ハンドメイドのもの



おはようございます。昨日は、「いと尊き御血のチャプレット」専用ロザリオを、製作しました。センターメダイには「磔刑」のメダイを使用してます。




イエズスのいと尊き御血への信心Ⅱ

 

「この世はなお、それ自身を正しく整える事が出来るのであり、常にかの如くにし得るのである。なぜならキリストの御血と御声は我らに慈悲と憐れみとを要求し給うからであり、いと貴き御血への信心は、我らの時代の信心である。この信心は全霊魂の為の物であり、全世界の為の物である。」(教皇ヨハネス23世)



<キリストの御血への射祷>

・イエズスのいと尊き御血よ、御身が捧げられるによりて天主の栄光の侮辱への償いとならん事を。


・イエズスのいと尊き御血よ、全ての罪人を清め、清浄ならしめ給え。


・めでたし、十字架に磔にせられし我らの主イエズス・キリストの御傷より滴り給うた、いと尊き御血よ、この世の全ての罪を洗い去り給え。



<いと尊き御血の七つの奉納>

(300日の免償)


「永遠の御父よ、我が母なる公教会の宣教及び高揚が為、彼女の可視の上部の安全と繁栄が為、聖なるローマ教皇が為、霊魂らの枢機卿、司教、司祭が為、聖殿における全ての聖職者が為に、天主の救い主なる御身の最愛の御子、イエズスのいと尊き御血の御功徳を御身に捧げ奉る。」


「栄唱」1回


「永遠の御父よ、民の一致と平和が為、我らの聖なる信仰の敵共の改心が為、全ての公教会信徒の幸いが為に、天主の救い主なる御身の最愛の御子、イエズスのいと尊き御血の御功徳を御身に捧げ奉る。」


「栄唱」1回


「永遠の御父よ、不信心者の痛悔が為、異端者の根絶が為、罪人の回心が為に、天主の救い主なる御身の最愛の御子、イエズスのいと尊き御血の御功徳を御身に捧げ奉る。」


「栄唱」1回


「永遠の御父よ、我が親族、友人及び敵共が為、貧困、病、これらの苦難にある者が為、これら全ての者が為に、天主の救い主なる御身の最愛の御子、イエズスのいと尊き御血の御功徳を御身に捧げ奉る。御身は我が祈るべきとさせ、かつ我が祈るが良き事を知り給えり。」


「栄唱」1回


「永遠の御父よ、今日他の生に移る全ての者が為に、御身が彼らを地獄の苦しみより保護し給い、かつ更に速やかに御身の栄光を所有するを許されんよう、天主の救い主なる御身の最愛の御子、イエズスのいと尊き御血の御功徳を御身に捧げ奉る。」


「栄唱」1回


「永遠の御父よ、主の御血なるこの宝を愛する全ての者が為、かつ我と共に一致しその内にこれに光栄を帰し崇むる者が為、これへの信心を広め奉らくとする全ての者が為に、天主の救い主なる御身の最愛の御子、イエズスのいと尊き御血の御功徳を御身に捧げ奉る。」


「栄唱」1回


「永遠の御父よ、我が全ての霊的及び現世の必要が為、煉獄の聖なる霊魂が為、また殊に生涯中にこの我らの償いの犠牲に最も身を捧げし者が為、親愛なる御母、至聖なるマリアの御悲しみ及び御苦しみに、天主の救い主なる御身の最愛の御子、イエズスのいと尊き御血の御功徳を御身に捧げ奉る。」


「栄唱」1回


「イエズスの御血によりて、今もいつも全き永遠なりし御者によりて、祝せられ、褒め讃えられ給わん事を。アーメン。」


 


