美白よりも筋肉が大事!? 過度に日光避けると“サルコペニア”に 現代人に忍び寄る身体虚弱化の影 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

美白よりも筋肉が大事!? 過度に日光避けると“サルコペニア”に 現代人に忍び寄る身体虚弱化の影

過度に日光を避けると骨粗鬆症やサルコペニアになりやすく、高齢になると、筋肉量や骨密度の低下により転倒しやすくなり、これはビタミンDの不足が大きな要因だそうです。

最近は、

<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201504180000/">くる病の乳幼児に増加</A>しているそうですし、「美白のため」「シミ予防に」と極端に日光を避けた生活をしている女性の将来は、身体虚弱化、寝たきりが待ち構えているかも知れません。

 

 

ビタミンDは数年前から再注目されているビタミンですが、日本の場合は、体内で作れるから不要と言う専門家もいますし、国民栄養調査ではビタミンDは摂れていることになっていますが、血中濃度を調べたところ全体の半数以上が不足し、女性は4人に3人が不足しているそうです。

ビタミンD欠乏症は、世界中で約半数に認められ、その率は上昇傾向にあるといわれています。

 

科学の進歩で栄養素欠乏の定義は変化し、「栄養素はかつて考えられていたよりも、はるかに大きな役割を体内で果たしている。欠乏によって引き起こされる疾病のみならず、多くの現代病を予防して最適な健康状態に導くものと考えられている。」そうです。

 

 

ビタミンD(脂溶性)

 成人所要量:2.5μg

 成人許容上限摂取量:50μg

 

・働き

 カルシウムやリンの吸収促進、血中のカルシウム濃度を調節、歯・骨の形成・健康維持、筋肉の収縮円滑、皮膚呼吸の促進、心臓・内臓・神経の働きを正常に保つ、ガン細胞の増殖抑制

 

・消耗・欠乏する要因

 大気汚染、妊娠・授乳中、タンパク質の摂取不足、野外での活動性の低下、UVカット製品の使用、人口の高緯度傾向

 

・欠乏症状

 便秘、虫歯、不眠、近視、歩行困難、骨粗鬆症、クル病、骨軟化症

 

・欠乏症状リスク

 糖尿病、動脈硬化、ガン、免疫力低下、認知症、自閉症、うつ、統合失調症、花粉症などの各種アレルギー、筋力低下、ロコモ

 

・相乗効果のある栄養素

 ビタミンA・C、コリン、カルシウム

 

・多く含む食べ物

 シイタケ、マグロ、イワシ、サケ、サバ、ニシン、魚の肝油、シイタケ、牛乳、乳製品

 

ビタミンDは、食べ物から摂る方法と日光を浴びて紫外線にビタミンDをつくってもらう方法の2つがあります。

ビタミンDをつくってくれる紫外線は、UV-Bで日焼けの原因になる紫外線です。UV-Bは服やガラスを通れませんので、いつも屋内で過ごしたり、外出する時に必ず日焼け止めを塗る人は、いつもビタミンD不足になっている恐れがあります。

高齢者の場合は、皮膚からのビタミンD生成率は低いので、積極的にサケやサバなどの魚を摂取し、食事からビタミンDを補給することが勧められます。

 

 

サプリメント先進国アメリカで一番支持されて売れているのはマルチビタミン・ミネラルですが、本質を見極めずに流行りものが大好きな日本ではあまり人気はないようです。

以前ご紹介した<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201102060000/ ">「革命アンチエイジング」</a>という米国アンチエイジング医学会公認の完全ガイドブックには、

 

<B><FONT color=blue size=+1>マルチビタミンとミネラルの補完が、おそらく経済的見返りが最大で最も有効である唯一の予防的健康対策であるという強力なエビデンスがある</FONT></B>

 

とまで書かれてありますし、米国アンチエイジング医学会を構築してきた著名な18名の博士の実践内容も書かれています。

 

・運動:しっかりやっている

・毎日のサプリメント:18名全員

 総合ビタミン・ミネラル剤+各種抗酸化サプリメント常用

・食習慣:それぞれに的を射ている

・飲酒:ゼロ~少量

 

日本とは大きく違って博士自身が実践されているわけです。

 

また世界の美女達も当然のように愛用されています。

 

