イエスとマリアの二つの心

南イタリアの修道女であり、偏見を持っていたシスター・エレナ・アイエロは、1955年4月8日の聖金曜日に聖母が次の様に告げられたという啓示(教会の承認)を受けた。なぜなら、大洪水の時の様に、人々は神の道を失い、サタンの霊に支配されているからです。司祭たちは祈りと悔い改めによって団結しなければなりません。彼らは急いで二つの心に信心を広めなければなりません。私の勝利の時は近づいています。この勝利は、息子の愛と慈悲、そして人間と神との間の私の汚れなき心(メダリックス)によって達成されるでしょう。この招待を受け入れ、私の悲しみの心に涙を流す事によって、司祭と修道者は哀れな罪人の救いの為に大きな恵みを得るでしょう。」

聖母より与えられた、世の終わりの前後に関する預言。
「私の母なる御心、そして天主の憐れみに近づけさせる人類の執り成し手は多くの出現と、多くの徴をもって、人類に償いの業と赦しを勧めますが、彼らはまるで、地獄の怒りに目がくらんでいるかの様に憎しみや冒涜、そして聖餐の侮辱で応じる事でしょう。多くの霊魂に憐れみと救いを再び得させられる様に、祈りと償いの業とを願います。そうしなければ、彼らは滅びるでしょう。」
「今日の世は、私を敬ってはいますが、敵が我々の戸口にいますので、私の母なる御心からは血が流れだしております。人類は、神を余りにも怒らせており、もし私が1日に犯された罪の数を貴女に示すならば、貴女は恐怖と悲しみとで 息絶えてしまう事でしょう。神を最も苦しめる罪とは、聖徳の香りで空気を香らせるべき霊魂達による罪です。代わりに彼らは、己に近接する人々を己の罪深い生活によって汚します。」
「もはや人類は、福音の真の精神に従って語る事はありません。時代の不義は最高潮に達していますが、人類は私の母なる警告に耳を傾けないので、世は今すぐにでも浄められなければなりません。」
「私は長い間、多くの方法によって人類に助言してきましたが、彼らは私の母なる訴えに耳を貸さず、彼らは滅びの道を歩み続けています。然し、すぐに恐ろしい兆しが見られ、それは最も頑なな罪人でさえも震え上がる事でしょう。」
「大災難が世界に起こり、混乱や涙、闘争や苦痛がもたらされるでしょう。大地震が都市や国全体を呑み込み、特に闇の子のいる所で、疫病や飢饉、また酷い破壊がもたらされるでしょう。」
「世の支配者達は、キリスト教的精神を持っていないので、これを理解していません。彼らの盲目によって、真実を見ておりません」
「人類が、これらの惨劇の中で神の憐れみの警告を認識せず、真のキリスト者として生きて、神に立ち返らなければ、別の恐ろしい戦争が、東から西にやって来るでしょう。秘密の軍隊とロシアはアメリカと戦い、欧州を通り過ぎます。」

我らの主より与えられた、世の終わりの前後に関する預言。
「悔い改めよ、彼らは神に立ち返らなければならず、そうする事によって赦しを望み、蔑ろにされた神の 正義の復讐から救われるであろうという事を、全ての人に知らせよ。」