<イエズスのいと尊き御血へのノベナ>


「御身の御血の御声によりて、ああ、イエズスよ、我御身に押し寄せ進み、御身に懇願し、願い奉る。御身がわが祈願を拒絶さるる如くに見えるとも、わが祈願を聴き入らるるまで、我流血の御足下を離るる事なからじ。いと数多なりし聖寵、御功徳は御身の御血によりてその効の内に見込みなきわが為に、流れ出り給えり。また、ああイエズスよ、尊き御血を七回全ての幸いが為に流され給いしによりて、我らの救いの聖なる犠牲なる各御雫によりて、御身の無原罪の御母の涙によりて、我御身に懇願し奉る。(ここで願う)ああイエズス、御身のこの世におけし御生涯の全ての日々の間において、数多の苦しむ者を慰め給い、数多の病者をば癒し、しばしば沈み込む勇気をば持ち上げ給い、御身は苦悶の只中より御身に叫ぶ者には必ず御憐れみを寄せ給う。ああ、しかしそれは不可なり。わが心、及び御身御自身の御傷よりの他の深き嘆息が、我が熱烈に望み奉る聖寵なる御身の慈しみ深き御血の波によりて我に注がるる為なり。ああイエズス、イエズス、御身がわが涙を福楽に変じ給うを直ちに急がるるならば、わが嘆息は感謝に変わるなり。聖なるマリア、天主の御血の源よ、我が御身を無原罪となし給うたこの御血の栄光と賛美を失わざらん様、御身に懇願し奉る。アーメン。」



<我らの主のメッセージにヨセファ・メネンデズ修女が答えられた祈り>


「ああわがイエズスよ、マリアの汚れなき御心を通して、我はわが良き思い、言葉、行ない及びわが全生涯の十字架を過去、現在、未来において御身のこの世における御生涯、苦しみと死とに一致し、天主の栄光が為、霊魂らの救いが為に、御身のいと尊き御血に浴し御身に全く捧げ奉る。アーメン。」



<イエズスのいと尊き御血に光栄を帰し奉るうちの請願>


「割礼において流されしイエズスのいと尊き御血よ、わが精神、心、及び肉身を純潔なる物となし給え。」


「御苦悶においてイエズスの全ての毛穴より滲み出し、いと尊き御血よ、全てをこえて天主の聖なる御旨を我が愛し奉るを可能となし給え。」


「柱にて鞭打たれしより流れ出りし、いと尊き御血よ、わが罪に対する痛悔及び苦しみに対する忍耐を我に与え給え。」


「茨の冠によりて多量に落ち出りし、いと尊き御血よ、我に速やかなる屈辱の受容を得させ給え。」


「我らの主の十字架の磔によりて多量に流され出りし、いと尊き御血よ、我を自己愛より全く死なせ給え。」


「キリストの聖なる御心臓の開き給いしにより最後に滴り落ちし、いと尊き御血よ、天主が為に全てを犠牲となすその寛大なる愛を我に与え給え。」


「わが救いの聖なる犠牲いと尊き御血よ、御身の限りなき御徳を我に用い給え。」


「わが心底より崇め奉る御者いと尊き御血よ、我熱烈に御身がわが救いとして御身によりて天の福楽の望みを得ん事を求め奉る。アーメン。」



<呼祷、即ち捧げ>

1817年3月22日、ローマの聖ヨハネとパウロの保養地において、御受難会修道士の司祭らの集まりが満員の内に持たれし中で、同じく教皇ピオ7世の御手によりて署名された回勅によりて与えられた。全ての信心深き者が次の呼祷、即ち永遠の御父へのイエズス・キリストのいと尊き御血の捧げを唱える毎に100日の免償。


「永遠の御父よ、我御身にイエズスのいと尊き御血をわが罪の償いと、聖なる公教会の求めのうちに捧げ奉る。」



<啓示されたいと尊き御血への祈り>

(教会認可)


(我らの主より聖ペトロのマリア童貞へ)


「わが御父に、わが受難の間の我の流せし御血と同じき数の霊魂の為に願え。」


祈願


「潔白なる意向と共に愛の衝動に動かされし親愛なるイエズスよ、わが慎ましき働きを御身の御功徳にて覆い給いて、そを御身のいと尊き御血の超自然的金に浴させ給わん事を願い奉る。我はわが生を霊魂らの救霊と御身の栄光の拡張の為に奉献されん事を望み奉り、かつ天の御父に、御身の御受難の間に流され給いし御血の雫と同じ数の霊魂が為に願い奉る。アーメン。」


