日齢13いよいよ地元基幹病院NICUへ転院です。
私はこの日、地元病院で待ち合わせになっており、そちらに向かいました。
ムスコが生まれて初めて乗る車は、ドクターカーになりました!
医師と看護師と一緒です。
病院で待っていると、サイレンを鳴らして入ってくる救急車が。
2台到着し、そのうち1台がムスコの乗るドクターカーでした。
思ったよりも厳重に見える、物々しい保育器。ストレッチャーに乗せられて、
見慣れた医師と看護師さんとともに入っていきます。
本当に、移動式NICUです。
はたから見たら、本当に重症な赤ちゃんが運ばれていったぞ~!
という感じです。
準備万端でムスコを待つはずが、
事前の指示と当日病院スタッフの言っていることが違っていて、
病院内を行ったり来たりすることになりました。
書類も書かなくてよいと言われていたのに、たくさんサインをさせられました。
会計を含む事務手続きが本当にダメダメなことは知っていたのですが、
コロナも流行っていて、無駄にウイルスを持ち込みたくないのに、
(この病院、ニュースになるほど院内で大クラスターが発生していました。)
いろいろ病院内を歩き回りサインした挙句にNICUに向かわなければいけないこと、
事務職員の対応などに、とてもイライラしたことを思い出します。
医療現場って、こういうことも含めて医療のうちで、
患者や患者家族にとっては、とても大切なことなんだと、強く思いました。
神奈川県立こども医療センターでは、そういう意味で、病院内の全てのスタッフさんに
本当によくしていただいていたのだと思います。ありがたいことです。
たくさんの事務手続きが終わり、たくさん待たされ、
ようやくNICUに入れました。
でも、面会は1日1時間…。
この頃神奈川県立こども医療センターでは12時~22時まで面会可能だったので、
想定内とはいえ、ショックでした。
1時間って、直接母乳の練習をして終わり、くらいです。
NICU内の面会者が一人になるようにスケジュールが組まれていました。
NICU内には、3人~5人ほどの赤ちゃんが入院していました。
移転も決定しているくらいとても古い病院なので仕方がないのですが、
小学校の空き教室みたいな暗い空間でした。
なんだか心細くて、大丈夫なのかなぁ…と
その日はオットにずっと言っていました。
後日、神奈川県立こども医療センター新生児科のブログで、
ムスコの転院時の様子を写真付きで知らせてくださいました。
ドクターカーや保育器、準備万端用意され、
看護師長さんたちに見送られて出発していきました。
私たちが立ち会えなかった様子まで知らせていただき、
本当に嬉しかったです。ありがとうございました。