分娩時間7時間23分。無事出産しました。

 

第1子の42時間超の出産を思い出すと、比べ物にならない安産でした。

 

 

 

出産直後、すぐ…ではないけれど、まぁまぁすぐに(?)

 

産声を上げました。

 

おお、自力で泣いたな。自力で呼吸はじめられたんだな。と思いました。

 

なんだか野太い声です。。

 

 

ムスコは処置室?に運ばれ、ざっとキレイにしていただきました。

 

そして、鼻に酸素チューブを付けられて、分娩台に横たわる私のもとへ。

 

出産直後にカンガルーケアができました。

 

すぐにNICU行きになる可能性が高いと思っていたので、嬉しかったです。

 

 

まだあまりよく見えていない目で、私のことを見てくれました。

 

そして、手をパーにしました。ん?手を振って、やぁ!って挨拶してくれてるの?

 

 

その手指は、とても太く短く、手のひらは分厚く、カメノテみたいでした。

 

その手を見て、間違いなくダウン症候群だな、と思いました。

 

 

手のひらのしわを見ると、いわゆる猿線(手のひらの横のしわが一本)ではなく、

 

両手ともに2本ありました。

 

私が猿線なので、息子が猿線でも遺伝だ!と言い張る準備をしていたのに(^^;

 

でも、手の形を見て、まぁこれはダウン症候群だな、と思ったのでした。

 

 

 

取り上げてくれた担当医『思ったより大きかったですね!』

 

ダウン症候群の赤ちゃんは少し早く生まれる傾向があるからか、小さ目のようですが、

 

ムスコは2699gでした。ムスメ(2780g)とあまり変わりませんでした。

 

 

顔が真っ赤でした。だから、赤ちゃんなんでしょうけれど。

 

 

全体的には、むっくり大きくて、元気そうです。なんだかホッとしました。

 

 

 

 

 

 

面構えが・・・

 

ダウン症候群、というよりも、

 

オトコ!!!!!オス♂だぜ!!!!!という顔立ち。

 

第1子がムスメだったからか、

 

やたらオトコくさい顔立ちで、びびりました。

 

ダウン症候群ぽい顔立ちにがっくりするのかと、心の準備をしていたけれど、

 

不意に、別の角度からぎょっとした、というか、びっくりしました。

 

 

 

顔を見て、目が合って。

 

産まれてきてありがとう。よくお腹の中で頑張ってくれたね。

 

よく頑張って産まれてきてくれたね。

 

会えて嬉しいよ。ありがとう💛

 

と、心の底から思いました。

 

 

 

 

ムスメの時にも、生きて会えて嬉しいよって思ったけれど、

 

今回は違う意味でそう思いました。

 

今思い返すと、重い合併症の無かったムスコの一番の命の危機は、

 

NIPT陽性になり、妊娠を続けるかどうか、私たち家族が正面から考えていた時でした。

 

 

 

 

 

 

陣痛室へ置いてきた私の荷物から、助産師さんがスマホを持ってきてくれました。

 

ムスコとのツーショットをたくさん撮ってくれました。

 

 

 

そして、待ち受けていたと思われる新生児科の医師が

 

『この度は出産おめでとうございます。

 

 元気な状態で産まれてくれてよかったと思います。

 

 ただ、少し呼吸が苦しそうな所見がありますので、

 

 このままNICUに私が運んで、見させてもらおうと思います。

 

 一緒に過ごせないというのは、お母さんにとってつらいと思いますし、

 

 そんな心の準備をされていないと思うので・・・云々・・・』

 

 

いえいえいえ、心の準備十分でございます。

 

そうなろうことと思っておりました。

 

お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

というと、ムスコはNICUに運ばれて行きました。

 

 

 

安心安心!下手に母子同室なんて言われて急変しても、

 

私素人だしわかんないもん。

 

しかも、一人でグッスリ寝れるし休める!アリガトーーー!!!

 

というのが、素直な気持ちでした💛

 

 

 

2時間分娩室にいる間に、夫と娘(両親もいたと思う)のいる家と、義理の母に電話しました。

 

第1子が難産だったので、すぐ産まれてみんなびっくり。

 

 

 

様子を見に来てくれる助産師さんとの話す中で、

 

胎盤の話になり(なんでだかは忘れてしまいました)

 

胎盤を見せてもらえることになりました。

 

すると、きれいに広げて持ってきてくれました。

 

1か所穴が開いていて、ここから破水して生れ出たとのこと。

 

へその緒も長く伸ばして見せてくれました。

 

 

妊娠継続するか真剣に考えていた時にも、この胎盤はしっかりムスコに

 

酸素と栄養を送り続けてくれました。

 

そう思うと、胎盤にも感謝。感無量でした。

 

スマホで胎盤の写真も撮りました。

 

すごく記念になったし、後々ムスメにも見せられて良かったです。

 

(ぎょっとされる方も多いでしょうね。私、解剖もたくさんやってきたし

 

 比較的慣れているんですね、きっと)

 

 

 

2時間後、分娩室から母性病棟の自分のベッドへ移動。

 

点滴ミスった痛さが酷く、腕を心臓より上に持ち上げて、

 

キョンシー(古すぎる…)状態で移動。。

 

車いすで連れて行ってくれました。

 

初日はどんなに状態の良い人でも、トイレへやNICUへの移動は

 

必ず車いすで移動してもらっています、と言われました。

 

第1子であんなにつらかったのに歩け!!と言われたのとは雲泥の差。

 

おかげで、トイレで気を失うこともありませんでした。

 

 

 

赤ちゃんに会いたければ、24時間いつでもNICUに連れていきますから

 

遠慮なく言ってくださいね、と言われたものの、

 

休みたくて2回くらい断りました。

 

 

 

 

NICUで初めの検査をして、その結果が3時間後くらいに出るので、

 

旦那さんを呼んでと言われており、

 

その時ムスコと会えることになっていたので、

 

その後の面会は、夕方5時半ごろでした。