<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/1010f126.98288641.1010f127.84137448/?pc=http%3a%2f%2fbooks.rakuten.co.jp%2frb%2f11610658%2f%3fscid%3daf_link_img&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f15806482%2f" target="_blank"><img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=78053f8e9929a51f53de04be5bf8174e7568e701.10.2.2.2j1.jpg" alt="美女をつくるサプリ.jpg" /></a>

 

最近では日本の医師でも隠して愛用しているようです。

 

<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=3f849fb839fd66e659f46886510ad8a49783041a.10.2.2.2j1.jpg" alt="医師は隠れたサプリ愛用者.jpg" />

 

<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=b8c94d5cd2f0aebe11f156241be72c0639e83191.10.2.2.2j1.jpg" alt="名医もこっそり飲んでいる本当に効くサプリ.jpg" />

 

<img style="cursor:pointer;border:none;" src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=4238129a42927f7a3cc74aff91558ba93517332b.10.2.2.2j1.jpg " alt="米国の医師、看護師のサプリメント利用状況.jpg" />

 

米国の医師・薬剤師・栄養士のサプリメントへの理解は高く2011年の調査では、

 

・米国医師の60%~75%がサプリメントを自身で利用

・患者にも診療科に応じてサプリメント利用を提案

 循環器科:72%、皮膚科:66%、整形外科:91%

・薬剤師の86%がサプリメントを自身で利用

・薬剤師の93%が患者にサプリメントの利用を提案

・登録栄養士(RD)の96%がサプリメントを自身で利用

・栄養士の97%が栄養指導でサプリメントの活用を提案

 

と提案どころか今でもサプリメントを否定する傾向が強い日本とは著しい差があり、私達の高いヘルス・リテラシーが必要になります。

 

 

日本は遅れていたサプリメントの法整備が2015年4月に出来ましたが、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/7011/">低質な既存規格</a>を活かしたので質のよいサプリメントの普及は期待できません。

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/7019">サプリメントの法整備が遅れた</a>最大の理由は質のよいサプリメントが普及して国民の健康状態がよくなると困る業界の政治力の影響で、今でもサプリメントのマイナス情報は好んで報道されています。

 

 

1961年に国民皆保険制度達成、1964年から健康増進政策を開始しても国民の健康状態は悪くなる一方という非常に残念な現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という悲惨な状態、あれだけ大々的にやらされた<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201308160000/">メタボ検診・指導の5年間の成果は無い</a>し、特にサプリメントの活用状況には欧米とは大差があります。

 

微量栄養素が足りない新型栄養失調は10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だそうで、残念な現実です。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201405080000/">サプリメント最前線 病への対処は「治療」から「予防」へ</a>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201311020000/">不足すると心の不調も ビタミンCの最新知識 上手な補給法</a>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201307300000/">ビタミン・ミネラルサプリ、摂取者率9%</a>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201306270000/">飽食時代の新型栄養失調 3食きちんと食べても 体だるく、転びやすい</a>

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201208300000/">増えている現代型栄養失調とはどんな状況なのか?</a>

 

****************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

日焼けを気にして日光を浴びないと骨粗鬆症や「サルコペニア」になりやすくなる!? 高齢になると、筋肉量や骨密度の低下により転倒しやすくなるが、これはビタミンDの不足が大きな要因とされる。そのビタミンDは太陽の光を浴びないと生成できない。足腰が弱り外出の機会が減る高齢者ばかりでなく、「美白のため」「シミ予防に」と極端に日光を避けた生活をしている昨今の女性たちにも、その危険はあるという。美白もいいけれど、健康のためには日光を浴びないと近い将来・・・。

 

 

<B>骨粗鬆症とサルコペニア発症の要因の1つはビタミンD不足 近年明らかに</B>

 

「加齢に伴い、骨粗鬆症やサルコペニアのリスクが高まります」

 

こう説明するのは、堺市の医療法人「大泉会 介護老人保健施設だいせん」リハビリテーション科の認定理学療法士、今岡真和科長。骨粗鬆症はともかく、「サルコペニア」とは聞き慣れない単語だ。骨格筋量・筋力が減少する症候群で、ビタミンD不足が要因の1つであるという。

 

