環境: CentOS 5.5 x86
あと、前回の記事の
LinuxでRedmineを簡単に構築する
http://ameblo.jp/welx/entry-11013620677.html
で準備した環境にプラグインを導入していく。
---------- 以下、記事 ----------
Subversionのコミット時にメールで通知してくれるプラグインをRedmineに導入していく。
導入目的は、複数人で開発しているといつ誰がコミットしたのかリアルタイムで分からないため、コミットされたらすぐにメールで通知されるようにしたかったから。
(もちろんSubversion自体にもメール通知機能はあるが、なるべくredmineだけで実現させたかった)
使用するプラグインは diff_email というプラグイン。
redmine_diff_email
https://github.com/kahseng/redmine_diff_email
それでは導入していく。
# pwd ← pluginディレクトリ直下で作業する
/opt/redmine-1.2.1-1/apps/redmine/vendor/plugins
# /opt/redmine-1.2.1-1/git/bin/git clone git://github.com/kahseng/redmine_diff_email.git ← diff_emailプラグインのリポジトリの複製を作る
# /opt/redmine-1.2.1-1/ruby/bin/rake db:migrate_plugins RAILS_ENV="production" ← DBのマイグレーションを実行
# /opt/redmine-1.2.1-1/ctlscript.sh restart ← redmineを再起動する
プラグイン導入作業終了。
非常に簡単。
ブラウザからredmineにアクセスして、ログインユーザの「個人設定」の画面を確認してみる。
「Send diff email」という項目が増えている。
これにチェックをつけると自分が参加しているプロジェクトのリビジョンが更新された際に、差分内容と共に更新通知のメールが設定しているメールアドレス宛に届くようになる。
画像は管理者ユーザのものだが、管理者に限らず全てのユーザの設定画面に「Send diff email」の項目は表示されるため、更新通知メールを受け取りたい場合はチェックをつければOK
※但し、redmineの「SMTPサーバの設定」が済んでいること。
これをしていないとredmineからメール通知が行えないため。
コードやプロジェクト名等が丸々載っているためメール内容の画像は見せられないが、コミット後にちゃんとメール通知が届くところまで確認できている。
上記のプラグインを使用すれば、わざわざSubversionのメール通知機能を使用しなくても、redmineがあればメール通知できるため便利。
二人以上でソースファイルを弄る場合は、個人的には必須のプラグインだと思う。