【干支暦】

東洋の歴は干支暦というものを使います。その始まりは自然界の分類でありました

何故暦を作る必要があったかというと、遊牧民族から農耕生活に変化させる必要があったため
、季節の働きを知る必要に迫られたのです

部族が集まって大きな集団となり、国が出てきて行く過程で国民を農耕に定着させる為に
季節の働きを知る暦が必要になったのあります

まず陰陽の分類で、天と地、見えない世界と見える世界(無形の世界と有形の世界)に分類しました
次に五行の分類です。自然界から人間に至るまであらゆるものは五種類に分類できると悟ったのです

五行は木、火、土、金、水。五方向、五行に陰陽をあわせて、十方世界に気づき、
符号として十干をあてました


五行     本能      季節      方向      十干
木        守り        春        東        甲・乙
火        伝達        夏        南        丙・丁
土        引力       土用       中央       戊・己
金        攻撃        秋        西        庚・辛
水        習得        冬        北        壬・癸


次に時間の分類です 
大きく分けると昼と夜、陽、陰であります

時間の観念にもっとも影響を与えたのは月です。
月は新月→満月→新月の繰り返しを一年で12回と4分の1、繰り返します

宇宙においては、木星が役12年で太陽系を1周します。ここに12という時間軸の概念が生まれたのです
そこで12を最小公倍数概念によって時間の分類がなされ、それぞれの時間に符号が配置され
民衆が覚えやすいように、動物の名前をあてがえたのです

それが12支です
12支は季節の影響を受けて五行の気が意味合いとして加わりました



12支      季節      太陽の位置       一日       陰陽       五行
子(冬)      12月         真北         23時~01時      陽         水
丑(冬)       1月        北北東        01時~03時       陰         土
寅(春)       2月        東北東        03時~05時       陽         木
卯(春)       3月         真東         05時~07時      陰         木
辰(春)       4月        東南東        07時~09時       陽         土
巳(夏)       5月        南南東        09時~11時       陰         火
午(夏)       6月         真南        11時~13時       陽          火
未(夏)       7月        南南西        13時~15時       陰         土
申(秋)       8月        西南西        15時~17時       陽         金 
酉(秋)       9月         真西         17時~19時      陰          金
戌(秋)      10月        西北西        19時~21時       陽         土
亥(冬)      11月        北北西        21時~23時       陰         水  


     
*午の刻が昼→正午  午の刻より前→午前   午の刻より後→午後

*時計の文字盤をイメージして下さい
12時に冬至(12月21日)を置きます 6時に夏至(6月21日) 3時に春分(3月21日)  9時に秋分(9月21日)

*冬至を境に一年が始まる。神社仏閣の年末の大掃除は冬至前に終わらせるところが今でも多い

*春分と秋分は彼岸といいますね 昼と夜がぴったりと同じ日、陰陽のバランスがよい日
 彼の岸(さんずの川の向こう側)に通じる日→彼岸  お墓参りの日

*天には五惑星  地上には五行  人には五本能