転ばぬ先の機能性下着 シニアの歩行支援/腰痛など改善も
加齢と共に足腰が衰えるのは、筋肉トレーニングなどの運動で予防・改善できますが、楽をしたがるのが普通です。
膝や股関節を安定させて弱った筋肉を支え、動きやすくしてくれる機能性下着やスポーツ用タイツは、役立てそうです。私も冬季のランニングにはスポーツ用タイツを愛用しています。
また、国民生活センターが2013年にまとめた調査によると、65歳以上の人がケガをする場所の約8割が安全と思われがちな家庭内だったそうです。
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運動というとウォーキングなどの有酸素系運動と思われがちですが、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策に筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。
週に2回、筋力トレ―ニングを行っている人は、していない人より長生きするという研究結果がアメリカから出ています。
天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスロージョギングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっているそうです。
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ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スロージョギングはおすすめです。
筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスロージョギングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。
定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、大腸がん、乳がん、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。
医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。
自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。
健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。
・有酸素運動を中心に種類は問わない
・1日に30分以上
・週に3~5回実行する
・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる
普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。
アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201206110000/">「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになる</a>からです。
このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。
高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。
いつやるか? 今でしょう!!(笑)
日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位</a>で、驚くほど低率です。
健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。
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href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の<A
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。
厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。
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alt="予防意識.JPG" />
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alt="機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg" />
また、<A
href="http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/201406/536904.html"
target="_blank">医師の47%は病人</A>(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。
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・人生で今日が一番若い。
・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)
****************************<B>【以下転載】</B>****************************
年を取るにつれて足腰が衰え、歩くことすらおっくうになる人は多い。そんなシニアの歩行を支える下着があるのをご存じだろうか。当て布で膝や股関節を安定させて弱った筋肉を支え、動きやすくしてくれる。専用下着だけでなく、スポーツ用のタイツも同様の機能が期待できる。緑まばゆい季節。サポート商品を賢く使い、体を動かそう。
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「公民館の体操、習字や洋裁教室、歌の練習。毎日、外出で忙しい」。東京都世田谷区に住む杉原君子さん(82)の活動をサポートするのは特殊なガードル。膝と股関節周辺の筋肉に沿って当て布をし、足運びを安定させる。いわばテーピング効果のある下着だ。
4年前に膝を悪くし、かかりつけの医師に薦められて以来、着けている。背筋をピンと伸ばしスムーズに足を運び、腕もしっかり振って歩く。家に閉じこもりがちな同世代の人が多い中「外出は活力の源」(杉原さん)とはつらつと話す。
年を取ると、関節の変形や骨粗鬆症などで移動がつらくなるうえ、筋力やバランス力も衰えて運動不足になる。運動不足が症状をさらに悪化させ、転倒すれば骨折の危険性が増す。国も寝たきりや要介護になるのを防ごうと、ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)予防に取り組む。
機能性下着は、歩いて運動機能を維持しようとするシニアの強い味方として注目されている。ガードルだけでなく、背中や腰などの動きを支える肌着などもある。素材や当て布の伸び具合に工夫があり、高齢者が嫌う圧迫感など肌への負担を減らしているのも特徴の一つ。4月から左膝にサポーターを使い始めた横浜市在住の桜井清さん(66)は「綿が混ざっており、蒸れない。圧迫感もない」という。登山に再挑戦したいと意気込む。
ガードルは女性の物だと抵抗がある男性にもお薦めなのが、ジョギングランナーが着けるスポーツタイツだ。股関節と膝に筋肉の動きを支える当て布があり、機能性下着のガードルと同じ効果が期待できる。着脱しやすい柔らかな素材の物もある。
機能性下着は百貨店や専門店の介護用品コーナーで、スポーツタイツは運動ウエア売り場で手に入る。価格はガードルで5000~7000円ほど、タイツは1万円前後。筋肉や骨の動きを正しく助けるためには「サイズに合う物を身に着けることが大切。高齢者には肌が敏感な人が多い。必ず試着して肌触りも確かめてから選んで」(ワコール)と助言する。
どういう状態になったら機能性下着を意識するとよいのだろうか。既に膝痛や腰痛を抱えている人なら、根本治療にはならなくても改善が期待できる。
むろん、「まだ若い。歩いていて転んだこともない」というシニアもいる。プロ野球選手やJリーガーのリハビリと治療を手掛ける理学療法士の山口光国さんは「若いと思っている人も、直立し、かかとを連続20回上げてみて」と勧める。途中で前後によろけたり、20回できなかった人は「股関節の具合が黄信号。転ばぬ先のつえとして、着用してほしい」(山口さん)。
自分の歩く姿を鏡で見てみよう。背中を丸め、肩を揺らして、がに股になって足を広げていないだろうか。当てはまるなら着用を考えてみるといい。
歩行を支える下着やタイツは「自分の動いている方向と反対方向にバランスを取りやすくしてくれる」と山口さん。転倒予防にもつながるという。高齢者に多いのが、信号が赤になり、横断歩道の手前で止まろうとしたが止まれず、勢い余って転ぶことだ。そんな時も、倒れかけた体を引き戻しやすくなるという。
<B>65歳以上のけが8割が住宅内</B>
65歳以上の人がケガをする場所で最も多いのが、安全と思われがちな家庭内だ。国民生活センターが2013年にまとめた調査によると約8割が家の中だった。全国13医療機関に依頼し、10年12月から2年間に事故情報を集めた。
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65歳以上の事故は669件で、77.1%にあたる516件の発生場所が「住宅」だった。具体的には、階段の段差でつまずく、足がもつれて家具にぶつかる、靴下がひっかかり転落したなど。若いころは問題無かった、ちょっとしたことが転倒・転落の原因になっている。
さらに、ケガの内容をみると、516件のうち骨折が2割を占めた。同センターは事故を防ぐため、歩行しにくいなどと感じたら「機能性下着をはじめ、使いやすく工夫された商品などの力を借りてほしい」と呼びかける。
(出典:日本経済新聞)