高齢化社会の健康寿命は「幸福感の強さ」に比例する
高齢者はメンタルヘルスに留意して幸福感を高めることが、長寿時代における最善の予防措置になり、自然に身体的活動レベルも高まる二重の効果が出るそうです。
健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。
世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201509120000/">2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一</a>だったそうです。
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201509160000/">健康寿命を短くする危険因子は1位は高血圧、2位は喫煙,3位は高血糖</a>だそうです。
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厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
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・<A href="http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/423101/" target="_blank">国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず</A>
日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位</a>で、驚くほど低率です。
健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。
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また、<A href="http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/201406/536904.html" target="_blank">医師の47%は病人</A>(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。
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エクササイズがメンタルヘルスや幸福感に大いに貢献すること、つまり幸福感と身体的活動には強い関連性があることが科学的に実証されています。
しかし、その2つがどのように結びついているのかはわかっていませんでした。エクササイズをするとメンタルヘルスにポジティブな影響を与えるので幸福感が高まるのでしょうか。それとも、もともと幸福な人の方がエクササイズをする可能性が高いので、結果的に脳の幸福感と健康が高まった状態が長く維持されるのでしょうか。この謎を究明するために長い歳月を費やしてきた科学者たちがいます。チャップマン大学の研究班が11年にわたって行った研究調査の結果、高齢になっても活動的な人たちの脳の中ではどんなことが起こっているか明らかになりました。
その研究調査は、約1万人の50歳以上の成人の身体的活動レベルを検証しました。11年にわたり、被験者は自分の身体的活動を高、中、低、下位のどれかにレーティンし続け、研究班は被験者の身体的活動とメンタルヘルスや幸福感のレベルを比較したのです。
<B>メンタルヘルスが良好なほど活動的になる</B>
研究調査のスタート時点でメンタルヘルスが良好な被験者ほど調査の過程を通して身体的にも活動的であり続けることがわかりました。さらに、もともと活動的でメンタルヘルスが良好な被験者は、年齢を重ねても活動的なままでした。
研究班がこのグループの研究に特に興味を持っていたのは次のような理由からでした。原則として、活動的でいる期間が長いほど、寿命が長くなる可能性が高くなります。中高年以降に体を良く動かすと、心疾患のリスクが低くなり、認知能力が向上し、健康寿命が長くなります。そのため、研究班は高齢者層が身体的に活動的であり続けるためには何がベストのモチベーションなのかをこの研究で究明したいと思ったのです。
結論は、高齢の患者のメンタルヘルスに留意して幸福感を高めることが、長寿時代における最善の予防措置になるということです。これに基づき、同研究の主任著者、Julia Boehm博士は、患者のメンタルヘルスを向上させることで、幸福感が高まるのみならず、自然に身体的活動レベルも高まるという、二重の効果が出るとしています。
この研究結果は、まずメンタルヘルスが良好であってこそ、身体的活動性が高くなることを示唆しています。ということは、メンタルヘルスを向上させると、体を活発に動かすようになると言えます。ひいては、高齢化社会の大部分の人々の体の健康状態も向上することになります。
(出典:lifehacker)