この祈祷文を28,430の煉獄と現世の霊魂らのために用いなさい。



<いと尊き御血のチャプレット>


このチャプレットは御血のメダイと三つの小珠、環状部分は一連が五つの小珠からなる六連によって構成されています。33の小珠は現世における我らの主の御生涯を記念する為の物です。


始めに(メダイで)次の祈りを唱えます。


「天主よ、我が助けに御心を傾け給え。」「主よ、我が助けに急ぎ給え。」「栄唱」を1回唱えます。


中心のメダイより祈ります。


(第一連)


「イエズスの御割礼の内に流され給いし御血によりて、我ら霊魂と肉身の貞潔をこい願わん。」


続いて五つの小珠で「主祷文」を祈り一連の締め括りに「栄唱」と次の呼祷を唱えます。


「主よ、我ら御身に祈り奉る。御身のいと尊き御血もて贖い給いし御者よ!」


(第二連)


「イエズスのオリベトの園にて祈り給いし間、御苦悶の内に流され給いし御血によりて、我ら祈りの精神をこい願わん。」


続いて五つの小珠で「主祷文」を祈り一連の締め括りに「栄唱」と次の呼祷を唱えます。


「主よ、我ら御身に祈り奉る。御身のいと尊き御血もて贖い給いし御者よ!」


(第三連)


「イエズスの柱にて鞭打たれし内に流され給いし御血によりて、我ら堅忍と自己を律する事をこい願わん。」


続いて五つの小珠で「主祷文」を祈り一連の締め括りに「栄唱」と次の呼祷を唱えます。


「主よ、我ら御身に祈り奉る。御身のいと尊き御血もて贖い給いし御者よ!」


(第四連)


「イエズスの棘の冠のうちに流され給いし御血によりて、我ら高慢への償いがための謙遜をこい願わん。」


続いて五つの小珠で「主祷文」を祈り一連の締め括りに「栄唱」と次の呼祷を唱えます。


「主よ、我ら御身に祈り奉る。御身のいと尊き御血もて贖い給いし御者よ!」


(第五連)


「イエズスのカルワリオに十字架を運ばれ給いし間に流され給いし御血によりて、我ら日々の十字架を受け奉る事をこい願わん。」


続いて五つの小珠で「主祷文」を祈り一連の締め括りに「栄唱」と次の呼祷を唱えます。


「主よ、我ら御身に祈り奉る。御身のいと尊き御血もて贖い給いし御者よ!」


(第六連)


「イエズスの残酷なる十字架の磔の内に流され給いし御血によりて、我ら痛悔をこい願わん。」


続いて五つの小珠で「主祷文」を祈り一連の締め括りに「栄唱」と次の呼祷を唱えます。


「主よ、我ら御身に祈り奉る。御身のいと尊き御血もて贖い給いし御者よ!」


(第七連)※中心のセンターメダイで祈る事だと思われます。


「イエズスの槍にて貫かれし御わき腹より流され給いし御血と水によりて、我ら不屈をこい願わん。」


続いて三つの小珠で「主祷文」を祈り一連の締め括りに「栄唱」と次の呼祷を唱えます。


「主よ、我ら御身に祈り奉る。御身のいと尊き御血もて贖い給いし御者よ!」



<御血への祈り>

「いと尊き御血にして、天主の御言葉よ。御身はわが永遠の救霊(助かり)なり。罪の内に失われし我を、御身は解き放ち給いたり。御身は滅びより我を解き給いたり。わが弱き霊魂を愛し、御身はわが絶え間なくわがからざおを免じ給う。永久に我は御身より恩を受け、御身の犠牲に報い尽くさるる事は決してあるまじ。御血もて我を自由をもたらし給いしが故に、我わが主より御身を常に探し求めん。御身はわが至愛の救い主にして、天主の子羊なり。」



