ハンドメイドのもの


    
聖ルイ・デ・モンフォール

1637年1月3日、フランスのブリタニーに生れる。聖職者となった後にマリアの導きの下に「天主の英知の娘達」の信徒団を創立した。またこの時よりロザリオとマリアへの真の信心の為の説教の使徒職を始めた。聖人はまたフランス中の幾つかの教区より追放されたヤンセニズムの誤りに対し力強く非常に有効な説教を行った。また「聖母に対する真の信心」「聖母の秘密」など聖母信心に関して特に知られている著作を残した。また1715年にはマリアの為の宣教会を組織した。1716年帰天。1947年教皇ピオ12世によって列聖。「マリアへの真の信心」において聖人は、マリアによって聖化された霊魂の軍団が、悪魔共及び反キリストを打ち破る際の聖母の道具になるであろう事を預言した。サタンがこの世において力を獲得すると共に、新しきエバなるマリアは更に勝利し給いて彼の頭を踏み砕きます。

<聖ルイ・デ・モンフォールの連祷>
主憐れみ給え▲キリスト憐れみ給え。
主憐れみ給え▲キリスト憐れみ給え。
キリスト我らの祈りを聴き給え▲キリスト我らの祈りを聴きいれ給え。
天主なる御父▲我らを憐れみ給え。
天主にして世の贖い主たる御子▲我らを憐れみ給え。
天主なる聖霊▲我らを憐れみ給え。
唯一の天主なる聖三位▲我らを憐れみ給え。
めでたしマリア▲我らの為に祈り給え。
聖ルイ・マリー・デ・モンフォール▲我らの為に祈り給え。
受肉した英知なるキリストの熱烈なる使徒▲我らの為に祈り給え。
聖心の賛美の歌い手▲我らの為に祈り給え。
マリアの内にイエズスを愛し奉る奴隷▲我らの為に祈り給え。
主の侍女の忠実なる子息▲我らの為に祈り給え。
至聖なるロザリオの使徒▲我らの為に祈り給え。
救い主の御母の宣教者▲我らの為に祈り給え。
貧しき者及び悩める者の下僕▲我らの為に祈り給え。
孤独及び祈りの御者▲我らの為に祈り給え。
禁欲の驚き▲我らの為に祈り給え。
司祭及び宣教師の模範▲我らの為に祈り給え。
御聖体の熱心なる奉仕者▲我らの為に祈り給え。
真理の恐れなき闘士▲我らの為に祈り給え。
御聖体の信心の回復者▲我らの為に祈り給え。
貧しさ及び天主の御摂理への委ねの驚き▲我らの為に祈り給え。
天主の者らの教師▲我らの為に祈り給え。
信徒団の創設者▲我らの為に祈り給え。
終末の使徒▲我らの為に祈り給え。
教皇及び司教らの従順なる協力者▲我らの為に祈り給え。
天主の御顔を見奉り給う御身▲我らが為に信仰における忍耐を得させ給え。
限りなき慈悲の内に輝き給う御身▲我らが為に純なる愛の賜物を得させ給え。
新しきエルサレムに住まい給う御身▲我らが為に祈りの精神を得させ給え。
子羊の王座の御前に立ち給う御身▲我らが為に十字架の英知を得させ給え。
主の御母の黙想なる御身▲我らが為にマリアへの真の信心を得させ給え。
キリストの使徒らと共に生き給う御身▲我らが為に宣教者らの熱意を得させ給え。
諸聖人との交わりの内に加わり給う御身▲我らが為に教会への愛を得させ給え。
御国の卓にて座し給う御身▲我らが為に栄光の冠を得させ給え。
天主の王座の御前に力強き執成し手なる御身▲我らの祈りを聴き容れ給え。
(ここで各自の意向を述べる)

祈願
「ああ聖霊の御力において聖ルイ・デ・マリーを十字架に磔にせられ給いたるキリストの使徒、及び童貞マリアの信心深き子息となし給いし天主よ、聖人の手本及び執成しによりて、我らの洗礼の精神の内に新たになし給い、かつ唯一の天主、御身と聖霊と共に世々に生きかつしろしめし給う御者、我らの主イエズス・キリストに常に忠実ならん事を聴き容れ給え。アーメン。」

