検査室へと案内された私。

そそくさと下着を取り、検査台へ乗ります。

 

医師「では、検査しますね~。」

明るい雰囲気の言葉に心がホッとします。

 

医師「まずはエコー検査をしますね。」

医師の様子から、こちらは問題がなさそうでした。

 

医師「では次は拡大鏡使います。」

 

コルポスコピー診とも呼ばれる膣拡大鏡検査のはじまりです。

私の予習では、拡大鏡で観察した後、子宮頸部に酢酸を塗布するはず…。

 

医師「少しツーンとする匂いがするかと思います。」

 

きたきた!

子宮頸部異形成の典型的な特徴は、子宮頸部に酢酸加工を施すと異常な部分が変化することだそうです。

異常な部分は酢酸加工後に正常な部分よりも白く変化するとのこと。

 

私の場合は…

 

医師「………。」

 

やだ。その沈黙が怖い!!

 

医師「う~ん。組織を3か所取りますね。」

 

私「はい。」

やっぱり!

やっぱり白く変化した部分があったんだ。

「異常なし」という、ほんの僅かな期待は見事に打ち砕かれました。

 

「パチン×3回」という嫌な音とともに、子宮頸部の組織を3か所採取されました。

思ったほど痛くはなく(あくまで私個人の感想です)、止血後、膣にタンポンのような脱脂綿を詰めていただき、検査終了。

 

医師「検査結果は2週間後です。」

予約を入れ、しばらく待合室で組織採取後の経過(出血等の不調の有無)を見ていただきました。幸い、出血も少なく、Bがんセンターを後にしました。

 

いざ、組織診結果へ(ホントに長丁場になり、すみません)。

 

続きは「子宮頸部異形成診断までの経緯⑦」へ。

 

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