こんにちはコーヒー屋です。
今日は紅茶の話をしようと思います。
皆様は「ティードリップ」はご存知でしょうか?
簡単に言うと紅茶をドリップ方式で入れようというものです。
正直、資料が少ないので、わざわざハンドドリップで紅茶を入れることにどのような影響があるかよくわかりませんが、興味があるので、実際に行ってみてその感想を書いていこうと思います。
1、まずリサーチしてみた
まずどのようなものなのか知る必要があったので、調べてみることにしました。
すると、このようなお店を発見しました!
こちらでは、日本茶をハンドドリップで入れてくれるそうです。実際の入れ方を見てみるとドリッパーに茶こしをセットして、そこに茶葉を入れてドリップを行っていました。そこで、今回はこのやり方を参考に自分なりにレシピを作っていこうと思います。
2、ティードリップレシピの考察
では、改めてレシピを作っていこうと思います。まず考えたのは、どのドリッパーを使うかです。
なぜなら、ドリッパーによって、お湯の落ちる速度は変わってくるからです。茶葉が十分に開くように、湯が落ちる速度がゆっくりなものを選ぶ必要があると考えました。そこで、思いついたのがこちら!
ドリルドリッパーです。
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ドリルドリッパーとは、SサイズとMサイズのアタッチメントを切り替えて使うことで、お湯が落ちていく速度を特に意識しなくても簡単に調整できるという特徴があります。速さ的には、Sサイズのアタッチメントでは、メリタなどの一つ穴よりもゆっくり落ちていきます。蒸らしの時間が味に直結するお茶を入れるにはこれ以上ない器具かと思います。金属フィルターも考えましたが湯と茶葉が触れている時間を考慮してペーパーフィルターを使います。
実際に、特に何もセットせず、ドリルドリッパーに水を135g注いで、落ちる時間を計ってみるとなんと約1分50秒かかりました。これは期待できます!
次に考えたのは、茶葉の量です。湯はたまらずに通り抜けていくので、濃度の不安がありました。そこで、普段は3g程度ですが、今回は5gで行います。
以上のことを考慮して以下のレシピを作りました。
【レシピ】
茶葉:5g
湯量:300g
注湯時間:3分
で入れていきます
2、実際に紅茶を抽出してみる
今回お手伝いいただく茶葉は「セイロン」です。
①あらかじめ、ドリッパー、サーバー、カップを温めておく
自宅のサーバーが割れてしまったので、カップにじかにドリッパ―を乗せます。
②茶葉をペーパーにセットして最初に浸るぐらい湯を注ぎ、30秒間蒸らします。
③だいたい2回ぐらいに分けて湯を注ぎ、3分で全部注ぎ切るようにします。
④完全に湯が落ち切ったらできあがり
まとめ
今回、ティードリップ初めてやってみましたが、とってもスッキリとした味わいで、コクや甘味が強く出たと思います。その代り、香りが少し控えめかなという印象を受けました。実際、ティードリップはコーヒーのドリップパックみたいなものに茶葉を入れて、それが浸るように湯を注いでいるものが多くて、ドリップでも何でもないじゃん!って思っていましたので、違いを出すためにハンドドリップという形でレシピを考察していきました。
コーヒーに限らず、こういうことを考えているときが一番楽しいですね!ほかのドリッパーでやってもおもしろそうだと感じました。ぜひ、いつもと違ったお茶の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?
では、素敵なティーブレイクを🍵