おはようございます。昨日は「イエズスの聖心のチャプレット」専用ロザリオを、製作しました。今回、初めてビーズキャップ(座金)を使用しましたが、初めてな事も有って、時間がかかりました。ですが、出来た専用ロザリオは、重厚感も重量感もたっぷりな、ロザリオに仕上がりました。




イエズスの聖心への信心



<聖心への信心に関する啓示と、近代の信心における記録>


我らの主は、19世紀のスペインのサラコザの聖心の家の尊者マザー・ラフォースに啓示されました。啓示の内容は以下の様なものでした。「主御自身によって聖化された霊魂によって忘れられ、怒らされ、軽蔑される時に、聖心が傷つけられます。主の選び給いし霊魂をどれほど愛され給うか、また救霊の為の偉大な使命における援助と霊感の為に来られ、彼らの為にどれほど熱く待ち給うかを彼らはしばしば忘れます。主は彼らが謙遜で清く、かつ互いへの真の慈善を行ない、そして醜聞を広げるを避ける事を御望みです。主は御自分の物である司祭らが、主御自身の生ける模範となり、聖心への信心を広める事を望み給います。また天主の義の激怒を抑えるための償いの行いを実行し、聖心の祝日がミサに与るべき聖日とされ、誠実に御聖体を受けられる事を望み給うのです。(管理人注:現在スペインではミサにあずかるべき聖日として定められています)また主の聖心の御影を敬虔に着用する人々に対し、彼らの臨終における偉大な聖寵と、特別なる御保護を御約束されました。(管理人注:現在では聖心のスカプラリオや聖心バッジ、メダイなどがあります)主は時が来る内に、多くの霊魂が聖心への信心を広めるであろうと仰られました。」


福者ピオ9世は、1856年に世界に聖心への信心を広められました。また教皇レオ13世によって1899年に人類全体が聖心に委ねられました。そして1929年には教皇ピオ11世によって特別な奉献が行われました。教皇レオ13世が作成された「大天使聖ミカエルへの祈り」はサタンを克服する為に聖祭の終わりに唱える事が命じられました。この祈りの締め括りに聖心への射祷を3回続けて唱えます。


射祷:「イエズスの至聖なる聖心よ、我らを憐れみ給え。」



<イエズスより尊者マザー・ラフォースへ>


「罪人の回心を願う者は、わが至聖なる御母の黙想を通じてこれを求むるによりて、わが慈悲深き御心よりそれを得るのである。祈りの精神と生き生きとした信仰とを持って私に求むる万人にとりて、わが至聖なる御母の御執成しによりてわが慈悲深き御心がそれそのものを与えるのである。私はわが至聖なる御母の御執成しによりて私に求められしいかなる聖寵も、決して拒まぬのである。」


「私は司祭らがわが御姿の生ける模範となり、わが天主なる御心への信心を広める事を望む。」


「私は数多の償いの聖体拝領を望む。またわが意思によって、わが最愛の息子なるピオ11世の適切なる時に設けし王であるキリストの祭日が、能う限りの厳粛さと輝きで囲まれる事を望む。わが御国が全世界に広げられる事を望むが、わが愛するスペインにおいて、この天主の火が更に一層激しく燃え、それから全世界に運ばれる事を望む。」


「万人が我がいと慈悲深き御心の肖像を訪れる事がわが望みである。そして、彼らの身体に信心深くそれら(御心の描かれたり刻まれた物)を運ぶ者に、私は永遠の救霊の大いなる聖寵を約束する。わが(聖心の)メダイを信心深く着用する者は、彼らの臨終において特別なる保護を受くるであろう。」


「私が受けし激怒、及び未だ受けざる数多の激怒は、殊に女の、軽薄さと悪意による慎みを欠きたる洋服、裸による物である。なぜならこれら全ての事の為、家庭と人類の士気沮喪を果たすからである。かくの如き社会階級における大いなる不貞の道徳の腐敗をして、わが永遠なる御父は、この慈悲の呼び起こしの後に改められざる者共の都市の破壊を強いられるのである。」


「彼らはわが公教会より、地上におけしわが代理者の命令より、そしてわが掟より離れるのである。ああ、私は少なくとも主に私に捧げられし霊魂をより見出そうとするが、わが娘よ、多くの者は私を捨てて、彼らの欲望、自己愛、己の誉れを好む。なぜなら彼らの心はこれらの下劣な物で占められており、私のための部屋を持たぬからである。」



