面)はネオ・ゴシックによる混成様式である。
全長153m、最大幅90m、高さ107m。
八角形の大クーポラの内径は43m。
聖堂の大きさとしては世界で4番目に大きい。


クーポラから降りたらそのまま大聖堂の入館の列に並ぶ!

10時の入館開始まで30分あるので、その間に
  奥さんがウフィツィ美術館まで行って、午後12:15の入館の予約を取ってきた。
日本を出るときに予約したもののConfirmationを入手できていなかったので・・・

よくがんばる奥さんです。

大聖堂への入り口ではよくあることですが、服装のチェックをしています。

   短パン、ランニング(タンクトップ)はNG

この日、奥さんはたまたま暑さに負けて短パンをはいていたので、ひっかかってしまいました。

この入場の列のまわりには、アジア系の女性は€8でショールを売り歩いています。

すぐさま入口そばにいた女性から妻はショールを買い、それを足元に巻いて、事なきを得ました。

とっさの行動でしたが€8を€5に値切っていました(笑)

ドゥーモの天井
お父さんのささやかな幸せと抵抗-ドゥオーモの天井

ドゥーモの正面
お父さんのささやかな幸せと抵抗-ドゥオーモ正面


大聖堂周辺の露天やスーパーを見て歩く。

トマトがおいしそうだったので6個買う。
    €0.69(80円弱)

いったんホテルへもどってトマトをかじる

   う   ま   い   音譜



あらためてウフィツィ美術館へ

ビックリマークお勉強

ウフィツィ美術館 は、フィレンツェにあるイタリアルネサンス絵画で有名な美術館である。

1591年より部分的に公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つである。
またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものである。
1982年に世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として認定されている。また、
Uffiziは英単語officeの語源でもある。 ← へ~~~

メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館であり、イタリアルネサンス絵画の宝庫である。展示物は2,500点にのぼり、古代ギリシア、古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェッリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロらイタリアルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、以後のバロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されている。



ヴィーナスの誕生  1483
お父さんのささやかな幸せと抵抗-ヴィーナスの誕生

ビックリマークお勉強

『ヴィーナスの誕生』は、ルネッサンス期のイタリアの画家サンドロ・ボッティチェリの作品で、キャンバス地に描かれたテンペラ画である。
縦172.5cm、幅278.5cmの大作で、現在、フィレンツェのウフィッツィ美術館が所蔵し、展示している。

この絵は、ギリシア神話で語られている通り、女神ヴィーナスが、成熟した大人の女性として、海より誕生し出現した様を描いている。

ローマ・カトリック教会の宗教的主題に従って、大部分の絵画が描かれていた当時の時代と場所を考え合わすと、紛れもなく異教的である。
ボッティチェリの多数の「異教的」作品が焼き尽くされた、サヴォナローラの異教撲滅の「虚栄の焼却」の炎を、このカンバス画が逃れえたということは驚きである。
ボッティチェリはロレンツォ・デ・メディチと大変親しい間柄にあり、友情とメディチの権力のおかげで、『ヴィーナスの誕生』はサヴォナローラの焚火や教会勢力の非難から守られたのである。



受胎告知  1472-75
お父さんのささやかな幸せと抵抗-受胎告知

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受胎告知(じゅたいこくち)はキリスト教の聖典である新約聖書に書かれているエピソードの1つ。
聖告(せいこく)、童貞聖マリアのお告げ、生神女福音(しょうしんじょふくいん)とも言う。
一般に、処女マリアに天使のガブリエルが降り、マリアが聖霊によってイエスを身ごもることを告げ、またマリアがそれを受け入れることを告げる出来事。

マリア崇敬の思想を背景として、キリスト教文化圏の芸術作品の中で繰り返し用いられるモチーフでもある。



美術館の中は、実に多くの絵画や彫刻があるが、圧倒的に宗教画が多い。
イエス様とマリア様は世界中で一番肖像画を描かれた人じゃないか、と実感した。


せっかく、フィレンツェにきたのだから、ヴェッキオ橋のショップで奥さんに円高の還元をする。

   ペンダントネックレス お買い上げ ¥


ヴェッキオ橋を渡り切り、右手へ足を向けて、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会へ

中へ入ると回廊があり、木々と明るい空間に心が休まる。

内部は静かで、厳かである。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会の中の回廊
お父さんのささやかな幸せと抵抗-S・M・デル・カルミネ教会

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サンタ・マリア・デル・カルミネ教会は隣接するカルメル会の修道院とともに、1268年に創設された。
施設は時代とともに拡大され、1回目は1328年フィレンツェ市が修道士達に城壁近くの土地の使用を許可したときである。
1464年には会議場と食堂が増設される。
17世紀まで続いた拡張工事の末、修道院は2つの回廊、
 -外部に近接して一つ(最も古い部分に含まれ、1490年に修復された)、奥に一つ(1600年から1612年までの間に創建当時の建築様式に沿って建設)—
を有することになる。
1771年、新しい木製浮き彫りの天井を製作中火災が発生、教会はほぼ全焼する。
幸いなことにブランカッチ礼拝堂は炎を免れるが、その他の建物は再建を余儀なくされる。


教会内部
お父さんのささやかな幸せと抵抗-S・M・デル・カルミネ教会フレスコ画


ヴェッキオ橋を渡って、中心部へ戻る。
途中、通らなかった道を歩きながら、ショップを見て回る。

ホテルへ戻り、一休みの後、夕食へ。

本日のディナーは

   ハウスワイン(白)フルボトル

   ガーリックトーストのブリスケット

   ボロネーゼ → イタリアに来て初めてのアルデンテニコニコ感激

   ピザ

帰り道に、お決まりのように、ジェラートをいただく。

やはり10kmは歩いたかな。

なかなか充実の一日でしたチョキ
   
~続く~