20年ほど前のことである。
妻が校庭開放の見守り当番をした時、もう一人の母親は息子が学童に預けられる年齢を過ぎて家にいる時間が長くなり、子どもとどう接して良いか悩んでいると言う話を聞いて唖然とした。

共稼ぎでマンションを買うのが普通になっているが、なぜ、共稼ぎなのか?家計に女房の稼ぎを当てにするなど男として情け無い。家計が不足するならば土日に働けば良い。

そもそも、マンションを買う理由があるのか?同居を避けることが目的であろう。

それは夫婦、姑にとって利益(Benefit)なのかも知れない。その不利益のツケは子どもに回っている。昔はそれを「鍵っ子」と言っていた。「鍵っ子」のイメージは寂しい、孤独。

米国では、新マルクス主義勃興により公立学校に通わせず自宅で母親たちがホームスクーリングを行っている。日本ではポジティブ性教育が活発になっておりそもそもが左翼思考の強い文科省の教育指導要項に任せていれば、子どもはどんなになってしまうのか?

母親がしっかりしないと大変な結末が待っている。
小さいながらも自分の城を築いたつもりが、砂上の楼閣と言うことになっている。

子は宝、子は社会で育てる、母親同士で助け合え。

少子化対策=子育て支援
馬鹿と挟みは使いよう、金の使い方を大きく間違えている。

明治天皇御製

教育
いさをある人を
 をしえの親にして
おほしたてなむ
 やまとなでしこ

【世に功勲を残した人々を子育ての教えをあなた方に示す親と考えて、それぞれ自分の子(いうまでもないが、特に男子たち)を立派に(皇国に将来功勲を残せるような人として)育て上げてほしいものだ、皇国の女子たちは。(朕はそなたらにそう願うところである)】

下田歌子

「まことに揺籃を揺がすの手は、以て能く天下を動かすことを得べし。」

(一般階級に属する女性の)揺りかごを揺らす手こそが、社会を変革する力となります。