日本の特に要介護高齢者を対象としたサルコペニア研究の第一人者、今岡さんによると、高齢者の骨粗鬆症、サルコペニアは、ともに骨折、死亡などのリスクと関連しており、予防や改善の必要がある。先行研究の統計では、この2つ、つまり骨粗鬆症とサルコペニアを同時に有病する「オステオサルコペニア」は、何も有病していない同年齢の者と比較して4倍以上の転倒や骨折リスクがあり、「転倒による骨折を防ぐためにも、バランス能力を保つ目的で筋力や筋量の改善と骨そのものを丈夫にするためにも骨密度の維持といった複合的対策を取らねばなりません」と今岡さん。

 

一方、自宅で暮らす高齢者と施設入所高齢者のオステオサルコペニア有病率を比較すると興味深いデータが得られたという。前者37%に対し後者が68.5%と実に2倍近い差があるのだ。このデータから何を読み取れるのか。

 

「施設に入所する高齢者は自宅居住時より一層、外出の機会が減る、つまり日光を浴びる機会が少なくなるんです。そのため、ビタミンD不足・欠乏の方が非常に多く存在します。われわれの調査でも90%以上の方がビタミンD不足・欠乏の状態であることを明らかにしています」

 

要介護高齢者91人に対し、「介護老人保健施設だいせん」では、運動療法と栄養療法を組み合わせた4パターンで3カ月間、検証。その結果、経口摂取によるビタミンD不足の改善は明らかとなった。「今回は3カ月の介入期間でしたので、ビタミンD不足の改善と、その後に6カ月間の転倒抑制効果を認めました。ただ、オステオサルコペニアの改善は見られませんでした。長期的な介入により、そちらも改善される可能性は期待できると考えています」と今岡さん。

 

 

<B>子供の「くる病」が増えている?</B>

 

ビタミンD不足は高齢者だけの問題ではない。「ビタミンD不足による子供の『くる病』が増えているそうです」と今岡さん。

 

骨変形や筋緊張低下をきたす「くる病」は、戦後ほぼ消えたといわれていた。この飽食の時代に発症者がいるとは驚きだが、これも施設入所の要介護高齢者と同様、日光を浴びる機会が少ないことが原因と推測されるという。

 

「日光を浴びるどころか、極力日光を避ける、という昨今のライフスタイルも要因の1つといえます。皮膚がん発症への不安や美白、しみ予防などの目的で、夏以外でも日焼け止めを塗ったり、外出を極力避けたり、自宅の窓ガラスを紫外線カットグラスにしたりと過度に紫外線を避ける習慣が広がっています。何も考えず日光を避け屋内中心の不活動な生活をしていると、若い人でも骨や筋肉が衰えてしまう怖れがあります」

 

確かに、暖かくなるにつれ、帽子にサングラス、長袖に日傘という“完全防備”の女性をよく見かける。昼時のオフィス街などは日傘をさしたOLが増え、職場から数分の距離ですら紫外線を避けている。ファッション誌や美容雑誌はこぞって、「日焼け止め」「美白」などの特集を組んでいる。

 

 

<B>食事で摂取するより日光浴びた方が楽?</B>

 

では1日にどれぐらいの日光を浴びればいいのか。

 

「緯度やその日の天候にもよりますが、一般的にビタミンD生成は夏季なら1日約15分程度、冬季は1~2時間の日光浴が必要です。もちろん、日焼け止め剤なしですが、手や顔を出している程度の露出で十分効果を得られると言われているます」と今岡さん。

 

絶対に日光に当たりたくないというのなら、食事で摂取するしかない。ただし、それを実践するのはけっこう大変そうだ。ビタミンDが多く含まれている食品には、しいたけ、きくらげ、サケなどがあるが、栄養が偏った現代人の食生活で、そうした食品を毎日バランス良くとるのは至難の業。「やはり、日光を適度に浴び、屋外で楽しく趣味や活動をするのが一番楽でしょうね」と今岡さんは苦笑いする。

 

1日のほとんどを屋内で過ごし、外出時は日焼け止めクリームを塗りたくり、日々の食事を(好物しか買わない)コンビニ弁当などで済ませる。現代人よ、こんな生活でいいのか。年を取ったとき(あるいはそれより早く)、筋力が衰え、骨がスカスカになり、転倒して要介護生活を送らずにすむよう、「ビタミンD生成」に心がけた生活を送りたいものだ。

 

(出典:産経新聞)