生後3か月。
NICUから退院してきて2か月。
1歳までは病気が多くて、入退院もあるし大変だよと
ダウン症候群の先輩ママから教わっていたけれど、
予想に反して自宅で元気に過ごせました。
風邪もひきません。ありがたいことです。
ふいに、指しゃぶりができるようになりました。
指先を自分の意思道理に動かせることができたんだな、と感動しました。
長女の乳児期によく通った、市が運営している乳児の遊び場にも顔をだしました。
長女のときは、かなり頻繁に通っていたこともあり、
3~4年ぶりにひょっこり現れた私にも気づいてくださり、
ムスコの誕生を喜んでくださいました。
健康福祉センターと同じ建物にあるため、
ムスメの3歳半検診の時に、この遊び場に立ち寄ったことがありました。
産まれ来るムスコはダウン症候群なんだけど、ここに遊びに来ても差し支えないか聞いたのでした。
答えは『是非遊びに来てね』
その日にいた保育士さんが、たまたまお父様が養護学校の先生で、
よく生徒さんをおうちに招待してご飯を食べたりしていたと、お話くださいました。
『ダウン症の子はとっても素直でかわいいのよ。私は大好きよ。』
と言ってくださいました。
現実には、ダウン症候群を持つ子も性格は十人十色なんでしょうけれど、
妊娠中不安が勝っていた私には嬉しかったし、
健常の子と同じ場で遊べることもありがたいなと思いました。
その保育士さんとも対面。
保育士さん、涙して誕生を喜んでくださいました。
『たくさん悩んで、たくさん考えて、よくここまでこられましたね。』
と労っていただいた時には、私もウルウルしてしまいました。
たくさんの刺激を与えたいと思っていたので、
ムスコも通っていいよと言ってくださったことは本当にありがたく、
生後11か月の今も時間を見つけては通っていますが、
どのスタッフさんも可愛がってくださり、
『可愛い~!!連れて帰りたい!!』なんてリップサービスまでいただきます。
たまに、先生同士で、だっこの取り合い(私も私も!という感じで)のように
なることすらあります。
素人の私。ダウン症候群の方と接触が無かったので、今までの私なら
障害があるとわかったら引け腰になってしまうと思うのに、
保育士の先生方、本当にすごいし、毎度毎度頭が下がる思いで通っています。
この頃は小さすぎて、同じ月齢の子が少なく比べてしまうことは少なかったかなと思います。
更に数か月たつと、明らかに発達の差が出てきて、
健常の子の動きを目にしてぎょっとすることもありましたが、
1歳目前のいまでは、更に差が開きすぎて、明らかに追いつけるものではないと
思うくらいなので、脳みそが諦めたのか、比較して凹むことはやや減ったように思います。