本日は、靖國神社にて「靖國神社第三回勉強会」でした。
都合六回目ですが三回目が延期になっていて今日が今年度最終です。

野田安平講師による解説は深く考えさせられる素晴らしいものでありました。

「招魂式」と言うものは、まだ研究されていないようであり、それまでの「招魂式」の模様を終戦まで全国にラジオ放送されていたようですが、これを理解する事が日本国を理解することを意味すると思います。

私は、先日の乃木神社での勉強会でも同じでしたが、神道、神社、皇室が日本から消えてゆく危機だと思います。

戦後、靖國神社へ合祀する基準は厚生省が遺族年金受給者認定基準を元に行われてきました。合祀された遺族からは、合祀取消を求める訴訟が提起され2011年に最高裁は合祀に違法性はないと判決。
キリスト教徒の遺族からは靖國合祀は受け入れれないとのことです。

一審・大阪地裁判決は「原告の主張する権利は直ちに法的利益と認められない」として請求を棄却。二審・大阪高裁判決は、国の靖国神社への戦没者名簿提供などが「宗教行為を助長する」として憲法の政教分離原則に抵触すると指摘したが、請求自体は退けた。

分民であった広田弘毅は軍人てもなければ軍属でもないとの理由で遺族は合祀に批判的です。

1890年、明治天皇は「教育勅語」を下されましたが、キリスト教義と相容れないと問題化した経緯があります。
そもそもは江戸幕府はバテレン追放をしていた訳で、当然キリスト教を含む排他的な宗教とは共存は難しいと思います。

モーセの十戒には次のようなものがあります。
1. 主が唯一の神であること
2. 偶像を作ってはならないこと(像崇拝の禁止)
3. 神の名をみだりに唱えてはならないこと

排他的な意味はお分かり頂けると思います。

今日は天皇誕生日でした。
午前中には紫色の幕が帰宅時には白幕に変わっていました。
例大祭では紫色の幕になることは知っていましたが、その日の内に白色の幕に変えるとは?
守衛さんに尋ねました。
「祝典を行う時間だけ紫色の幕にして終わると白色の幕に戻します。」
とのことでした。

皆様も、ぜひ靖國神社にいらっしゃる時は気にして見て下さい。

そして遊就館の展示室9「招魂斎庭」の部屋でラジオの実況中継を聴いてみて下さい。
日本人なら涙なしには過ごせません。
私は、日本人の心の原点を感じます。