香港、長寿世界一の秘訣 平均寿命 女性87.32歳、男性81.24歳
日本の平均寿命は、2015年には女性2位、男性4位と順位を下げましたが、健康寿命の動向の方が注目されています。
男女共に1位になった香港の動向がまとめられていますが、食生活、国土面積、喫煙率があげられています。
国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位</a>で、驚くほど低率です。
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。
厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。
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また、<A href="http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/201406/536904.html" target="_blank">医師の47%は病人</A>(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。
<img style="cursor:pointer;border:none;" src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=c58e7ca9cf898f49a37f4c50f5c17ad7a27f5f54.10.2.2.2j1.jpg " alt="長期的不調.jpg" />
<img style="cursor:pointer;border:none;" src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=9c6a41575908127a48aec2008bb60a854a47a22a.10.2.2.2j1.jpg " alt="慢性疾患.jpg" />
・人生で今日が一番若い。
・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201601180000/">「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201511150000/">10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201509160000/">世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201509120000/">健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507310000/">日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507260000/">意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201505260000/">健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201505200000/">健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201501050000/">座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201501020000/">「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201412210000/">「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201412020000/">口の健康を意識して健康寿命長くしよう</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201411290000/">男のアンチエイジングと「食」</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201411170000/">健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201410300000/">これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201406240000/">米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201405310000/">長野の長寿 秘密は明治の教育</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201405010000/">運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201403090000/">筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも</a>
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201305080000/">生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減</a>
長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。
1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、
◆1964年 東京オリンピック
体力つくり国民運動
◆1970年
保健栄養学級の開催
◆1978年
第一次国民健康づくり政策
成人病予防のための1次予防の推進
健康診査の充実
◆1988年
第二次国民健康づくり政策
アクティブ80ヘルスプラン
運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進
◆2000年
第三次国民健康づくり政策
21世紀における国民健康づくり運動 <A href="http://www.kenkounippon21.gr.jp/" target="_blank">健康日本21</A>
一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上
・2003年5月
<A href="http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO103.html" target="_blank">健康増進法</A>施行
・2006年4月
介護保険制度を予防重視へ
・2008年4月
特定健康診査・特定保健指導
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201308160000/">5年間の改善成果はわずか0.2%</a>
・2011年4月
<A href="http://www.smartlife.go.jp/" target="_blank">スマートライフプロジェクト</A>
健康寿命をのばそう
◆ 2013年
第四次国民健康づくり政策
<A href="http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkounippon21.html" target="_blank">第2次 健康日本21</A>
健康寿命延伸・健康格差の縮小
この40年で、
・心筋梗塞
米国は35%減少
