こんにちはコーヒー屋です。

今日もコーヒーの話をしようと思います。

 

今回はドリップポットです。

 

 

 

ドリップポットはコーヒーを入れるときには欠かせない器具の一つです。普通のケトルと違う所は、注ぎ口が細く、長くなっているのが特徴です。

 

 

様々な種類のものが各メーカーさんから出ていますが、今日は私がコーヒーを始めた時からずっと愛用しているドリップポット、もう8年間、付き合っている「月兎印シリーズ」をご紹介しましょう。

 

1、月兎印シリーズとは?

 

月兎印とは、生活用品全般を扱う、株式会社フジイのオリジナルブランドです。ブランド誕生はなんと大正15年まで遡ります。当時は「藤井商店」と名乗っていました。月兎印により、日本における琺瑯(ホーロー)文化を作り上げ、以降琺瑯製品は家庭用、業務用など様々なシーンで使用されています。


「ゲット」という愛称でも親しまれている月兎印シリーズは、一点一点、琺瑯メーカー・野田琺瑯の熟練職人の昔ながらの手作業によって生み出されているそうです。そのこだわりと丁寧なつくりが、現在でも、コーヒーのみならず、多く人に親しまれてます。

 

2、月兎印を長年使っている理由①:かわいらしいフォルム

 

琺瑯の光沢感やその形状がとてもかわいらしい月兎印シリーズ。どこに置いても生活シーンに溶け込むスマートなフォルムがすごく良いです。色の豊富で、そのバリエーションは確か8色ぐらいだったと思います。

 

ちなみに、月兎のドリップポットには、真ん中あたりにロゴシールが貼ってあるのですが、これははがさないのがおススメです。ブランドロゴは非常にかわいらしいので、残した方が自分的には良いと思います。例えるならNEW ERAキャップのあのシールみたいなものだと思ってください。

 

たぶん買いたてのときに自分ではがしたと思うのですが、なぜはがしたのか、あの時の自分を小一時間問い詰めたい笑

 

3、月兎印を長年使っている理由②:コーヒーを美味しくドリップするのに最適な、流れるような細い注ぎ口

見た目もすごく気に入っているのですが、それよりもドリップポットとしてのスペックも高いです。まず、普通のドリップポットと月兎印のドリップポットの注ぎ口を比較してみましょう。

 

 

 

まず、普通のドリップポットの注ぎ口ですが、斜めにスパッと切られているように見えます。

 

 

 

 

次に月兎印は素直に斜めまっすぐではないのがお分かりいただけますでしょうか?微妙に下半分ぐらいがわずかに丸みを帯びています。私はこの部分を月兎の「うにょっ」と呼んでいますが、この「うにょっ」が注湯の細かい調整を可能にします。つまり、注ぎの速度調整がしやすいのです。

 

 

わかりにくくて申し訳ございません泣

実際の使用感はとても使いやすいです。1滴ずつの注ぎまで調節できるので、注湯速度の調整は非常にしやすいです。

 

4、月兎印を使う上での注意点

 

①ホーロー故に温度を伝わりやすい

ホーロー製品という性質上、温度を伝える速度が早く、持ち手が熱くなりやすいです。直接火にかけてお湯を沸かすこともできますが、その場合、持ち手はたいへん熱くなるので注意が必要です。できれば、別でやかんで湯を沸かし、それを移す方が温度の調節もできるので、おススメです。

 

②フタが取れやすい

月兎印のふたはほとんどただ乗っかっているだけの状態です。なので、傾けすぎるとふたが落下する恐れがあります。喫茶店やカフェで月兎を使っているお店は、ふたを外して運用しているところもおおいので、心配な方は外して下の画像のようにして使うと良いでしょう。


 

まとめ

月兎印のドリップポットは登場から約30年経った今でも人気の商品です。かわいい見た目ももちろん良いですが、見た目だけでなく、ドリップポットとしての性能も非常に良く、私もコーヒーを始めた時からずっと使用しています。一つ一つ手作業によってつくられた職人の技術が込められたこの月兎シリーズ。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

 

では素敵なコーヒーブレイクを☕

 

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