子供の基本的動作が危ない 日本学術会議が提言 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

子供の基本的動作が危ない 日本学術会議が提言

子供の体力は改善傾向がみられるもののかつてのレベルには達していません。

平均ではそうでも二極化が進んでいるようなので、老人のような子供が散見されるようです。

老人のような子供が将来どうなるかはわかっていませんが、気づいた時から改善努力をすれば間に合います。

 

子供はかりではなく大人も二極化が進んでいるようです。

日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位</a>で、驚くほど低率です。

 

厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。

天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。

 

積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。

しかし、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。

 

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ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。

筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。

 

 

定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。

医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。

 

 

自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。

 

 

健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。

 

・有酸素運動を中心に種類は問わない

・1日に30分以上

・週に3~5回実行する

・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる

 

 

普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。

 

 

アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201206110000/">「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになる</a>からです。

 

このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。

高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。

いつやるか? 今でしょう!!(笑)

 

 

****************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

日本学術会議は、健康・生活科学委員会と健康・スポーツ科学分科会の審議結果を取りまとめた提言「子どもの動きの健全な育成をめざして~基本的動作が危ない」を、このほど公表した。子供の体力・運動能力が著しく低下傾向にある現状を踏まえ、基本的動作が危ないとして、幼児期・児童期からの教育制度の整備、子供の動きに関する基礎研究の推進、小学校教員養成課程における体育関連の履修単位の充実、教科書の作成などを打ち出している。

 

幼少期から児童期前半(1歳~8歳)に獲得する基礎的動作は、生涯を通じて運動全般の基本となり、児童期後半(9歳~12歳)には、さまざまな動きや基礎的な運動技能を幅広く習得できる。

 

ところが、文科省が継続的に実施している「体力・運動能力調査」の結果によると、子供の走る・跳ぶ・投げるといった基礎的な運動能力は、昭和60年前後をピークに著しく低下。また近年では、まっすぐに走れない、立ち幅跳びで両足での踏み切り・着地ができない、転んでも手をつけないなどの子供の増加とともに、筋や関節などの運動器に問題を有する子供が1~2割存在するのが分かっている。

 

提言では、基本的な動きの習得を阻む背景に、▽子供を取り巻く近年の社会的・自然的環境の変化▽地域やその他の社会経済的要因による成育環境の格差――があると指摘。全ての子供の動きの健全な発達を促し、健やかな子供を育成するためには、小学校における体育の指導法の改善が望まれるとした。

 

担当教員には、発達の段階に応じた動き教育に対する強い熱意と高い専門的な観察力・評価力・指導力が求められる。だが現状では、小学校教諭一種免許を取得するために必要な体育の授業は2単位だけ。東京都が過去に実施したアンケートによると、小学校教員志望者の半数強が「体育授業の指導に自信がない」「運動が苦手」と回答していた。

 

こうした点を踏まえ、小学校教諭養成課程における体育・スポーツ関連科目の履修単位数の増加や講義内容の充実に加え、体育授業の質の向上を目的とした研修の充実、体育専科教諭の配置増加、小学校体育教科書の作成を具体策に挙げた。

 

またこの提言を実りあるものにするために、子供の動きに関する基礎研究を推進する必要があるとした。子供の動きに関する実態調査を全国的・継続的に行うとともに、動きに関連する体格や身体組成、脳・神経機能の基礎研究を、スポーツ科学や教育学をはじめとする幅広い分野の研究者が協力して、組織的に実施する体制の整備を行うべきとしている。

 

(出典:教育新聞社)