聖母より与えられた、世の終わりの前後に関する預言。
「罪が世界中に広がったので、全ての国が罰せられるでしょう。人類は天主にして御父なる者との賛同できざる競合に至って、御父の尽きざる善徳を憤慨させたので、途方もない罰になるでしょう」
「人類が自らの過ちや失敗を悔い改めなければ、誤りに導かれた国々に襲い掛かろうとしている災いから、どうやって世界を救う事ができましょうか。唯一の救いは、完全な悔い改めと天主への立ち返り、そして特に私のロザリオの日々の祈りにおける、私の汚れなきの御心への真の信心です。」
「かつては水による懲罰がありましたが、天主に立ち返らなければ、火による懲罰が起こり、世界中の街が血で覆われるでしょう。」
「多くの霊魂が私の愛によって征服され、多くの罪人が私の母なる御心に立ち返る事ができる様に、私の汚れなき御心への信心を広めて下さい。恐れる事はありません。私の母なる守護に忠実な者たち、そして私の緊急の警告を受け入れる全ての者たちに私は伴います。そして彼らは、特に私のロザリオの祈りによって救われるでしょう。」
「私の御心は、滅びの差し迫った世界での非常に多くの苦しみに苦しんでおります。我らの御父の正義は、最高に立腹し、人類は罪に執着する生活を送っていますので、天主の怒りが近づいております。間もなく、世界は大きな災害、血なまぐさい革命、恐ろしいハリケーンや河川と海の氾濫に悩まされるでしょう。」
「私の御心は惨めな罪人たちにとって非常に大きなものであり、私は彼らが救われるかもしれない為にあらゆる可能な手段を用います。この外套をご覧なさい。これが、どれほど大きな物であるか。もし私が母の愛で、全てを覆う為に地上で広げていなかったとしたら、火の嵐はもう既に世界の国々を襲っていたでしょう。」
「これは改悛の後に、私の汚れなき御心に戻ってきた全ての人々にとっての、慈悲の外套です。ご覧なさい。右手は、惨めなる罪人たちを覆って救う為に外套を握り、左手で私は天主の正義を抑え、憐れみの時間(最後の審判までの時間)がまだ延長される様にしております。」
「これによって私を助ける為に祈り、母なる拠り所が惨めなる罪人の為の恵みと救霊を得させる為の最も有用な手段として広められる事を願います。しばしば、貴女の両腕を
胸の前で交差させながら唱えなさい。」
「宇宙の元后、天主への人類の仲介者、一切の我らの望みの拠り所よ、我らを憐れみ給え。」
「暗く恐ろしい日が近づいています!人類は濃い霧に覆われており、地球全体を覆っている。多くの悲惨な罪の結果です。今日、これまで以上に、人は天からの呼びかけに抵抗し、罪の窮地に陥りながら天主を冒涜しております。」
「世界に向けて、天主の戒めの鞭が手元にあるという事を全て知って貰う為の啓示を発表しなさい。天主の正義が世界に重くのしかかっております。泥沼で汚された人類は、病によってまもなく、自分の血で洗い流されるでしょう。飢饉によって、地震によって、集中豪雨、竜巻、洪水、酷い嵐などによって。そして戦争によって。然し、人類はこれら全ての警告を無視し、私の涙が悲劇的な出来事が世界中にぶら下がっていて、そして驚くべき試練の時間が間近に迫っている事を知らせる明白な兆しであると確信する事を欲しません。」
「民が道を正さなければ、恐ろしき火の惨劇が、天から世界の全ての国に降り下って、民は神の正義と契約した負債に従って罰せられるでしょう。天国が地球と結合し、全ての不敬虔な者たちが滅ぼさされるので、全ての人にとって恐ろしい時があり、幾つかの国は浄められますが、他の国々は完全に消失するでしょう。貴女は、これらの警告を全ての人々に伝えなければなりません。そうする事で、新しい世代が人類が償いの業を行う事によって天主に立ち返るのに間に合う様に警告され、従って、これらの懲罰を避けられたはずであったと知る事ができるでしょう。」

キリストより与えられた、世の終わりの前後に関する預言。
「わが悲しめる御心を慰める事によって苦しみ、多くの罪の償いをする事を手伝って欲しい。ああ…わが愛する花嫁よ。お前が、わが御心が非常に多くの霊魂が失われる事に苦しんでいる痛みを知ったならば。サタンは罪深い地球全体を勝利で旅し、世界は差し迫った破滅に向かっている故に、私は父の憤慨した正義を宥める為に、情け深い霊魂を必要としている。闇の時が近づいている!」

聖母より与えられた、世の終わりの前後に関する預言。
「イタリアでは、羊の服を着た獰猛な狼の様に、自分達をクリスチャンと呼びながら、唯物論への扉を開き、不義の行いを助長する事で、イタリアを破滅させる指導者もいますが、彼らの多くも混乱に陥るでしょう。」
「わが汚れなき御心、慈しみの御母、天主の仁慈を信ずる者たちの執成し手、宇宙の元后への信心を広めなさい。」
「わが娘よ、ローマは救われません。イタリアの支配者達が、天主の光を棄てたからです。そして公教会を本当に愛しているのが、ごく少数の者達だけだからです。然し、天主の正義の途方もない打撃の下で、全ての邪悪な者が滅びる日は そう遠くありません。」
「天主の正義を宥める為の唯一の有効な手段は、祈って償いの業をし、犯した過ちに対して心からの痛悔をして、天主に立ち返る事です。そうすれば、天主の正義の懲罰は憐れみによって軽減されるでしょう。人類は慈しみの御母、そして人との執り成し手としての我が汚れなき御心、そして我が御子イエズスの御心に立ち返らなければ、決して平和を見出す事はありません。」

