糖尿病合併症 「米国で減」「日本で増」のなぜ | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

糖尿病合併症 「米国で減」「日本で増」のなぜ

2型糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病です。

 

糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなのでよい結果は期待できません。

21年前に10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。

 

<img src="https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/1794a035840f9bfb9c7b31b6cf24f23f5cd5e1c0.10.2.9.2.jpeg" border=0 alt="" name="insertImg" /><br><br>

 

糖尿病は、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。

糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていませんが、日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。

 

最近では、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201604260000/">3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発</a>され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。

 

<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=f2b1b38908b9b3ee02f55a52e9a1f038ae0f868f.10.2.2.2j1.jpg" alt="糖尿病発症リスクスコア.jpg" />

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506060000/">糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていない</a>ことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。

 

また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。

 

・1997年1,370万人

<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200308070000/">2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)</A>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200812270000/">2007年2,210万人(成人5人に1人)</a>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201312210000/">2012年2,050万人(成人5人に1人)</a>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201709230000/">2016年2,000万人(成人5人に1人)</a>

 

2005年に<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200502260000/">一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常がある</A>という調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。

 

 

糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。

 

 

日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうで、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。

国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位</a>で、驚くほど低率です。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>で、野菜も食べていません。

<A href="http://www.asahi.com/articles/ASGB96HP6GB9UTNB01N.html" target="_blank">一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べない</A>そうで、主要国で日本だけが減っています。さらに<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502070000/">「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足</a>という残念な現実も浮き彫りになっています。

 

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<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=521c91205e7f61188e8274b52ffa09a7f9c45510.10.2.2.2j1.jpg" alt="予防意識.JPG" />

 

<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=9463fbd9ae1db59763bebd335e085a573d68e920.10.2.2.2j1.jpg" alt="機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg" />

 

健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。

 

・人生で今日が一番若い。

・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)

・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)

・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)

・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)

・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)

・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)

 

 

私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。

 

 

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<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/3000">21世紀の知的健康法 2.</a>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/3012">『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会</a>

 

****************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

米国では、糖尿病合併症の発症率が、1990~2010年の20年間で急速に低下したといいます。米国の研究チームが2014年4月、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に論文を発表しました。

 

論文によると、20年間に▽急性心筋梗塞は67.8%▽高血糖症による死亡は64.4%▽脳卒中は52.7%▽下肢切断は51.4%▽末期腎不全は28.3%とそれぞれ発症率が減少しているのだそうです。

 

 

<B>成功していない日本の予防対策</B>

 

では、日本はどうでしょうか。日本糖尿病学会が、第56回日本糖尿病学会年次学術集会で発表した「熊本宣言2013」に以下の記載があります。

 

「糖尿病網膜症による失明者は年間3000人以上(新規失明者の約18%)、糖尿病腎症による新規透析導入者は年間1万6000人以上(新規透析導入の約44%)、糖尿病足病変による下肢切断者が年間3000人以上(全切断患者の40~45%)であると報告されており、糖尿病合併症で苦しむ患者さんの数は今なお減少していません」

 

これを読むと、糖尿病の合併症予防が適切にできているとはとても言えないことが分かります。

 

 

<B>下肢切断と末期腎不全は発症率大幅増</B>

 

日本には米国のような統計データがないので、米国との単純比較はできませんが、関係する統計がある下肢切断と末期腎不全をみてみましょう。

 

厚生労働省が公表した資料によると、糖尿病で治療を受けている患者のうち、皮膚や皮下の組織が死ぬ足壊疽を合併している患者は、1997年の0.4%から2002年には1.6%と4倍になっています。壊疽の範囲が広がると下肢を切断しなくてはならないので、切断率もかなり増加していると考えられます。

 

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日本透析医学会の資料を基に作成

 

末期腎不全の患者は人工透析を受けますので、透析患者のデータをみてみます。糖尿病で重症の腎不全を合併した糖尿病腎症の透析患者数は増え続けており(図1)、年間透析患者に占める割合は、1998年以降、継続して疾患別の1位になっています。また、日本透析医学会によると1990~2012年の22年間で、糖尿病患者の透析率は0.27%から1.2%と4.4倍に増加しており、糖尿病で末期腎不全を合併する患者が増加していることが分かります(図2)。

 

<img src="https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/d14659e6ef8437fa0217014bf46e7cf1a0e71b90.10.2.9.2.jpeg" border=0 alt="" name="insertImg" /><br><br>

日本透析医学会の資料を基に作成

 

このように、日本では少なくとも糖尿病合併症のうち下肢切断と末期腎不全に関しては、米国と異なり、発症率は減少どころか大幅に増加しているのです。

 

 

<B>なぜ日米で差が出るのか</B>

 

日米でこれほどまでに差が出ているのはなぜでしょうか。糖尿病の治療薬は、米国も日本も、7種類の経口薬と2種類の注射薬で全く同様です。運動療法もそんなに差があるとは思えません。

 

そうなると残るのは、糖尿病の食事療法だけです。米国では1993年から糖質管理食が広まりはじめ、糖尿病と診断されたら糖質摂取を意識することが常識になったようです。2005年には、世界最大の糖尿病研究所であるボストンのジョスリン糖尿病センターが、炭水化物の摂取推奨量を40%にしました。また、全米最大の糖尿病患者会も、いつからかは不明ですが、炭水化物40%程度を推奨しているそうです。

 

これに対して日本の糖尿病食は、1969年から一貫して糖質60%を推奨しています。あくまでも仮説ですが、糖質摂取比率が40%の米国の糖尿病患者と、糖質摂取比率が60%の日本の糖尿病患者の差が、合併症の差につながった可能性は高いと思います。

 

現行の糖尿病食はカロリー制限に重点を置いた高糖質食なので、食後一定時間が経過した後も血糖値の高い状態が続く「食後高血糖」や、血糖値が高い時と低い時の差「平均血糖変動幅」の増大が食事のたびに生じます。こうなると、糖尿病合併症の元凶と考えられている「終末糖化産物(AGEs)」の蓄積や「酸化ストレスリスク」が、毎日3~5回あることとなり、合併症を予防することは困難です。

 

 

<B>糖尿病も合併症も糖質が原因か</B>

 

米国では、糖尿病合併症の発症率は減少していますが、糖尿病患者数は増え続けています。これは一般の米国人の糖質摂取比率が50%程度であることが原因の可能性があります。日本人は一般的に糖質60%程度を摂取しており、糖尿病患者は増え続けています。糖尿病と診断された後も糖質摂取比率約60%を指導されて、合併症発症率は減っていません。「糖質の害、げに恐るべし」です。

 

ちなみに、52歳で糖尿病の確定診断がついた私は、朝昼晩すべての食事について、コメ、パンや麺類、芋類など糖質の多い食品を避ける「スーパー糖質制限食」を実践してきました。そして、67歳の現在まで一切薬は使わず、しかも合併症もありません。

 

(出典:毎日新聞)