父親が大阪市城東区にて会社を創業して今年で70年。

その創業者の父親も35年前に亡くなり、以後母親、妻、4年前に43年の会社勤務を終え、現在は私が管理をしている。


主に賃貸住宅で、その他貸倉庫,駐車場,貸店舗の管理を行なっている。

家屋の所有者は居住者さんになっていて毎月地代をいただいている物件が20軒近くある。

いわゆる底地物件?


会社設立当時の昭和30年頃は住宅の建売りをメインにしており、一括で土地を購入し住宅を建てて個々に販売。


当時は土地より建物の価値が高く、購入者さんの予算や希望に応じて家屋だけ販売し、地代を頂くという形態や完全な賃貸など一棟のテラスにもいろんな契約が混ざっている。


この数年高齢の借地人さんから施設や息子さんの家に行くので家屋を買い取って欲しいとの申し入れが数件あり,築60−70年で実質価値はゼロだが、借地権について説明して納得のいく価格で買い取らせていただいています。








⚫︎残りの底地物件も出来れば私の代でスッキリさせてたい。


⚫︎今後とも継続して居住したい方には負担を増えなくて安心して住んでいただきたい。


◯この2点を解決する方法として考えたのが以下ご提案です。


「 借地人様へのご提案」


1、現在借地契約で住んでいただいている家屋を弊社が買い取らせていただき、現状のままで終身賃貸契約に切り替える。

これにより契約者様は幾らかの資金を手にして従来通りに居住することができます。


2、近年不動産会社が持家の買取手段として行っている「リースバック」と大きく異なるこの提案のポイント。

お支払い頂く家賃については居住者さんの大幅な負担増にならないように、従来から地代として支払っていただいている金額を基準に決定させていただきます。

更新料などの請求や物価上昇による値上げも行いません。


3、従来通り居住していただき、退居時に際しても家主に対しての原状回復義務は負いません。