<聖心の肖像の前にて為す祈願>


「わが愛する奉るイエズス、感謝の愛の表明より我御身を運び奉り、聖寵に対するわが不信心の償いが為、我御身にわが心と己とを、全く御身に捧げ奉る。御助けによりて、我が再び罪を犯す事あるまじと決心し奉る。」(300日の免償。毎日唱えるならば月に一度、通常の条件下で全免償。)



<聖ヨハネ・ユドへの御約束>


我らの主は聖ヨハネ・ユドに対し、主の聖心に光栄を帰する者への約束を示された。「私はわが最も尊むべき御母の、わが聖心と同一なる称賛に値する心を貴方に与えたが、それは同じく貴方の真心であろう。わが子らは彼らの母及びわが兄弟達と唯一の心を所有し、その心はまた彼らの数となるであろう。従いて、彼の限りなき善事に値する御心を持って貴方は天主を愛し、崇め、仕える事となるであろう。」


1681年に公表された聖ヨハネ・ユドによって擁護された汚れなき御心への信心は、1699年、1726年には教会の祭式の認可を受けませんでした。固有の祝日としては1799年にピオ6世によって許可されましたが、まだ聖祭、礼拝は許可されていませんでした。



<イエズスの聖心を訪い奉る信心>


イエズスの聖心の御絵を訪れて、信心深く各一回の「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」と

「聖心への射祷(甘美なるイエズスの御心よ、我に御身を常にますます愛させ給え。)」を唱えます。(唱える毎に500日の免償。毎日唱えるのであれば月に一回通常の条件の下で全免償。 教会認可 1933年3月10日)



<イエズスの聖心へのノべナ>


(ノべナⅠ)

「ああイエズスの至聖なる聖心、全ての祝福の泉よ、我御身を崇め奉る。我御身を愛し奉る。この貧しき心をわが罪に対する痛悔もて御身に捧げ奉る。我を謙遜、不屈、潔白となし、御身の御旨に全く従い奉る者となし給え。憐れみ深きイエズスよ、この祈りを聴き容れ給え。我が御身の為に生くるを得ん事を。危険の只中において我を守り給え。わが苦悩において我を慰め、肉身の健康、現世的必要における助け、わが全ての行いにおける御身の祝福、聖なる死の聖寵を与え給わん事を。アーメン。」 (唱える毎に500日の免償)


 

(確信のノベナ)

「ああ主イエズス・キリストよ、御身の至聖なる聖心に我はこの意向を委ね奉る(ここで願う)。我のみをみそなわし給い、御身の聖心を奮い立たせ給え。御身の聖心によりて決定され給え。我御身に頼み奉る。我御身に信頼し奉る。我御身の御憐れみに頼み奉る…主イエズス、御身は我を見捨てらるる事なからじ。イエズスの聖心よ、我御身に信頼し奉る。イエズスの聖心よ、我への御身の愛を信じ奉る。イエズスの聖心よ、御国の来らん事を。ああイエズスの聖心よ、我、数多の聖寵を御身に願うれども、この一つを熱く懇願し奉る。これを取り、御身の聖心に置き給え。永遠なる天主が御身のいと尊き御血によりてそが覆われたるをみそなわし給う時、天主はそを拒絶し給わず。そはもはや我が祈願にあらずして、御身のものなり。ああイエズス、ああイエズスの聖心よ、我が信頼を御身に置き奉る。我を狼狽させ給うな。アーメン。」



(至聖なるイエズスの聖心への効果的なノベナ)

このノベナは聖ピオ神父が彼に祈りを依頼した全ての人々の為に毎日唱えられた物です。


Ⅰ 「おお、我がイエズス、御身は”真に我汝らに告ぐ、願え、さらば与えられん、探せ、さらば見出さん、叩け、さらば開かれん”と宣えり。我、(ここで願う)の御恵みを求めて、叩き、探し、願い奉る。」


「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」各1回。


「至聖なるイエズスの聖心、我が全信頼を御身に置き奉る。」


 