<聖ペトロのマリア童貞の祈り>

「永遠の御父よ、我御身に、我らの救い主イエズス・キリストを、わが罪の償いと、聖なる公教会のよろずの求めが為に捧げ奉る。」


彼女は1846年12月21日に地獄と数多の霊魂がそこに落ちてゆく幻視を与えられ、更に貧しき霊魂の為に祈るように招かれた。


祈願


「永遠の御父よ、御受難において天主の御子が流し給いし御血の雫の数ほどの数多の霊魂を御身に願い奉る。」



<祈りと請願>

1827年3月3日、教皇レオ12世は聖なる会衆への免償の勅書により、全ての信心深き者が、信心と改悛の念もて次の祈願を一日一度唱える事により300日の免償。一ヶ月間毎日かくの如く唱え、月末の三日間の内の任意の一日に、告解と聖体拝領に続いて聖堂や公的礼拝堂を訪れ、教皇聖下の意向を祈るならば全免償を与えられた。これはまた、この祈りと請願の書写が無料で配布される事を望まれている。


「ああ御父、ああ御子、ああ聖霊、ああ聖三位、ああイエズス、ああマリア、ああ天主の祝せられし諸天使、楽園の諸聖人、男女よ、イエズス・キリストのいと尊き御血によりて我が願う、わが為の聖寵を得させ給え。」


「Ⅰ常に天主の御旨を行わん。」「Ⅱ常に天主との一致の内に生きん。」「Ⅲ天主の他に何事も思わん。」「Ⅳただ天主のみを愛さん。」「Ⅴ天主の為に全てを為さん。」「Ⅵただ天主の御栄えのみを求めん。」「Ⅶただ天主の為に己を聖化せん。」「Ⅷ己の全く虚しきをより知らん。」「Ⅸ常にわが天主の御旨をますます知らん。」「Ⅹ(ここに己の請願を入れる。入れられざれば、免償は失われる。)」


続いて三回の「栄唱」をイエズスのいと尊き御血に向けて唱え、一回の「天使祝詞」をいと聖なるマリアの御悲しみに向けて唱え、煉獄にありし聖なる霊魂の為に、死者の為の祈りなどを唱える。



<いと尊き御血の短きチャプレット>


1843年7月5日、教皇グレゴリオ16世によって、いと尊き御血のチャプレットの黙想を出来ない者が、三十三回の「主祷文」の、このいと尊き御血の短きチャプレットを完全に信心深く唱える事による免償を与えられた。



