一泊二日、知覧の旅。

知覧は日本人が忘れた日本人の素晴らしさを思い出させてくれる場所でした。

人はなぜ、生きているのか?
このような疑問を感じたことはありませんか?
なんとなく、疑問が解けないままに、生きてきて目的が明確でないのに、ただひたすら仕事をして来た私にとって、ここで初めてその目的が見えた気がしました。

鳥濱トメさんは、小学校を出て丁稚奉公し、17歳で結婚し、27歳で富屋食堂を開き、40歳で陸軍指定食堂となり、43歳で特攻隊員との触合いから、90歳目前まで、自らの使命に生きた方でした。

トメさんのひ孫さんが語られる逸話には、至極の空間を感じられました。