日本は1.6倍
・ガン
米国は1994年から減少
日本は3倍
ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。
彼は、著書<A href="http://books.rakuten.co.jp/rb/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%81%A7%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%82%92%E6%89%8B%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%83%9D-%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A1--9784901923019/item/1533796/" target="_blank">「健康ビジネスで成功を手にする方法」</A>にて
以下のように鋭く指摘しています。
●医療産業と健康増進産業は別産業
☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。
☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。
▼病気を生み続ける医療業界
・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質
・医者は製薬会社の標的
・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念
・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる
▼メディアは情報不足で無力
・しかも主たる広告主は食品・医療産業
・政府も同様に情報不足で無力
このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。
・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201406130000/">医師の半数が「常用薬あり」の病人</a>
・<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200711070000/">医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」</A>
・<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200712270000/">医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒</A>
・<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200801120000/">医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環</A>
・<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200803180000/">医師の4人に1人がアルコール依存</A>
****************************<B>【以下転載】</B>****************************
人口過密でストレスも多く格差社会のイメージが強い香港。だが日本の厚生労働省の調査によると、2015年の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.24歳と、ともに日本を上回って世界一となった。香港人の長寿の秘訣を探ってみた。
<img src="http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/166e3ed7f99183bc99ad8dd91dba6bbbe26533d8.10.2.9.2.jpeg" width="500" border=0 alt="" />
【仮説1】医食同源の食生活
「毎日、夕食の時にいろんな素材を煮込んだスープを飲むからかしら」。主婦の楊玉英(60)さんに聞くと、こんな答えが返ってきた。
香港など華南地方では、1日1回は肉や漢方薬の素材をじっくりと煮込んだ「薬膳スープ」を飲む人が多い。「調子の悪いときには鶏肉や牛肉をやめて魚や野菜にするなど、体調に合わせて素材も変える」(楊さん)
毎日の食事が健康の基本だとする「医食同源」の発想は香港の社会に根付いている。街角には漢方薬の素材を組み合わせた「涼茶」を売るスタンドもある。
中華料理は脂っこいと思われがちだが、香港で主流の広東料理は素材を蒸すなどして油分を落としたものも多い。香港中文大学老年学研究所によると、肥満度を示す体格指数(BMI、25以上が肥満)の平均値は香港が21.2と、日本の24.7を下回る。同研究所の胡令芳教授は「米や大豆を好み、ファストフードや肉を食べる量が少ないなど、香港と日本の食生活は似ている」と分析する。
中国人といえば宴会でアルコール度数の高い白酒や紹興酒を酌み交わす印象が強いかもしれないが、それは北京など華北地方の話。香港では夕食の席でも中国茶や白湯を飲む人が多く、飲んでもビールやワイン程度だ。
【仮説2】医療施設へのアクセス
自由競争社会で公的医療保険制度が存在しない香港。だが、実は公立の病院や診療所では低負担で質の高い医療サービスを受けられる。
公立病院の料金体系は一律で、香港の住民カードを持っていれば初診料は病気の種類にかかわらず100香港ドル(約1500円)、入院料も1日100香港ドルと、私立病院の数百~数千香港ドルに比べると格安だ。
公立病院の待ち時間は数時間に及ぶことも少なくないが、窓口で緊急度を決める「トリアージ」を実施するため、救急時には待ち時間を短縮できる。ちょっとした風邪などは「中医」と呼ばれる漢方医を訪れて治す人も少なくなく、約7千人の漢方医が登録している。
土地が狭く病院へのアクセスが便利なことも、平均寿命の押し上げに貢献している。香港大学公共衛生学院の林大慶教授は「香港と日本を比較する場合、日本には都市も田舎もあることに注意が必要だ。医療機関が遠い農村部の平均寿命は都市部よりも概して低い」と説明する。
【仮説3】低い喫煙率
公衆衛生の専門家の間で最も有力な説は、喫煙率の違いだ。15歳以上人口のうち、たばこを毎日吸う人の割合は10.6%と、日本(19.6%)のほぼ半分にとどまる。
香港政府は1983年から喫煙規制を段階的に拡大してきた。2007年以降はレストランやバーを含む屋内施設での喫煙も原則禁止。屋外や喫煙室に行かないと、たばこは吸えなくなった。たばこ税も大幅に増税した結果、1箱あたり小売価格は50香港ドル(約750円)程度に引き上げられた。香港大の林教授は「先進国で平均寿命を延ばすのに最も速く効果的な方法は、喫煙者にたばこを吸うのをやめさせることだ。肺がんだけでなく、心筋梗塞など循環器系の疾患による死亡率も減らせる」と解説する。
65歳以上の人口の割合を示す高齢化率で香港は15%と世界一の日本(26%)とは差があるが、今後は急速に少子高齢化が進む。健康で豊かな老後が送れる社会をいかに築くか、香港と日本がともに学び合えることは少なくない。
平均寿命:死亡率が今後も変わらないと仮定し、その年に生まれた0歳児があと何年生きられるかを示す。国・地域の保健福祉水準を表す指標として利用されている。国勢調査や人口動態統計を基に、各年齢ごとに1年以内に死亡する確率を計算。今年生まれた人が毎年どれだけ死亡するかを予測し、その死亡年齢を平均して算出する。途上国では乳幼児死亡率の低下、先進国では高齢者死亡率の低下が平均寿命を押し上げる主な要因だ。
(出典:日本経済新聞)