はじめに唱えます。


「主よ、わが助けに御意を傾け給え。」

「主よ、わが助けに急ぎ給え。」


第一玄義


「割礼により、イエズスは御血を流し給う。」


五回の「主祷文」と一回の「栄唱」、そして次の呼祷を唱えます。「我ら御身にこい願い奉らん。従いて御身のいと尊き御血もて贖われし御身の下僕らを助け給え。」


第二玄義


「ゲッセマネの園にて御苦悶の内に、イエズスは御血を流し給う。」


五回の「主祷文」と一回の「栄唱」、そして次の呼祷を唱えます。「我ら御身にこい願い奉らん。従いて御身のいと尊き御血もて贖われし御身の下僕らを助け給え。」


第三玄義


「鞭打ちのうちに、イエズスは御血を流し給う。」


五回の「主祷文」と一回の「栄唱」、そして次の呼祷を唱えます。「我ら御身にこい願い奉らん。従いて御身のいと尊き御血もて贖われし御身の下僕らを助け給え。」


第四玄義


「茨の冠の内に、イエズスは御血を流し給う。」


五回の「主祷文」と一回の「栄唱」、そして次の呼祷を唱えます。「我ら御身にこい願い奉らん。従いて御身のいと尊き御血もて贖われし御身の下僕らを助け給え。」


第五玄義


「十字架を担い給いし内に、イエズスは御血を流し給う。」


五回の「主祷文」と一回の「栄唱」、そして次の呼祷を唱えます。「我ら御身にこい願い奉らん。従いて御身のいと尊き御血もて贖われし御身の下僕らを助け給え。」


第六玄義


「磔刑の内に、イエズスは御血を流し給う。」


五回の「主祷文」と一回の「栄唱」、そして次の呼祷を唱えます。「我ら御身にこい願い奉らん。従いて御身のいと尊き御血もて贖われし御身の下僕らを助け給え。」


第七玄義


「御脇腹より、イエズスは御血と水とを流し給う。」


五回の「主祷文」と一回の「栄唱」、そして次の呼祷を唱えます。「我ら御身にこい願い奉らん。従いて御身のいと尊き御血もて贖われし御身の下僕らを助け給え。」



「永遠の生命なるいと尊き御血よ、あまねく宇宙の犠牲して代価よ、霊魂の飲浴よ。常に天の慈悲の王座の御前に人類を嘆願さする者よ。我御身をいと深く崇め奉らん。我に能うなれば、侮辱と過ちとによりて御身が常に人類より、殊に軽率におけし御身への冒涜に挑む者より苦しみ給いし故に、何らかの償いを為さしめ給え。誰がこの尽きざる値の御血を祝さざらんや。誰か我らの為にその全てを流し給いしイエズスの御自らの燃ゆる愛を感ぜざる。我を贖い給いしこの御血ゆえ、我は何とあるべきや。わが主の血の御管より最後の一滴に至るまで、誰かそを引き出したるや。そは愛なり。ああこの救霊のバルサムを我らに与え給いし限りなき愛よ。ああ計り知れざる愛の源より流れ出し全ての値を超越せしバルサムよ。全ての心、全ての舌に賛美と祝い、御身のへの感謝の力を今もいつも全永遠を通じて与え給え。アーメン。」


(先)「ああ主よ、御身の御血によりて、かくして我ら贖われたれば、」

(全)「我らをして天主の御国に至らしめ給え。」



祈願


「全能永遠の天主、世の救い主なる御独り子を任ぜられ、彼の御血にもて癒すを望み給いし御者よ。我らの救霊の代価なるこの御血が崇められ、しかして現世におけし諸悪より地上がこの御力によりて守られ、天の御国においては我らが永遠の実りを喜ぶを得しめ給わん事を、我ら御身にこい願い奉る。御身と聖霊との一致の内に生き、かつしろしめし給う主なるかな。アーメン。」



<保護と群れの一致の為の祈願>


「永遠なる御父よ、我は御身に、我らの主にして聖主にて在します、御身の御子の一切の御傷、御苦しみ、聖なる御足のいと尊き御血を、この脅かしの森の内に、牧者なしに彷徨える羊の如き御身の全ての子らの為に捧げ奉る。彼らを野蛮なる禽獣より守り給いて、彼らが一つとなる様、彼らに平安を与え給い、わが主にして救世主なるイエズス・キリストの御足を、その釘が固く留めたるが如く、同じく仕方でによりて一致せしめ給え。イエズスのいと尊き御血は、永久にしろしめし給うかな。アーメン。」



<一つの大罪の防ぎのために御血を捧ぐる祈り>


ある司祭は、一つの大罪を防ぐのに、聖母にイエズスの御血を天主に捧げる事を願う事が、非常に強力であると言います。彼は私達に、毎朝、毎夕にその様にする様に願います。


「親愛なる祝せられた御母よ、この朝(夕べ)に、一つの大罪の防ぎの意向と共に、我らの永遠の御父に、御身の御子イエズスのいと尊き御血を捧げ給わん事を、願い奉る。」



<聖ヨゼフへの御血の嘆願>

 

「ああ祝せられし聖ヨゼフ、優しき御心の父、イエズスの忠実なる保護者、天主の御母の貞潔なる浄配よ、我は御身に祈り、天主なる御父と、罪人の為に十字架上で御血に浴せられし天主の御子への願いに、イエズスの聖名によりて、我らが願い奉るこの恩寵を、永遠の御父より得させ給わん事を、御身にこい願い奉る。(ここで願う)アーメン。」


「ああヨゼフ、イエズスの御養父、童貞マリアのいと清浄なる浄配、日々我らの為に、天主の御子に祈り給え。かくして彼の聖寵の御力によりて武装し、この地上の地上の善なる戦いにて忠義を尽くし、我らの臨終の時には、彼より冠を授けられん事を。アーメン。」



次の御血の大望を3回繰り返します。


「我ら御身にこい願い奉る。しかして御身のいと尊き御血に贖われし、御身の下僕を助け給え。」



<霊魂の為のいと尊き御血の捧げ>


「ああわが天主よ、いと尊き御血の御功徳によりて、マリアの汚れなき御心との一致の内に、世の至る所の聖祭の犠牲を、この日、一つの大罪を避くるを得ん為、御身に捧げ奉る。一つの疑惑の内にありし霊魂が、真の者へと回心し、一つの罪の内に死せんとする霊魂が、痛悔の聖寵と、幸いなる死とを受け、煉獄にありし霊魂の、天つ御国にいと近き者が解放されん事を。我はこの捧げが、我らの主、イエズス・キリストの公教会に対する誤りたる教えによりて失われし霊魂の為に苦悶されし、イエズスの御心の慰めとならん事を願い奉る。アーメン。」