人となり給うた永遠の知恵、イエズス・キリストに聖母マリアを通して自己を奉献する祈り(聖ルイ・ド・モンフォールによる)
「ああ人となり給いし永遠の知恵!ああいとも甘美にしていとも賛うべきイエズス!真の神にして真の人、永遠の御父と永遠に処女なるマリアの御ひとり子!永遠の内に御身の御父の御胸と御輝きの中に在す御身を、我深く賛美し奉る。また御身の御託身の時、御身の最も相応しき御母に在すマリアの至純なる御胸の中に在しし御身を我賛美し奉る。御身が我を悪魔の残酷なる奴隷の身分より救わんが為、御自ら奴隷の姿をとり給いて、御自身を無となし給いし事を、我御身に感謝し奉る。わけても、御身が我を御身の聖なる御母マリアを通して御身の忠実なる奴隷となさんが為、彼女に御身御自身を委ぬる事を善しとされ給いし故に、我御身を賛え、栄光を帰し奉る。されど、ああ悲しきかな。恩知らずかつ不忠なりし我、わが洗礼において御身に対し厳かになせし約束を守らざりき。我はわが義務を果たさざりき、我は御身の子と呼ばるるに値せず、奴隷と呼ばるるにすら値せざるなり。然して、わが内に御身の御怒りと御嫌悪に値せざる何物もなければ、我あえて自ら御身の最も聖にして畏れ多き御前に出ずるを得ず。御身が我に御身との仲介者として与え給いし御身の至聖なる御母の御取次ぎをわが頼みとするのはこの故なり。わが御身より完全なる痛悔とわが罪の赦しと知恵の獲得と保持を賜るを希望するのは彼女によるなり。されば、めでたし汚れなきマリア、永遠の知恵がその内に隠れ、天使らと人々に賛えらるるを望み給いし、神の生ける聖体容器よ!めでたし、天と地の元后、その御国に神の下なる一切の事物が従属する御者よ。めでたし、その慈悲が誰1人をも見捨てる事なき罪人の確かな逃れ場よ。神なる知恵へのわが願望を聞き給え。然してその目的に達せんが為、わが卑しき身もて御身に捧げ奉る誓いと奉献を受け入れ給え。我、(自分の名)、不忠なる罪人、今日御身の御手の内にわが洗礼の約束を新たにし、確証し奉る。我は永久にサタンとその栄華とその業を捨て、わが生涯の全ての日々にイエズス・キリストに倣いわが十字架を担い、これまでよりも更に彼に忠実ならんが為、我自らを全く人となり給いし知恵イエズス・キリストに捧げ奉る。天上の全宮廷の御前に、今日我は御身をわが母、わが女王と選び奉る。我は御身に御身の奴隷として、わが肉体及び外的所有物、更に過去、現在、未来における我が全ての善行の価値さえも引き渡し、奉献し奉り、御身に我及び我に属する一切を例外なく、この世と永遠における神のより偉大なる御光栄の為、御身の善良なる御望みのままに処分する全権限を委ね奉る。受け入れ給え、ああ慈悲深き童貞、永遠の知恵がかたじけなくも御身の母性に対してなし給いしかの御服従に敬意を表し、それに合わせ、また御身方双方がこの卑しき罪人の上に持ち給う御力に尊敬を表し、また聖三位一体がこの御身に贈り給いし諸特権に感謝して捧げ奉る、わが奴隷としてのこの小さき奉献を。今後、我は御身の真の奴隷として、全ての物事において御身の御光栄を求め、御身の御命令に従う事を望む事を宣言し奉る。ああ賛うべき御母、御身の愛し給う御子の永遠の奴隷として我を彼に捧げ、彼が御身によりて我を贖いし如く、御身によりて彼に我を受け入れしめ給え!ああ憐れみの御母よ、神の真の知恵を得る恵みを我に与え給え。然してその目的の為、御身が御身の子かつ奴隷として愛し、教え、導き、養い給う人々の群に我を加え給え。ああ忠実なる童貞、御身の御取り次ぎと模範によりて、肉体となり給いし知恵なる御身の御子イエズス・キリストの地上における御生涯と天国における御光栄の充満にわが到達せんが為、全てにおいて我を彼の完全なる弟子、模倣者、かつ奴隷とならしめ給え。アーメン。」(無原罪の御宿りの御祝日(12月8日)と4月28日には通常の条件下で全免償)(ピエタより)

