睡眠に関する間違った10の思い込み | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

睡眠に関する間違った10の思い込み

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様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。

普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。

 

 

不眠症に悩む人も年々増加しています。

不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。

最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。

 

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私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。

さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。

最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。

 

 

睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。

 

睡眠中の脳の4つの役割

1.有害な毒素を排出する

2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。

3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。

4.免疫力を高める。

 

 

欧米先進国と比べて日本人の睡眠時間は短く、2014年のOECD報告で、男性はワースト3位、女性は最下位で、日本の生産性が低い要因の一つかも知れません。

 

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厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201505250000/">睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円</a>にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 

 

睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。

体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506200000/">睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱</a>されています。

 

不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。

不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。

 

 

日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502120000/">半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望</a>しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201501140000/">不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認である</a>ことを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。

 

 

2014年3月に<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201405050000/">厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」</a>を発表しています。

2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。

 

・「<A href="http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042749.html" target="_blank">健康づくりのための睡眠指針2014</A>」 厚生労働省

 

~睡眠12箇条~

 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。

 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。

 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。

 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。

 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。

 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。

 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。

 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。

10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。

11.いつもと違う睡眠には、要注意。

12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

 

睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。

 

****************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

人類は今や睡眠について熟知していると思うかもしれませんが、いまだに睡眠がうまく取れない人がたくさんいます。これは、健康維持のために何よりも重要な睡眠に関して、時代遅れの情報を信じていたり思い込みがあったりすることが一因です。睡眠に関して完全に間違っている10の思い込みをご紹介します。

 

1.睡眠時間は長いほど良い

 

長時間眠り過ぎてしまうとしたら、それはこの思い込みのせいかもしれません。必要な睡眠量は人によっても年齢によっても違います。ハーバード大学の研究により、9時間以上の睡眠は睡眠の質の低下につながることがわかりました。だから、週末でも、普段より長く眠ろうとするのはやめましょう。睡眠の質を向上させる方向に努力してください。

 

2.アルコールや薬物を飲むと良く眠れる

 

ほとんどの人は寝る前にいわゆるナイトキャップとしてアルコールを飲むと眠りにつきやすくなります。しかし、そのせいで夜中に目が覚めやすくもなるので、睡眠の質が低下します。さらにマリファナを吸うと眠たくなりますが、常用しないとなかなか寝つけなくなったり、変な夢を見たりするかもしれません。就寝前はノンアルコールのビールにしてみてはどうでしょうか。

 

3.真夜中に目が覚めたら、また眠れるまでベッドで横になっているほうが良い

 

真夜中に目が覚めるのは最悪ですが、誰にでもあることです。すぐにまた眠れたらいいなあと誰もが思うので、ベッドに横になったまま、眠りに落ちるのは今か、今かと待ち望んでいることがよくあります。でも15分以内に眠れなかったら、ベッドから出て、あまり刺激の多すぎないことに体と頭を使うことを多くの専門家は推奨しています。時計も見ないようにしましょう。

 

4.不眠症だと寝つきが悪い

 

不眠症は複合的な睡眠障害であり、寝つきの悪さは不眠症の4つの症状の中の、たった1つに過ぎません。国立睡眠財団によれば、残りの3つは、「早く目が覚めてしまい再び眠りに落ちることができない」、「たびたび目が覚める」、「すっきりしない気分で目覚める」です。不眠症やその他の睡眠障害を緩和するためにできることがいくつかあります。長期的治療でベストなのはたいていの場合、薬物治療ではありません。認知行動療法のほうが効き目が持続します。

 

5.誰でも毎晩78時間の睡眠が必要だ

 

必要な睡眠時間は人によって違います。睡眠は長さより質のほうが重要です。というわけで、国立睡眠財団は、年齢層別推奨睡眠時間を提示しています。それによると、1日の睡眠時間は新生児なら14~17時間、18歳から64歳の成人は7~9時間、それより上の年齢層は7~8時間が望ましいということです。子供は一般的に大人より長く眠る必要があります。ある調査によれば、毎晩8~9.5時間眠る人は翌日は機嫌が良くなると報告されています。

 

6.昼間に眠くなるのは前の晩の睡眠が足りないせい

 

前の晩に良く眠れない、あるいは全然眠れなかったら、間違いなく翌日は最悪の気分になりますが、昼間に疲労感や眠気を恒常的に感じているなら、それは睡眠が原因ではない可能性があります。食生活、ストレス、基礎疾患が原因かもしれません。アレルギーや服用している薬でもエネルギーを消耗することがあります。睡眠の質を考えることはもちろん大切ですが、ほかに可能性のある原因がないか調べてみましょう。

 

7.パワーナップを取ると気分がリフレッシュする

 

昼寝は良い点がいろいろありますが、元気回復の強壮剤とまったく同じというわけではありません。昼寝の長さによっては、目を覚ましたときだるくなってしまうこともあります。エネルギーと頭の回転の速さを取り戻すには、昼寝は20分ぐらいにしましょう。

 

8.朝型タイプと夜型タイプがある(そして朝型のほうが生産性が高い)

 

ほとんどの人が、自分は「朝型」か「夜型」のどちらかだと思っていますが、それ以上に睡眠サイクルが影響しています。人によって日中にエネルギーが高くなる時間帯が違っていて、これは必ずしも朝型、夜型とは関係ありません。「早起きは三文の徳」という諺がありますよね。職場や学校制度の中で生きていると、朝型が得をするように見えますが、比較してみれば夜型も同じぐらい生産的でクリエイティブです。実際に、学校は現在の始業時間では睡眠不足になってしまう夜型の生徒の健康に配慮して、始業時間をもう少し遅くすべきだという意見の医師もいます。

 

9.平日の寝不足は週末たっぷり寝れば補える

 

平日に睡眠不足になると、一種の睡眠「債務」がかさんでしまいます。土日にたっぷり眠ることでその債務を返済できると思っていませんか? ことはそう簡単にはいきません。そんなことをすると翌週はもっと眠くなるかもしれません。週末は寝坊するよりも、普段より就寝時間を早くしたり、午後に昼寝をしたりするのがお勧めです。

 

10.スヌーズ機能を使うと睡眠時間が稼げる

 

最後に、これを認めるのはつらいことかもしれませんが、目覚まし時計のスヌーズ機能を使うと寝覚めの気分が悪くなるだけです。起きるまでの時間が稼げるわけではなく、スヌーズとスヌーズの間にうとうとすると睡眠サイクルの深いところに入ってしまいます。そうなると、その日は終日ゾンビ状態になってしまいます。だからスヌーズ機能を使うのはやめてベッドからはい出しましょう。そうすれば、より快適な1日を過ごせて、もしかしたら夜も良く眠れるかもしれません。

 

(出典:ライフハッカー)