<一つの大罪の防ぎの為に御血を捧ぐる祈りⅡ>


350年に帰天した聖ファフヌティスは、長年を砂漠の隠修の苦行に費やしましたが、ある時一度、心に閃く物があり、祈祷の中で天主にそれを託しました。聖人は聖主に、全き謙遜と単純さの中で、自身と同じくらいの功徳を持つ者が誰かを明らかにして下さる様にこい願いました。天主はその請願を聴き容れ給い、その時聖人に、エジプトに住むある笛吹きが、聖人に等しいレベルである事を知らされました。聖人はその笛吹きを見つける為に旅をしました。その村に辿り着いてその笛吹きを探していた所、遊戯の為の場所で、賑やかな演奏が始まりました。聖人は、「何て妙なものだ!」と思いましたが、聖人は演奏者に声をかけ、少しの間話しをしたい事を伝えました。その演奏者が来た時、聖人は脇にその演奏者を連れて行き、自分の霊魂の為に何を気をつけているかについて尋ねました。「貴方はこれまでどのような善行をなさったのです?」笛吹きは答えました。「善行ですか?私は何か善行を施した様な記憶はありません。私が憶えている全ての事と言えば、盗みをしていた以前の私の仕事を追いつめました。私は天主に奉献された童貞女の光栄に救われ、また違う時には、大変な苦悩の中にあって犯罪を犯そうとしていた貧しい婦人に私のお金をあげました。」聖人は、この笛吹きが粗野な人生の中で二つの大罪を防いだ事で、天主の並々ならぬ聖寵を受けた事を悟りました。



祈願


「ああ、聖にして無原罪の童貞マリアよ、この日(この夕べ)に、一つの大罪の防がるる意向に対し、永遠の御父に、御身の御子イエズスのいと尊き御血を捧げ給え。」


「天使祝詞」一回。



<御血と霊魂>


聖マリア・マグダレナ・パッヂ童貞は、天使による霊的な御血の散布を幻視しました。「霊魂に御血が用いられる時、高級なローブを纏うかの様な多くの威厳を与えられます。そうした輝きと光輝を纏うので、御血を散布される時に貴方の霊魂を見るならば、貴方はそれを崇める為にひれ伏すでしょう。それらの美によって愛される霊魂は幸いです。しばしば聖祭を拝聴に行き、この崇むべき御血の散布を受け、我々の霊魂を豊かな衣で飾って頂き、諸天使と諸聖人の顧み給う内に、永久の誉れが我々に報いられるようにしましょう。公教会は、イエズスのいと尊き御血よりも偉大にして価値ある宝を有していません。祝せられし聖三位の第二のペルソナに一致された、この御血のたった一雫は、天地の全ての富の価値を上回るのです。」



<聖ガスパル・デル・ブファロに光栄を帰し奉る祈り>


「愛し奉る天主よ、御身は聖ガスパル・デル・ブファロをして司祭にして御子のいと尊き御血の著しき使徒となし給えり。彼の御執成しによりて、我らの贖いの代価なるこの豊かなる実りを我らに知見せしめ給わん事を。我らこれを、御身と聖霊と共に生き、かつしろしめし給う御子、我らの主イエズス・キリストによりて願い奉る。アーメン。」



<御血の捧げ>


「永遠の御父よ、我らは主の御右手(めて)より大いなる愛と苦き苦しみと共に我らの為に流し給いしイエズスのいと尊き御血を御身に捧げ奉る。この御血の御功徳と効験とによりて、我らは御身の聖祷を我らに賜わん事を、我らの全ての敵どもより守らるるを得んが為、そしてあらゆる病より自由となるを得んが為、御身の天威に願い奉る。我ら申し奉らん。


「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」各一回。


出典元・信心の園


 

 

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