Ⅱ 「おお、我がイエズス、御身は”真に我汝らに告ぐ、汝ら、我が名によりて御父に何を願わんも、彼、それを汝らに与え給わん”と宣えり。見給え、我、(ここで願う)の御恵みを求めて、御身の名によりて御父に願い奉る。」


「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」各1回。


「至聖なるイエズスの聖心、我が全信頼を御身に置き奉る。」


 

Ⅲ 「おお、我がイエズス、御身は”真に我汝らに告ぐ、天地は過ぎん、されど我が言葉は過ぎざるべし”と宣えり。見給え、御身の誤る事のなき御言葉に励まされ、我、今、(ここで願う)の御恵みを願い奉る。」


「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」各1回。



「至聖なるイエズスの聖心、我が全信頼を御身に置き奉る。」


「おお、唯一事、即ち、苦しむ者に同情を持ち給わざる事のみを能わざるとさるるイエズスの至聖なる聖心よ、我ら惨めなる罪人に御憐れみを持ち給い、我らが御身に、御身と我らの優しき母なる聖マリアの悲しみに満てる汚れなき御心によりて 願い奉る御恵みを我らに与え給え。」


「元后、憐れみ深き御母(サルベ・レジナ)」1回。


「聖ヨゼフ、イエズスの御養父、我らの為に祈り給え。」



<イエズスの聖心のチャプレット>


このチャプレットは、十字架と33の小珠と各間の大珠、そしてイエズスの聖心とマリアの汚れなき御心のメダイから構成されています。十字架から中心のメダイまでは一般のロザリオと同じ構成ですが、一連は6個の小珠と一つの大珠からなる5連から構成されています(小珠は全体で33個になります)。


初めに十字架の部分で「アニマ・クリスティ」を祈ります。


「願わくはキリストの御魂、我を聖ならしめ、キリストの御体、我を救い、キリストの御血、我を酔わしめ、キリストの御側腹より滴りし水、我を清め、キリストの御受難、我を強めん事を。慈愛深きキリスト、我が願いを聴き容れ、御傷の内に我を隠し給え。主を離るるを許し給わず、悪魔のわなより我を護り給え。臨終の時に我を招き、主の御許に至らしめ、諸聖人と共に、世々に主を賛美するを得しめ給え。アーメン。」(300日の免償 聖体拝領後に唱えれば7年の免償)


大珠で次の祈りを唱えます。

「ああいとも甘美なるイエズスの聖心よ、我が御身を常にますます愛し奉らん事を、御身にこい願い奉る。」


小珠で次の祈りを唱えます。「甘美なるイエズスの聖心よ、我が愛となり給え。」


各連の終わりに唱えます。「甘美なるマリアの汚れなき御心よ、我が救いとなり給え。」


チャプレットの締め括りに次の祈りを唱えます。

「いとも祝せられた御聖体の秘跡の内に在しますイエズスの聖心が、感謝の愛をもてこの世における全ての聖殿において、時の終わりまで全ての瞬間において祝せられ、崇められ、賛美されん事を。」



<偉大な信頼を得るチャプレット>


このチャプレットは一般のロザリオを用いて祈ります。中心のメダイより始め、環状の部分のみを用います。


各大珠で次の祈りを唱えます。


「わが愛し奉るイエズスよ、御身の限りなき御愛が何処にまで及ばんかを見奉る。御身は御身の肉及び尊き御血を我に受けさせんが為の備えをなし給い、祝宴によりて御自身を全く我に与えられ給う。わが為の御身のこの愛の超過を何者が追い払えようや?御身の御心、御身の愛する御心なり。ああイエズスの崇むに値する御心、天主の愛の燃える竈(かまど)よ、御身の聖なる御傷の内にわが霊魂を受け取り給い、我が慈愛の学び舎において、いと驚くべき主の愛の証明を我に与えられ給いし天主を愛し奉るを学ばせ給え。アーメン。」



各小珠で次の祈りを唱えます。


「イエズスの聖心よ、我御身に信頼し奉る。」



<リジューの聖テレジアの聖心への祈り>


「ああイエズスの御心、愛の御宝よ、御身御自身がわが幸福であり、わが唯一の希望なり。御身は如何にしてわが幼き若さに魅するかを知り、最後の光までわが近くに留まりたり。御一人子なる主よ、我はわが生涯及び御身がよく存じたるわが望みの全てを与え奉りき。ああイエズスの御心よ、御身の永久に限りなき御徳の内に我自身を費やされん事を望み奉る。」