キリストより与えられた、世の終わりに関する預言。
「世はその多くの罪、特に不純の罪によって滅びるだろう。」

聖母より与えられた、世の終わりの時に関する預言。
「沈黙していてはいけません。わが娘よ、その(世の終わりの最後)暗闇の時、放棄の時が近いからです。私は天主の正義を引き留めて、世を曲げています。そうでなければ、これらの事がもう既に過ぎ去っていた事でしょう。人類は我が汚れなき御心、つまり人類の天主への仲介者に立ち返らなくてはいけないからであり、祈りと償いの業が必要です。それによって、世界は少なくも部分的には救われるでしょう。」
「私の声の響きの様に、これらの事を全ての人に叫びなさい。これは多くの霊魂を救い、公教会と世界の多くの破壊を防ぐのに役立つので、これを全ての人に知らせましょう。」
「暗く恐ろしい日が近づいています。人類は、濃い霧に覆われております。地球全体を覆っている。多くの悲惨な罪の結果です。今日、これまで以上に民は天からの呼びかけに抗い、罪の窮地に陥りながらも天主を冒涜しております。」
「貴女は(世の終わりに)何が起こるか想像できない事でしょう。大きな革命が敗れ、通りは血で染まり、その時の教皇の苦悩は、地上における巡礼(寿命)を縮める苦痛に比されるでしょう。この嵐の間に小舟を操縦しなくてはいけませんが、悪しき者どもへの罰が遅れてはなりませんので、(世の終わりの日は)それは非常に恐ろしい日になるでしょう。地球は全人類を恐れさせるほど激しく震えるでしょう。ですから、悪しき者どもは天主の正義の容赦なき厳格さに応じて滅びるでしょう。可能ならば、この啓示を世界中に公開して全ての人に警告なさい。償いの業を行い、すぐに天主に立ち返りなさい。」
「(世の終わりの最後の時に)稲妻の炎と、火の嵐の雲が世界中に降り注ぐでしょう。この恐ろしい惨劇は70時間続くでしょう。神を持たざる者たちは、押し潰されて拭い去られます。彼らは罪への執着に留まっており、多くの者が失われるでしょう。それから後、闇の力よりも光の力が見えてくるでしょう。」

キリストより与えられた、人類に対する言葉。
「世は腐敗の氾濫で、己の価値を落とした。人民の政府は悪魔の化身の様に立ち上がっており、平和について語っている間、人民や国を破壊する為の最も破壊的な道具で戦争の準備をしている。人類は我が聖心に感謝せず、私の慈悲を乱用して、地球を罪の場へと変えた。」

聖母より与えられた、世の終わりの前に関する預言。
「人類は、天主をも怒らせております。これらは重大な時代であり、世界は徹底的に、あの大洪水の時よりも悪い状態が続き、唯物論が行進し、血なまぐさい争いと、兄弟同士の闘争が煽動されます。はっきりとした兆しは危うい中での平和にあり、その(世の終わりの)惨劇は暗い雲の影の様に、今や人類を横切りながら動いております。天主の母としての私の力だけが、その嵐の発生を防いでおります。何もかもが、細い糸にぶらさがっており、その糸が切れると、天主の義は世界にその恐ろしき清めの計画を遂行されます。全ての国が罰せられるでしょう。泥だらけの河の様に、罪が今や地球全体を覆っております」
「悪党どもへの罰が遅れる事はありません。その日は、世で最も恐ろしいでしょう。地球は震え、全人類が揺さぶられ、邪で頑なな者たちは、主の義の途方もない厳格さの中で滅びるでしょう。」
「すぐに世界に伝達し、祈りと償いの業によって天主に立ち返る様に人類に忠告し、わが汚れなき御心に、信頼して来る様に。私は天主の母であり、正義の母であり罪人の母である故に、私の執成しを示さねばなりません。祈りと償いの業によって、私の憐れみは天主の義の御手を押し留める事ができるでしょう。」

