スイスでホメオパシーに保険適用 科学より国民の意思が尊重された結果か? | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

スイスでホメオパシーに保険適用 科学より国民の意思が尊重された結果か?

スイスでは、ホメオパシーが健康保険適用となったそうで、西洋医療に偏重した日本では考えられないですね。

 

 

<A href="http://logmi.jp/19478" target="_blank">病院がないほうが死亡率が下がる!</A> 著効がある劇薬!

 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。

 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。

 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。

 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。

 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。

 

・1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。

  

・1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会)

 

・1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。

 

現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。

 

 

日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位</a>で、驚くほど低率です。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。

 

厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。

 

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また、<A href="http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/201406/536904.html" target="_blank">医師の47%は病人</A>(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。

 

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****************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

スイスでは今年3月、ホメオパシーや伝統中国医学など一部の補完代替医療に対して、健康保険の分野で従来医療と同等の扱いを認めることが決定された。これは、2009年の国民投票で補完代替医療の保険適用案が支持されたのを受けてのことだ。世界の潮流に逆行するかのようなこの決定は、科学よりも患者の意向が尊重された結果なのだろうか。

 

「馬鹿げている」「とんでもない」「驚いた」「税金の無駄遣いだ」。これらは今年3月末、補完代替医療を健康保険適用の対象にするという政府の発表を伝えるスイスインフォの記事に対して、フェイスブックに書き込まれたコメントの一部だ。

 

 

<B>スイスのホメオパシー</B>

 

1999年、連邦内務省は特定の補完代替医療(伝統中国医学とホメオパシーを含む)について、6年間の試行期間中は標準医療保険の対象とする方針を発表。

 

6年後の2005年、補完代替医療の治療効果について法的に必要な要件を満たすことができなかったとして、医療保険の適用リストから除外される。

 

09年、補完代替医療イニシアチブ(国民発議)の対案として政府が提出した穏健な決議草案が国民投票で有権者の多数の支持を受け可決される。

 

12年、補完代替医療を試験的に標準医療保険でカバーすることが決定。

 

16年3月29日、連邦内務省はホメオパシーと伝統中国医学をはじめ4種類の補完代替医療に対し、西洋医学と同等の地位を与えると発表。17年から実施される予定。

 

一方、スイスの医療関連団体はこのようなコメントと同意見ではないようだ。政党や専門家を含めた議会審議の末には、主要政党のみならずスイス医学界の権威であるスイス総合内科学会(SGAIM)とスイス医学協会(FMH)も、ホメオパシーなどの補完代替医療に保険適用を認めるという内務省の決定を支持する声明を出している。

 

 

<B>単なるプラセボ効果?</B>

 

補完代替医療の中でも、スイスで最も人気があるのはホメオパシーだ。

 

連邦内務省保健局と連邦経済省経済管轄局の合同調査報告書によると、ホメオパシーの診療と投薬にかかる医療費は増え続ける一方で、現在それぞれ年間5千万フラン(約52億円)および3100万フランに上る。

 

「ホメオパシーの秘密はプラセボ効果(偽薬効果)にある」と述べるのは、中国の有名な大衆科学ライターとしても知られるルオジン・リュウ医師だ。リュウ氏は、中国のほか日本と米国で医師として働いた経験から、病気や不調に悩む患者の、わらをもつかむ思いを実感している。

 

リュウ氏はホメオパシーのコストパフォーマンスを調べたことがある。それによると、「ホメオパシーは医療費の点ではきわめて安上がりだ。米国では例えば子供の発熱で救急医療を受けた場合、低く見積もっても600ドル(約6万円)から700ドルが必要だ。一方、ホメオパシーの薬ならばスーパーで20ドルも出せば手に入る」。

 

またホメオパシーには、ほぼ副作用がない。「ホメオパシーに使われる薬の主要成分は単なる水分。ただ一つ『副作用』を挙げるとすれば、適切な治療が間に合わなくなるかもしれないというリスクだろう」。リュウ氏自身の家族にも、深刻な病気を代替医療で治そうとしたために手当てが遅れ、症状を悪化させたケースがあった。「医師が薬を処方する時は、その副作用ではなく、あくまで有効性を基準に判断するべきだ」(リュウ氏)

 

 

<B>有効性を証明するには</B>

 

