手術した週の金曜日が祝日ということもあり。

手術の2日後の3月19日(木)に、

A先生の診察があり予定通り21日に退院が決まりました。

 

その頃から本格的に新型コロナウィルスの影響が出てきて、

家族であっても面会が禁止となりました。

 

4人部屋でしたが、お二人は退院されてゆき、

私と私の前のベッドで同じ日の午前中に手術された方の二人きり。

とても緩やかに時が流れていました。

 

食事もこの日の朝に全粥、昼からは普通食に戻り元気に食べて、

体調は良かったので、とにかく暇。

 

課せられている「便を出す!」

というミッションの為沢山歩かないといけないので。

あえてコンビニで500mlのお水を1本購入し、

無くなったらまた買いに行くようにしていました。

 

でも、病室は7階でコンビニは地下3階だったので行くのはエレベータだし、

大した距離を歩いてないなぁ…と思っていました。

 

病院のエレベータホールは吹き抜けで、

ふと下を覗くと、ひとつ下の階のホールには飲み物の自動販売機があり、

家族とホールでお話している人がチラホラ見受けられました。

 

7階から下のホールに行くのにゆるやかな階段があることに気づき、

初めての階段にチャレ〜ンジ!!!

 

筋トレをやっていたせいもあり妙な自信があって、

勢いよく階段を降りたところ「ピキ!」っと腹部に痛みがありました。

 

傷口の引きつりだったと思うのですが、その時はドキドキ…

病室に戻り看護士さんに相談すると、「腹圧をかけるのはよくない」とのこと。

(まだ術後2日…今思うと無謀ですね)

 

この出来事で、すっかりお腹に力を入れることが怖くなり、

"便を出す"というミッションを自力で成し遂げる自信を喪失…

結局、看護士さんから下剤をいただくことでコンプリートしました(笑)

 

その後退院まで順調でしたが、

「怖くて力めないと便秘になるので無理せず下剤に頼ってくださいね」

と、看護士さんにアドバイスいただき、退院後も頼っています。