日本で一番「女性の健康余命」の割合が高い静岡の県民性 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

日本で一番「女性の健康余命」の割合が高い静岡の県民性

健康寿命を伸ばすのは簡単ですが、国も都道府県、市区町村も国民も真剣に取り組まないので改善していません。

 

日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位</a>で、驚くほど低率です。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。

 

厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。

 

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<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=9463fbd9ae1db59763bebd335e085a573d68e920.10.2.2.2j1.jpg" alt="機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg" />

 

また、<A href="http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/201406/536904.html" target="_blank">医師の47%は病人</A>(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。

 

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<img style="cursor:pointer;border:none;" src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=9c6a41575908127a48aec2008bb60a854a47a22a.10.2.2.2j1.jpg " alt="慢性疾患.jpg" />

 

・人生で今日が一番若い。

・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)

・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)

・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)

・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)

・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)

・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)

 

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長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。

1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態です。

 

****************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

健康寿命を表す指標として、新たな研究結果が報告され話題になった。それは、茨城県立健康プラザ研究員で、聖徳大学看護学部教授の栗盛須雅子さんが「健康寿命」を調べたもの。「健康寿命」とは、介護の必要や障害があるといった生活の支障がなく、健康に日常生活を送れる年数を指す。

 

栗盛さんは。厚労省の調査よりも実態に即したWHOが採用している方法で調査を実施。「平均余命に占める健康余命の割合」を都道府県別にランク付けすると、これまで長寿のイメージが強かった沖縄が、男性ワースト1位、女性ワースト2位という結果となった。そして、男性では茨城県がトップ、女性では静岡県がトップとなった。

 

今回の調査結果には、少なからず県民性というものが影響しているはず。そこで、女性トップの静岡県を例に、どんな生活を送って健康になっているのか、検証してみる。まず、静岡の県民性について、ナンバーワン戦略研究所所長・矢野新一さんがざっと説明する。

 

「土地が豊かで、海の幸も山の幸もいろんなものがとれます。だから静岡県民は日本一お米を食べるし、魚も野菜もよく食べる。静岡バス乗車法というのがあり、バスの停留所で静岡県民は並ばないんですが順番に乗るんです。こせこせしてなくて、余裕があるのも、土地が豊かだったことと無関係ではないでしょう」

 

東京から新幹線と電車を乗り継いで3時間20分。女性セブン記者は、静岡県森町を訪ねた。静岡県の西部に位置するこの町は、面積133.91平方キロメートルのうち約70%が山林で茶と稲作が盛んな自然豊かな町。人口1万8988人のうち、3人に1人が高齢者(30.9%)だ。

 

実は森町は、静岡県が2009年から独自に算出している、県内市町別「お達者度」で男性、女性ともに1位となっている(昨年度)。ちなみにこの「お達者度」は、65才における平均自立期間(介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間)を市町の介護認定・死亡情報をもとに生命表で算出したもの。

 

つまり、森町の女性は、今日本でいちばん、ピンピンコロリ(より長く健康に過ごして死ぬ)を実現しているといえるのだ。まず記者が目指したのは、町の中心部に最も近い駅から850mほどの場所にある地域包括支援センターだ。

 

驚くことに、歩いてわずか8分程度の間に4人の高齢者に声をかけられた。「どこ行くだ?」「どこから来ただ?」──自転車に乗った70代と思われる女性や老夫婦らは、そんなふうに口々に声をかけ、道順を説明しながら、こちらが聞いてもいない自分の予定をひとしきり話し、去っていった。

 

そうして到着した地域包括支援センターで、健康寿命トップになった背景を聞いた。森町役場保健福祉課課長補佐(兼)地域包括支援センタースタッフ長の平田章浩さんが言う。

 

「…何がいいかわからないんですよね。毎日のことが当たり前になっているので。何が特別なことかってわからないんです」

 

というものの、聞けば、実にさまざまな活動に取り組んでいた。例えば教育委員会が月1回開催している「平成学級」。高齢者を対象とした町民講座で、近隣から演者を招いてマジックショーや舞踊を行っている。

 

また国立長寿医療研究センターが作った、各自が自分の状態を確認できるチェックリストを用いながら、「脳活性化教室」も開いている。「運動教室」ではゴムチューブを使ってできる体操を指導したり、ノルディックウオーキングなどもする。

 

そんな話をしながら、ふと思い出したように同センター主任主査の三浦千晴さんが続ける。

 

「元気で長生きするためには“きょういくと、きょうようが必要だ”って言います。教育と教養ではありません。“今日、行くところがある”“今日、用がある”ということが大事と聞いたことがありますね。この町の人は、お風呂や『森のこかげ』に行ってしゃべるのが用事だって言ったりします」

 

『森のこかげ』とは、町の中心部にある町役場が募集した「元気もりもりサポーター」によって運営されている居場所(コミュニティーサロン)だ。

 

町民を対象に1年に1回募集している「元気もりもりサポーター」は、週1回、加齢について学んだり、認知症体験や足腰などを不自由にした疑似体験、コミュニケーションの講習を受けるなど、全7回の研修を経た人たち。彼らの中でサロンの手伝いをするなど、なんらかの介護支援ボランティアをした65才以上のサポーターは、1時間1ポイント、1日2ポイントまでを上限としたポイントがもらえる。

 

「1ポイント100円と換算され、最高で年間50ポイントを5000円として換金できます。これは介護保険料の負担軽減が目的で、それゆえ、対象者が65才以上となっています」(平田さん)

 

(出典:NEWSポストセブン)