聖ルイ・ド・モンフォール (1673–1716) は聖母マリアに深い信心を抱いており、聖母の美徳、聖母への真の信心とは何か、信徒が聖母マリアに信頼を寄せる方法としてどの様に聖母に頼る必要があるかについて広範囲に書きました。彼の古典的な著作(『マリアの秘密』、『ロザリオの秘密』、『マリアへの真の献身』)の中で、彼は信者が聖母に正式に奉献する事を推奨しています。この目的の為に彼は、聖母マリアの模範と執成しを通して、信者が世から離れ、キリストとより緊密に結びつくのを助ける為に、様々な祈りと朗読からなる特定の33日間のプログラムを開発しました。聖ルイ・ド・モンフォールは、聖母に完全に献身した聖人の長い伝統の中に立っており、彼の業績は他の多くの聖人の人生に影響を与えており、その中で注目に値するのは、教皇のモットーである「トートゥス」を掲げた教皇聖ヨハネ・パウロ二世です。この「マリアによるイエスの完全な奉献」は、最初の12日間の準備とそれに続く3週間連続の期間で構成され、毎週異なるテーマに焦点を当てます。奉献は聖母の主要な祝日に行われる事が推奨されており、これは準備が33日前に始まる事を意味します。つまり、33日間のプログラムが完了した後、聖別の行為がマリアの祝日に行われます。一度奉献をすると、それは一生続きます。その後、毎年更新する事ができます。これは聖母への正式な奉献であり、誓いの様な物ではなく、厳粛な態度で行われるべきである事を心に留めておいて下さい。この33日間のプログラムを通じて、貴方はマリアに心、精神、魂の全てを捧げて、御子イエス・キリストの下へ連れて行く事になります。また、彼女が貴方をサタンとの戦いの聖なる道具として利用できる様にする為です。つまり、この聖別によって、彼女は貴方の人生を自由に統治し、貴方を神聖な者とし(彼女は聖霊を通して貴方が自分の美徳に従うのを助けます)、貴方の祈り、犠牲、苦しみを神のより大きな栄光の為に使って下さい。
「無原罪の者だけが、サタンに対する勝利の約束を神から与えられています。彼女は自分自身を完全に聖別し、彼女の手中にサタンを倒し神の王国を広める為の強力な道具となる魂を求めています。」(聖マクシミリアン・コルベ)

聖母マリアの小さな冠のチャプレット
聖ルイ・メアリー・ド・モンフォール作
序文
イエスとマリアの愛弟子である聖ヨハネは、天国で素晴らしい徴を見るという特権を得ました。「太陽を纏った女。月は彼女の足元にあり、彼女の頭には12の星の冠があった。」(黙示録12) : 
 聖書の解説者によると、このビジョンは聖母マリアの美徳と特権、特に神聖な母性を描いています。これが、聖母マリアの12の星の三重冠を生み出し、天国はそれを数え切れないほどの恩恵で祝福しました。聖ヨハネ・ベルクマンズと他の多くのマリアの敬虔な子供たちは、小冠を毎日のお気に入りにしました。聖ルイ・マリー・ド・モンフォールは、聖母マリアへの真の信仰で広く知られており、それぞれの「天使祝詞」に聖母マリアの素晴らしさ、力、善良さを讃える独特の祈りを加え、最後に「聖母マリアよ、お喜び下さい。千回お喜び下さい!」という喜びの旋律で終わる事で、小冠を飾りました。聖ルイは、モンフォール神父会と知恵の娘会という両方の修道会に、朝の祈りとして小冠を与えました。彼は、マリアを通してイエスへの聖なる愛の隷属を受け入れる全ての人に、心からこれを勧めています。この様に、世界中で、マリアのお気に入りの子供たちの口から小冠は、天国の聖母マリアの玉座に芳しい香の様に昇り、神の祝福の雨となって地上に戻ります。聖母マリアは聖霊の配偶者である為、聖ルイは小冠の前に聖霊への典礼的な祈りを捧げています。

このチャプレットは、メダイと1つの大珠、環状部分は1つの大珠と、4つの小珠の三連で構成されています。

メダイで、次の祈りを唱えます。
聖霊よ、来て下さい。貴方の信者たちの熱を満たし、彼らの中に貴方の愛の火を灯して下さい。
V. 貴方の聖霊を送り出して下さい。そうすれば彼らは創造されます。
R そして貴方は地球の表面を新しくします。 
 祈りましょう。
聖霊の光によって信者たちの熱を教えて下さる神よ、この同じ聖霊によって、正しい事を味わい、私たちの主キリストを通して彼の慰めを常に喜ぶ事を私たちに与えて下さい。アーメン。

第一連・卓越の冠
聖母マリアの神聖な母性、彼女の言い表せない処女、汚れのない純粋さ、そして彼女の数え切れない美徳を称える為に。
V. 聖母マリアよ、貴女を賛美させて下さい!R. 貴女の敵に対して私に力を与えて下さい! 
センターメダイで「主祷文」を唱えます。
各小珠で、次の祈りを唱えます。

1)「天使祝詞」
世界の創造主である主の声を聞き入れた聖母マリアよ、貴女は祝福されています。 貴女は、貴女を創造した神を産み、永遠に処女のままです。聖母マリアよ、お喜び下さい!千回お喜び下さい! 