<射祷>


「甘美なるイエズスの御心よ、我に御身を常にますます愛させ給え。」(唱える毎に300日の免償/1876年11月26日 教皇ピオ4世認可)



「甘美なるイエズスの御心よ、わが愛となり給え。」(1日に1度唱えることにより300日の免償/1920年1月13日認可)



「我らへの愛に燃ゆるイエズスの御心よ、御身の愛もて我らの心の内にて燃え給え。」(唱える毎に500日の免償/1893年6月16日 教皇レオ8世認可)



「イエズスの聖心よ、御国の来らん事を!」(唱える毎に300日の免償/1906年6月27日 教皇ピオ10世認可)



「イエズスの聖心よ、御身にわが信頼を置き奉る。」(唱える毎に300日の免償/1906年5月4日 教皇ピオ10世認可)



「イエズスの天主なる聖心よ、罪人を回心せしめ給い、臨終の者を救い給い、煉獄中の聖なる霊魂らを解放し給わん事を。」(唱える毎に300日の免償/1906年11月6日 教皇ピオ10世認可)



「イエズスの聖心が、何処においても愛されん事を。」(唱える毎に300日の免償/1860年9月23日 教皇ピオ4世認可)



「イエズスの聖心よ、わが家族を守り給え。」(唱える毎に300日の免償。この射祷を日々敬虔に唱える者は、通常の条件下で月に一度全免償。/1918年6月7日 聖座認可)



「イエズスの至聖なる聖心よ、全ては御身の為なり。」(唱える毎に300日の免償/1908年11月26日 聖座認可)



「栄光と愛と感謝がイエズスの聖心と共にあらん事を。」(唱える毎に300日の免償/1908年1月8日 内赦聖省認可)



「イエズスの聖心よ、全ての貧しき涜聖者を回心せしめ給え!」(唱える毎に300日の免償/1925年11月20日 聖座認可)



「イエズスの至聖なる聖心よ、我らを憐れみ給え。」(唱える毎に500日の免償。この射祷を日々敬虔に唱える者は、通常の条件下で月に一度全免償。/1934年11月22日 聖座認可)



「御身の苦悶において天使によりて強められしイエズスの聖心よ、我らの苦悶において我らを強め給え。」(唱える毎に300日の免償/1920年6月26日 聖座認可)



「イエズスの聖心よ、マリアによりて我自身を御身に捧げ奉る。」(唱える毎に300日の免償。この射祷を日々敬虔に唱える者は、通常の条件下で月に一度全免償。/1920年6月19日 聖座認可)



「イエズスの至聖なる聖心よ、世をそれによりてしろしめし給う、義と慈悲の実なる平和を我らに与え給え。」(唱える毎に300日の免償/1939年12月21日 教皇ピオ12世認可)



