ムスコは、3次救急である神奈川県立こども医療センターNICUから

 

地元病院NICUに、生後2週間で転院しました。

 

これは3次救急病院の高度な治療が必要なくなったということ。

 

転院できる状態にまで、よくなってきたということ。

 

喜ばしいことです。

 

 

神奈川県立こども医療センターの主治医には、

 

地元基幹病院にムスコの存在を知ってもらうことは重要なことだとも教わりました。

 

 

転院するころには、肺高血圧による常圧酸素のみが残っていて、

 

搾乳した母乳も哺乳瓶から飲めるようになっていました。

 

(まだまだ量は少なく、日齢12で出生時体重にギリギリ戻っていないくらい。)

 

 

 

転院先の病院では、2週間入院しましたが、

 

病院の方針なのか、主治医は決められていませんでした。

 

この2週間で医師から積極的な説明があったのは1度だけ。

 

シナジス(という、RSウイルスに対する予防接種)についてのみでした。

 

看護師にこちらから息子の状態を聞いても、知っている看護師に聞いてくるので

 

待っていてくださいね、と言われて、元気ですよ!との返事のみ。

 

 

正直、なんだかなー、という思いでした。

 

 

 

医師や看護師さんからの情報が無さ過ぎて、

 

ブログに書くネタもありません。

 

 

 

まぁね、酸素が切れるかどうかみるだけの元気な子、だったからなのかもしれません。

 

 

でも、全員合わせて多くて5人のNICU。もうちょっとよく見て欲しかったし、

 

これなら、酸素持って帰ってでも早く家に連れて帰った方がいいんじゃないか、

 

とも思いました。

 

 

 

もちろん、患者にとって必要な医療を施してもらえることが一番なのですが、

 

患者家族がいろいろな意味で納得するかどうかも、それに匹敵するくらい

 

大事なのだなと、身を持って感じました。

 

 

その後になって、私たち親の持つ子供に対する見方、感じ方が、

 

子どもにとっても大きく影響すると、あらゆる現場の方から教えていただき、

 

親が我慢すればいいんだ、という問題ではない、

 

患者家族の医療に対する納得度や説明が十分だったかどうかが、

 

患者に対する医療やその後の生活の質を左右することになるとわかりました。

 

 

 

だからと言って、いまならその時なんて言ったのか、と言われても、

 

もっとじっくり保育してくださいとか、もっと詳しく様子を教えてくださいなんて、

 

なかなか言えないよな、と思う私です。

 

 

とっても難しい問題です。

 

 

 

 

その他、ムスコの1か月健診、私の1か月健診をいつどこで行うかも、

 

この病院とは若干揉めて、

 

(毎日面会に行っているのに、聞いても1週間くらい返答なく、

 

 退院間際に散々電話がかかってきて、違う情報を掴まされ、

 

 ムスコを産んだ神奈川県立こども医療センターに確認の電話をしたら、

 

 どちらも予約が取れていなかったというアリサマ…)

 

直接的な医療はともかく、報連相に難ありだな、、と感じました。

 

 

 

 

 

この病院では、ムスコのシナジスを月1回打つことになりました。

 

この記事を書いている今は生後10か月ですが、

 

やっぱりムスコの主治医は、この病院には存在しないそうで、

 

シナジスも毎回初めましての先生です。

 

たんなる予防接種なので、それについては割り切っていて、何とも思わなくなりました。

 

 

シナジスで毎月この病院にかかっているので、

 

高熱を出した時の救急外来で見てくれるし、カルテがあるので、

 

ムスコのこれまでをイチから説明しなくても済むし、

 

そういった意味では、安心してかかることができました。

 

でも、この病院で主治医はいるのですか?との私の問いに、

 

主治医は神奈川県立こども医療センターなんでしょ?と返され、

 

まぁそれはそうなんだけど、言い方・・・と、モヤモヤしたこともありました。