(福者エレナ・アイエロの言葉)
「ああ、わが最愛の御母が誤った人類に明らかにされた愛と悲しみの多くの呼びかけに人類が回心・反応しないのを見ますと、私の心はどれほど苦しい事か。暗黒の中を歩き回って、彼らは罪の中に生き続け、天主より遠く離れています。然し、悪しき者たちの不義の地を浄める為の(世の終りの)火の惨劇が近くにあります。天主の義が地球を覆い、もはや妥協する事の出来ぬ多くの罪と悪行に対する償いを必要としています。人類は罪悪に執着しており、天主に立ち返らないのです。」
「全人類に悔い改めを知らせ、天主に立ち返らせねばならず、その様にして赦しを望み、天主の鞭打ちの義の復讐より救われるでしょう。」

主キリストより与えられた、世の終わりの前後に関する預言。
「(世の終わりの前に)多くの醜聞が特に若者の腐敗を通じて、霊魂を滅ぼすだろう。彼らは興奮して世の快楽を楽しむ事を自由とされ、罪と堕落の精神に衰えさせられた。悪しき親の手本で、多くの者の唇が死んでいる徳と祈りの代わりに、醜聞と不貞で家族を訓練させるので、汚れて萎れるのは家庭の信仰と聖化の源であろう。」
「人類の意志は変わらぬであろう。彼らは執拗な罪深き生活を送るだろう。一層深刻であるのは、彼らを天主の道に呼び戻す為の惨劇と疫病であるが、人類はなお傷を負った獣の様に激しく怒り、天主の恵みに対して、己の心を頑なにするだろう。もはや、世は赦しに価せず、火と破壊と死に値するだけの物となるだろう。」
「天主の義の怒りを和らげ、全人類の御母にして我が愛する御母の御執成しによって、曾て引き留められた懲罰の裁きを和らげる為に、私に忠実なる霊魂たちからの、より多くの祈りと償いの業がなければならない。」

1950年の4月7日、エレナが聖母に「(世の終わりの時に)ロシアがどの様に燃えるかを示して下さい」と願うと、エレナの目の前に炎と煙で覆われた広大な野原が広がって、そこでは、まるで火の海の様に霊魂たちが沈んでいた。聖母は、こう言われた。「この全ての火は、世に来たる大いなる懲罰と浄めの時に、人の手から下される物ではなく、天使たちから直接投げ出される物ですから、私は祈りや償い、犠牲の業を求めます。そうする事により、私は霊魂たちを救う為に御子の仲介者として働く事ができます。」
「手遅れにならない様に祈り、時間を無駄にしないで下さい。濃い闇が地球を取り囲み、敵が戸口にいるからです!」

<二つの聖心のチャプレット>
このチャプレットは 二つの聖心のメダイと、一連が一つの大珠と三つ小珠からなる五連によって構成されています。
各大珠で「主祷文」を唱え、各小珠で「天使祝詞」を唱えます。
それぞれの連で黙想します。
第一連:イエズスの聖心に光栄を帰し奉る
第二連:マリアの汚れなき御心に光栄を帰し奉る
第三連:我らの主キリストの御受難
第四連:マリアの御悲しみ
第五連:イエズスとマリアの御心の共贖

このチャプレットの締め括りに、次の祈りを唱えます。
「ああ、イエズスとマリアの一致したる御心よ。御身は全ての聖寵、全ての仁慈、全ての愛なれば、御身の御心に我が心を結び給うにより御身の一致したる御心の内に我が一切の困窮を供えしめ、殊にこの必要に御身の聖寵を注ぎ給え。(ここで願う)わが人生の内に、御身の愛ある御旨を認め、受け入るるを助け給え。聖なるかな、イエズスとマリアの一致したる御心の聖なる御傷よ、わが祈りに応え給え。アーメン。」



出典元・Blessed Beads Rosaries(Google翻訳)、信心の園、宮地神仙道




おはようございます。昨日は「二つの聖心のチャプレット」専用ロザリオを、製作しました。以前にも「二つの聖心のチャプレット」を製作した事が有るけど、今回は小珠が3個の5連の専用ロザリオです。


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