オリンピックで一番楽しみにしていた競技。

ソフトボール!

 

今回アメリカとの決勝戦で、

一度降板した上野選手が再度マウンドに上がった時の

「打たれたら取るから後ろは任せて!」という選手一人一人の心の中が

透けて見えるかのような、あの野手たちの一体感。

痺れました。

 

上野選手が勝利後のインタビューで、

「後藤が顔面蒼白で、いっぱいいっぱいで投げてくれたのを見て、

もう逆に自分がやってやるんだという気持ちに奮い立たせてもらった」

と語ったのを見て、ああ、なんて優しい人なんだろう、と思いました。

 

その上野選手のお人柄を表すように、

バッターボックスに入った選手はそれぞれ「上野さんの為に打ちたい」と言う。

上野選手は「ずっと私を育ててくれた宇津木監督の為に勝ちたかった」と言い、

宇津木監督は「上野のお陰で勝てた」と。

 

「自分でない誰かの為に」

その気持ちは、勝利への強力な原動力になる。

 

競泳で2つの金メダルに輝いた大橋選手は、

最初の400m個人メメドレーで金メダルを獲得した際、

「平井先生に褒められたくてこれまで頑張ってきた」

と、涙ながらに語っている姿が印象的でした。

 

体を張ったタックルで有名だった

元オーストラリアラグビー代表のデービット・ポーコック選手は、

何かのインタビューで(うろ覚えですが...)、

「いいタックルをするとチームメイトが褒めてくれるんだ、それが嬉しくて続ける」

と、言っていました。

 

人間は、人との繋がりの中で生きている。

だから、誰かに褒めれることって、やっぱり嬉しい!!!

お金はもちろん生きてゆく上で大切で仕事の対価として欲しいけど、

それだけじゃ、ぜんぜん楽しくない。

自分が頑張って成果が出た時に、

喜んでくれたり褒めてくれる人がいるなんて、最高だ。

 

人に喜んでもらえる仕事をしようと心に誓ったのです。

 

ソフトボールのキラキラした女性たちを見て、

そんな風に思ったのです。

 

写真は全く関係ないですが、

家の観葉植物に新しい芽が出て葉っぱが開きました。

生まれたては、ツヤツヤしてて可愛いです。