ホメオパシーの有効性に関し、複数の研究結果を統計的に統合したメタ分析などは、現在も進行中だ。2012年にスイスで発表された調査報告書では、ホメオパシーは「従来の治療法を有益な形で補うもの」と認められた。しかし、西洋医学の評価・検証において確立されたランダム化比較試験(評価の偏りを避け、客観的に治療効果を評価することを目的とした研究試験法)を伴っていないことから、裏付けのない調査だとして諸外国で専門家からの反論を受けた。

 

 

<B>世界のホメオパシー</B>

 

世界保健機関(WHO)によると、ホメオパシー療法は世界の80カ国以上で現在も広く使用されている。

 

補完代替医療を認めている国は20カ国以上あり、英、仏、ルクセンブルクなどでは健康保険でカバーされている。一方、ベルギー、オーストリアなどでは効果が証明されていないとして、保険の対象外。

 

米食品医薬品局(FDA)では、安全性と効能について結論の出ないままホメオパシーの薬の販売を許可している。許可されているのは、ねんざ、かぜ、アレルギーのように、治療しないでも長期的には症状が落ち着いたり、治まったりする性質のある急性疾患の治療に用いる薬品。

 

西洋医学的見地からは、できるだけ大規模な臨床試験で得られた結果こそが、科学的証拠として最も信頼に値する。現在、ホメオパシーに関するもので最も信頼できるのは、オーストラリア国立保健医療研究審議会(NHMRC)が13年および15年に行った調査だとされている。

 

リュウ氏はその理由を、広い地域で大量の症例を研究したためだと説明する。「この調査では、さまざまな国の多様な症例と患者のタイプが対象となった」。同審議会の出した結論は、「ホメオパシー治療を選んだ場合、ほかに安全性と効果が証明されている治療が遅れたり、それを拒否したりすることによって健康被害を被る可能性がある」というものだ。

 

これに対し健康保険会社の統括組織「サンテスイス」は、西洋医学を検証するために標準化された方法をホメオパシーに当てはめるのは無理があると主張する。同組織のクリストフ・ケンプフ広報担当は次のように述べる。「西洋医学のやり方でホメオパシーの効果を評価するのはアンフェアだ。国際的に認められシステム化された生物医学的手法は、ホメオパシーの原則とは相容れない可能性があるからだ」

 

 

<B>民主主義が科学に勝利した?</B>

 

3月末に発表されたプレスリリースの中で連邦内務省保健局は、「補完代替医療が有効性、妥当性、コストの面で条件を満たすかどうかはまだ明らかになっていない」と認めている。

 

同局のダニエル・ダウヴァルダー広報担当によると、そのような中での3月の政府決定は、2009年の国民投票で表明された、補完代替医療を保険で認めるよう求める国民の意思をくみ取った結果だという。

 

「健康保険制度は、信頼の原則にのっとり、補完代替医療の費用を負担する。しかし、有効性や妥当性、または対費用効果が疑わしい場合、『サンテスイス』は支払いを拒否することができる」(ダウヴァルダー氏)

 

 

<B>政府決定の実施方法</B>

 

しかし、この問題の核心は、補完代替医療の有効性というよりは、政府の決定をどう実行に移すかという点にある。効果的な治療法を奨励する一方で、例えば、無免許医による健康被害をどのように防ぐのか、あるいは、補完代替医療で起こりうる問題に対し健康保険会社はどう対応すべきか、などの問題だ。

 

実際には、全ての補完代替医療費が保険でカバーされるようになるわけではない。スイスに滞在する全ての人に加入が義務付けられている標準医療保険では、代替医療にかかる治療費は、医師免許を有する医師が治療を行った場合に限り払い戻される。それ以外のケースでは、任意加入の追加保険に入っておく必要がある。

 

リュウ氏が医師としてホメオパシーに抱く懸念は、ホメオパシーそのものに対してではない。それよりも、医師の資格が厳しくチェックされるのか、患者の病状に応じた適切な投薬がされるのかという点にある。「スイスは日本から学ぶことができる。日本では、代替医療の一種である漢方医療が政府によって細かく管理されている。保険でカバーされる漢方薬はすべて大規模かつ長期的な臨床試験を受けたものだ。何千とある漢方薬のうち、保険が適用されるのは100項目足らずしかない」

 

(出典:SWI swissinfo.ch