2)「天使祝詞」
聖なる汚れなき聖母よ、私はどんな賛美をもって貴女を称えたらよいか分りません。貴女は、天にも収まりきらない方を胎内に宿したのですから。聖母マリアよ、お喜び下さい!千回お喜び下さい!

3)「天使祝詞」
聖母マリアよ、貴女は完全に美しく、貴女には何の汚れもありません。聖母マリアよ、お喜び下さい!千回お喜び下さい!

4)「天使祝詞」
聖母よ、貴女の美徳は、天の星の数を上回ります。聖母マリアよ、お喜び下さい!千回喜び下さい!
「栄唱」を唱えます。

第二連・力の冠
聖母マリアの王権、その壮麗さ、普遍的な調停力、そしてその統治力に敬意を表します。
大珠で「主祷文」を唱えます。
各小珠で、次の祈りを唱えます。

5)「天使祝詞」
世界の女王よ、貴女に栄光あれ!私たちを天国の喜びに連れて行って下さい。聖母マリアよ、お喜び下さい! 千回お喜び下さい!

6)「天使祝詞」
主の恵みの宝庫よ、貴女に栄光あれ!貴女の富を私たちに分け与えて下さい。聖母マリアよ、お喜び下さい! 千回お喜び下さい!

7)「天使祝詞」
神と人の調停者よ、貴女に栄光あれ! 貴女を通して全能の神が私たちに恵みを与えて下さいます様に。聖母マリアよ、お喜び下さい! 千回お喜び下さい!

8.)「天使祝詞」
異端を滅ぼし、悪魔を粉砕する貴女に栄光あれ!私たちの愛の導き手となって下さい。 聖母マリアよ、お喜び下さい! 千回お喜び下さい!
「栄唱」を唱えます。

第三連・善の冠
罪人、貧しい人々、正義の人、死にゆく人々に対する聖母マリアの慈悲を称える為。
大珠で「主祷文」を唱えます。
各小珠で、次の祈りを唱えます。

9)「天使祝詞」
罪人の避難所である貴女に栄光あれ!神に私たちの為に執成しをして下さい!聖母マリアよ、お喜び下さい! 千回お喜び下さい!

10)「天使祝詞」
孤児の母である貴女に栄光あれ!全能の神が私たちに好意を与えて下さいます様に。聖母マリアよ、お喜び下さい!千回お喜び下さい!

11)「天使祝詞」
正義の喜びである貴女に栄光あれ!貴女と共に私たちを天国の喜びへと導いて下さい。聖母マリアよ、お喜び下さい!千回お喜び下さい!

12)「天使祝詞」
生と死において私たちをいつでも助けて下さる貴女に栄光あれ!貴女と共に私たちを天国へ導いて下さい!聖母マリアよ、お喜び下さい!千回お喜び下さい!
「栄唱」を唱えます。

このチャプレットの締め括りとして、次の祈りを唱えます。
父なる神の娘、聖母マリアよ、子なる神の母、聖母マリアよ、聖霊の配偶者、聖母マリアよ、至聖なる三位一体の神殿、聖母マリアよ、私の愛人、私の宝、私の喜び、私の心の女王、私の母、私の命、私の優しさ、私の最も大切な希望、そうです、私の心と私の魂よ!私は全て貴女の物であり、私が持っている物は全て貴女の物です、全ての者よりも祝福された聖母よ!貴女の魂が私の中にあって主を讃えて下さい。貴女の精神が私の中にあって神を喜ばせて下さい。忠実なる聖母よ、貴女自身を私の心の印として立てて下さい。そうすれば、私は貴女の中で、そして貴女を通して、私が神に忠実である事が分ります。 慈悲深い聖母よ、貴女が愛し教え、導き養い守る人々の中に私を受け入れて下さい。貴女への愛の為に、地上の慰めを全て軽蔑し、天国の慰めに縋り続ける事ができます様に。貴女の忠実な花婿である聖霊を通して、そして貴女の忠実な花婿である貴女を通して、貴女の子イエス・キリストが父の栄光の為に私の中に形づくられるまで。アーメン。
出典元・信心の園、RosaryAndChaplets(Google翻訳)、Total Consecration to Jesus Through Mary(Google翻訳)


おはようございます。昨日は「聖母マリアの小さき冠のチャプレット」専用ロザリオを、製作しました。昨日、製作した専用ロザリオはブルー🔵系、今日はピンクと赤い薔薇🌹で纏めてみました。でも、ピンク系はゴールドの「小さき花の聖テレーズ」のセンターメダイがよく合うんだけど、要となる不思議のメダイがシルバーなので、こんな感じになりました。


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