キリストの血への奉献


私たちを愛し、貴方の御血によって私たちを罪から解放して下さった主イエス、私は貴方を崇拝し、貴方を祝福し、生きた信仰をもって貴方に身を捧げます。貴方の聖霊の助けを借りて、私は貴方の血の記憶によって生かされている私の全存在を、貴方の王国の到来の為の神の意志への忠実な奉仕とする事を約束します。罪の赦しの為に流された貴方の血を通して、あらゆる罪から私を清め、私の心の中で私を新たにして下さい。そうすれば、正義と聖さに従って創造された新しい人のイメージが私の中でますます輝きます。人類間の神との和解の印である貴方の血によって、私を兄弟的交わりの従順な道具として下さい。貴方の慈愛の最高の証拠である貴方の血の力によって、命を捧げるまで貴方と私の兄弟たちを愛する勇気を私に与えて下さい。おおイエスの救い主よ、貴方の一滴の血と結びついた私の一滴の血が世界の救いに役立つ様に、毎日十字架を背負える様に私を助けて下さい。おお、貴方の恵みによって神秘的な体を生き返らせる神の血よ、私を教会の生きた石にして下さい。クリスチャン間の一致への情熱を私に与えて下さい。それは、全ての人々が真の神を知り、愛し、仕える事ができる様に、教会における数多くの宣教の召命にインスピレーションを与えます。おお、最も尊い御血よ、解放と新たな命の印よ、私に信仰と希望と慈善活動を貫き通させて下さい。そうすれば、私は貴方の印を受けて、この追放地を離れ、約束の楽園に入り、永遠に貴方に賛美を歌う事ができます。救われた全ての人と共に。アーメン。


御血を讃えるチャプレット


チャプレットの朗読には、ミステリーの数に等しい7つの柱の冠が使用されます。聖母の為に1つのビーズとグロリアの為に5つのビーズ。然し、最後のミステリーには3つのグロリアがあり、それらは冠章の十字架の近くのビーズで唱えられます。


おお神よ、来て私を救って下さい。主よ、急いで私を助けて下さい。父と子と聖霊に栄光あれ。最初の頃もそうだった様に、そして今も、そして永遠に、そしてこれからも。アーメン。


第1連


イエスは割礼で血を流される


「割礼のために定められた八日間が終わると、彼の名はイエスと呼ばれました。」(ルカ 2,21)


人を造られた神の御子イエスよ、私たちの救いの為に貴方が流した最初の血が、貴方の御名の光と恵みの喜びの中で、人生の価値と、信仰と勇気を持ってそれに直面する義務を私たちに明らかにして下さいます様に。


「主祷文」1回「栄唱」5回


主よ、貴方がご自分の尊い御血で贖って下さった貴方の子供たちを助けて下さる様お願いします。


第二連


イエスはオリーブの園で血の汗を流す


「戦いに入った時、彼はより激しく祈り、彼の汗は地面に落ちる血の滴の様になった。」(ルカ 22,44)


おお神の子よ、ゲッセマネでの貴方の血の汗が私たちの中に、貴方の愛を奪い、私たちの人生を悲しくさせる唯一の真の悪である罪への憎しみを呼び起こします様に。


「主祷文」1回「栄唱」5回


主よ、貴方がご自分の尊い御血で贖って下さった貴方の子供たちを助けて下さる様お願いします。


第三連


イエスは鞭打ちで血を流す


「そこで(ピラトは)彼らの為にバラバを釈放し、イエスを鞭打った後、十字架につけるため引き渡した。」


おお主よ、鞭打ちの血が私たちに純潔を愛するよう促して下さいます様に。そうすれば私たちは貴方の友情の親密さの中に生き、澄んだ目で創造の驚異を熟考する事ができます。


「主祷文」1回「栄唱」5回


主よ、貴方がご自分の尊い御血で贖って下さった貴方の子供たちを助けて下さる様お願いします。


第四連


イエスは茨のある冠で血を流す


「彼らは彼の裸を剥ぎ、緋色のマントを着せ、茨の冠を編んで頭に置き、右手に葦を持たせました。それから彼らは彼の前に跪いて「万歳、ユダヤ人の王!」と彼を嘲笑した。(マタ 27、28-29)


おお主よ、茨の冠の血が私たちの利己主義とプライドを打ち砕き、私たちが貧しい兄弟たちに謙虚に仕え、愛を育む事ができます様に。


「主祷文」1回「栄唱」5回


主よ、貴方がご自分の尊い御血で贖って下さった貴方の子供たちを助けて下さる様お願いします。


第五連


イエスはカルバリへの道で十字架を背負って血を流す


「そこで(ピラトは)十字架につけるため彼を彼らに引き渡しました。彼らはイエスを連れて行き、十字架を背負って、ヘブライ語でゴルゴタの頭蓋骨と呼ばれる場所に向かって出発した。」(ヨハネ 19,16-17)


おお、世界の救い主よ、カルバリへの道で流された血が私たちの道を照らし、私たちが貴方と共に十字架を背負い、私たちの内で貴方の情熱を完了できる様に助けて下さいます様に。


「主祷文」1回「栄唱」5回


主よ、貴方がご自分の尊い御血で贖って下さった貴方の子供たちを助けて下さる様お願いします。


第六連


イエスは磔刑で血を流す


「彼らはスカルと呼ばれる場所に来ると、彼とそこにいる犯罪者たちを1人を右に、もう1人を左に十字架につけました。イエスは「父よ、彼らをお赦しください。彼らは自分たちが何をしているのか分かっていないのです」と言いました。(ルカ 23,33-34)


おお、私たちの為に犠牲となった神の子羊よ、私たちに罪の赦しと敵への愛を教えて下さい。そして主の母であり私たちの母である貴女は、尊い御血の力と富を私たちに明らかにして下さいます様に。


「主祷文」1回「栄唱」5回


主よ、貴方がご自分の尊い御血で贖って下さった貴方の子供たちを助けて下さる様お願いします。


第七連


イエスは脇にある槍に血を注ぐ


「然し、彼らがイエスの所に来ると、イエスが既に死んでいたので、足は折らなかったが、兵士の1人が槍で脇腹を刺したので、すぐに血と水が出てきた。」(ヨハネ19:33-34)


おお、私たちの為に貫かれた愛すべき御心よ、私たちの祈り、貧しい人々の期待、苦しみの涙、人々の希望を歓迎し、全人類が貴方の愛と正義と平和の御国に再会できます様に。


「主祷文」1回「栄唱」3回


主よ、貴方がご自分の尊い御血で贖って下さった貴方の子供たちを助けて下さる様お願いします。


出典元・Coroncina del Preziosissimo Sangue(イタリア語・Google翻訳)






おはようございます。昨日は「御血を讃えるチャプレット」専用ロザリオを製作しました。実は、この御血を讃えるチャプレット…私は「いと尊き御血のチャプレット」と勘違いしてました。でも、いと尊き御血のチャプレットは6連、御血を讃えるチャプレットは7連なんだよね…


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