空気が汚れた都市部でも屋外で運動したほうが健康にいいと判明
空気の汚れた都市部でも、ウォーキング、ランニングやサイクリングなど屋外での運動が健康のためにいいことが、英国ケンブリッジ大学を中心とした国際的な共同調査でわかったそうです。
ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スロージョギングはおすすめです。
筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスロージョギングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。
天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスロージョギングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっているそうです。
定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、大腸がん、乳がん、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。
医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。
自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。
健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。
・有酸素運動を中心に種類は問わない
・1日に30分以上
・週に3~5回実行する
・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる
普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。
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アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201206110000/">「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになる</a>からです。
このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。
高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。
いつやるか? 今でしょう!!(笑)
日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位</a>で、驚くほど低率です。
健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。
<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。
厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、<a
href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。
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また、<A
href="http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/201406/536904.html"
target="_blank">医師の47%は病人</A>(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。
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空気の汚れた都市部でも、ウォーキングやサイクリングなどといった屋外での運動が健康のためにいいことが、英国ケンブリッジ大学を中心とした国際的な共同調査でわかった。
運動は健康にいいのだが。
毎日の適度な運動が、糖尿病や心臓病、がんのリスクを減らすことはよく知られている。
しかし、空気の汚れた都市部でウォーキングやサイクリングをすれば、排ガスや埃などを吸い込むことになる。
そうなると、結局、健康に良いのか悪いのか、これは医学会でも論じられてきた問題だ。
<B>世界の都市のデータからシミュレーション</B>
この問題にひとつの決着をつけたのが、ケンブリッジ大学を中心とする世界4カ国の研究機関による最近の共同調査だ。
研究者たちは、世界主要都市の環境データを基にしたコンピュータシミュレーションで、その都市でウォーキングやサイクリングを行った時のメリットとデメリットを分析した。
<B>健康によくない都市はわずか1%</B>
「シミュレーションの結果わかったのは、ウォーキングやサイクリングが健康の害になるほど空気汚染が進んでいる都市は1%しかないということです」
研究者グループのリーダーであるケンブリッジ大学のマルコ・タニーノ教授はこう言う。
「空気の悪い事で知られるロンドンでも、屋外で運動した方が良いと言えます。ロンドンの10倍大気汚染がひどいインド・デリーでさえ、週に5時間以内なら、路上でサイクリングした方が体にいい」
<B>空気がいいに越したことはない</B>
共同研究者のひとりであるジェームス・ウッドコック教授は、この調査結果が都市部の大気汚染を容認するものでないことを強調する。
「確かに、汚れた空気の中でもランニングは健康にプラスであるという結果が出ていますが、だからと言って、大気汚染をそのままにして良いということではありません。都市部の人たちもできるだけ歩きや自転車で移動すれば、車が減り、空気がきれいになる。それが理想です」
(出典:イロリオ)