2023.11.27 藤巻健史氏の投稿

日経新聞11月24日のエコノミスト360°視点の中で中空さんは「財政の膨張に懸念を強める声は、日本に限らず世界の若者らに共通している」と述べている。財政膨張は、我々高齢者が残した大借金を返すために、若者が税金を払うためだけに生きていかねばならなくなるのだから世界の若者が反発を強めるのは当然だ。しかしながら、日本の若者の中には、「我々が借金返済の面倒を見るから今は『もっと、ばらまけ、もっとばらまけ』と自分たちの首を絞める主張をしている人が多いと感じ驚かざるを得ない。編あ人や理論にごまかされていることに気がつかねばならない。もっともこのまま紙幣を刷り、ばらまきを続けるならば、貨幣価値が棄損し、ハイパーインフレになり、究極の財政再建が図れるからOKと思っているのかしらん?しかし、それは若者を含め国民には地獄だぞ。

ハイパーインフレになれば、円建金融資産と円建金融負債は相殺される。今でも徐々にそうなっている。茹でガエルは気づかないまま死ぬ。
この理屈を理解していないと、兌換を停止したニクソンショックの犠牲者になってしまう。
政府が信頼出来ないことを証明した。
政府要人は当然知っていて黙っている。
資本主義経済の終焉‼️