<イエズスの聖心への35の御礼>


めでたしイエズスの聖心よ、我を救い給え。


めでたしわが創り主の聖心よ、我を完成し給え。


めでたしわが救い主の聖心よ、我を運び給え。


めでたしわが義の聖心よ、我を赦し給え。


めでたしわが御父の聖心よ、我を管理し給え。


めでたしわが伴侶の聖心よ、我を愛し給え。


めでたしわが主の聖心よ、我を教え給え。


めでたしわが王の聖心よ、我に冠を授け給え。


めでたしわが保護者の聖心よ、我をますます善ならしめ給え。


めでたしわが牧者の聖心よ、我を守り給え。


めでたしわが友の聖心よ、我を抱擁し給え。


めでたしわが幼な子イエズスの聖心よ、我を御身に引き寄せ給え。


めでたし十字架上で死去し給いしイエズスの聖心よ、我を解放し給え。


めでたし御身の万物のうちに在し給う聖心よ、御自らを我に与え給え。


めでたし兄弟なるイエズスの聖心よ、我と共に住まい給え。


めでたし比類なき善なる聖心よ、我を赦し給え。


めでたし壮大なる聖心よ、わが先にて光輝き給え。


めでたしいとも温和なる聖心よ、我を抱き給え。


めでたし慈悲深き聖心よ、我の内にて働き給え。


めでたしいつくしみ深き聖心よ、我が為に応え給え。


めでたしいとも謙遜なる聖心よ、我の内にて休み給え。


めでたしいと堅忍なる聖心よ、我が為に償い給え。


めでたしいとも崇むべき、尊崇すべき聖心よ、我を祝し給え。


めでたし平和なる聖心よ、我を鎮め給え。


めでたしいと望ましく優れたる聖心よ、我を喜ばせ給え。


めでたし秀でた完全なる聖心よ、我を高尚となし給え。


めでたしいと尊き痛みを鎮むる医薬なる聖心よ、我を保ち給え。


めでたしいと聖にして有益なる聖心よ、我をより良くなし給え。


めでたし祝せられ、我らの悪に対する救いにして医薬なる聖心よ、我を癒し給え。


めでたし苦しめられる者の慰めなる聖心よ、 我を慰め給え。


めでたしいとも愛する聖心、燃える竈よ、我を費やし給え。


めでたしイエズスの聖心、完徳の模範よ、我を啓蒙し給え。


めでたしイエズスの聖心、全ての幸いの源よ、我を強め給え。


めでたし永遠の祝福なる聖心よ、我を御身のもとに呼び寄せ給え。


 


<祈願>


「イエズスのいと尊き御血よ、わが霊魂より全ての汚れを除き給え。いとも清浄なるイエズスの御心よ、我を浄め給え。いとも謙遜なるイエズスの御心よ、御身の謙遜を我に教え給え。いとも甘美なるイエズスの御心よ、御身の温和及び忍耐を我に伝え給え。いとも憐れみ深きイエズスの御心よ、我を憐れみ給え。いとも敬愛し奉るイエズスの御心よ、御身の愛の炎もてわが心を燃やし給え。」


 

<聖心に聖寵を願い奉るノベナ>


このノベナは9日間、一日五回唱えます。9日目に貴方の祈りに答えられるでしょう。このノベナが見捨てられた事は知られていません。「イエズスの聖心は今も世々に至るまで、世の至る所において称えられ、崇められ、光栄を帰され、愛されん事を。イエズスの聖心よ、我らの為に祈り給え。アーメン。」



<苦難にありし時の聖心への祈り>


この祈りは大変力強いもので、どれほど困難な願いでも、この祈りによって願う事で、その請願を得られると言われます。


任意の金曜日にローソクに火を灯した後にこの祈りを唱え、それから四日間、計五日間ローソクを灯して同様に祈ります。



祈願



「イエズスの全能の御腕の御前に、我はわが全信仰もてはせ寄りて、わが困窮の状況におけし慰めをこい願い奉らん。善きイエズスよ、我を見捨て給わず、わが道におけし、御身の全能の御腕にて御望みのままに開閉自在なる御身の扉を開き給え。(ここで3つの苦難や問題に対し願う)ああ我が天主、傷つきし心よりの嘆願を受け取り給え。わが天の御国により所を見出す為に我を支え、全能のイエズスの御助けを願わんが為、御身の御力もて常に生に向かいて戦い、決して争奪するを為さしめ給わざれ。アーメン。」



<聖心への小祷>


「仁慈なるイエズス、今日(こんにち)我を御身のいと聖なる聖心に永遠に奉献し奉る。


いと聖なるイエズスの聖心、御身を愛し奉る我を癒し給え。


いと聖なるイエズスの聖心、我御身に信頼し奉る。


いと聖なるイエズスの聖心、御身の我への御愛に信頼し奉る。


善にして謙遜なるイエズスよ、わが心を聖心にあやからしめ給え。


イエズスの聖心、御国の来たらん事を。


いと聖なるイエズスの聖心、罪人を回心せしめ、臨終の者を救い、煉獄の霊魂を解放し給え。」


 


<聖心のチャプレット>


このチャプレットは、一般のロザリオを用いて祈ります。


十字架で「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を祈ります。


各大珠で、次の祈りを唱えます。


「ああ イエズスの聖心よ、御身にわが全信頼を置き奉る。わが弱きを恐れど、御身の大いなる善徳に信頼し奉る。」


各小珠で、次の祈りを唱えます。


「柔和にして温和なる イエズスの聖心よ、我らを憐れみ給え。」


このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを唱えます。


「イエズスの聖心よ、御国の来たらん事を。」


出典元・信心の園

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