若々しさ取り戻すのは、むずかしくない | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

若々しさ取り戻すのは、むずかしくない

記事には書いてありませんが、若々しさ取り戻すのは、むずかしくなかったです。

中高年男性の調査では、年相応であるよりも、若々しさやかっこよさを望んでいる男性が多くなり、身だしなみへの意識の高まりから、男性40~50代のスキンケア品の市場が特に伸び、高品質なものが売れているそうです。

かつては女性特有の悩みだった肌のハリ・ツヤ、シワやシミに悩む40~50代の男性は、5年前に比べて35%増えたそうです。

さらに女性は男性の変化を歓迎しているようで、97%の女性が美容男子に好意的、80%の女性が少なからず男性への好意は肌のきれいさに関係性があると回答しています。

 

 

全国に6万人いる百寿者6割が百歳まで三大死因のガンや心疾患、脳卒中にならず、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病にもかからず、防御ホルモンのアディポネクチンが多く分泌されているそうです。そして、食べる意欲が旺盛でよく食べ、興味を持ったことに対して前向きで熱心に取り組むことなどが分かってきたそうです。しかし、8割は認知症を患っているか、寝たきりだそうです。

 

自分が百寿者になっても元気に生きるために、今すべきことは、「40~50代のうちにカロリーコントロールをしてメタボを防ぎ、運動によって筋肉をつけておくことが、人生後半になって効いてきます。認知症やサルコペニア(骨格筋減弱症)予防につながりますよ」と研究者が助言されています。

 

 

****************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

<B>妻の一言「おっさん」変身決意 老けてみえる原因、立ち姿に</B> 

 

「若く見えますよね」――。多少のお世辞が入っていると分かってはいても、こう言われると決して嫌な気はしない。実際、40代半ばまでは健康管理や体形維持に気を付けていたこともあって、自信もあった。まだいける、と。

 

ところがである。50歳になったあたりから、体調は優れているのにもかかわらず、周囲から「お疲れですか?」とか「昨日は相当お酒を飲んだでしょう」などと的外れな心配をされることが多くなった。決定打となったのは昨年末に妻にしみじみ言われた一言。「おっさんになったよね」。これで一念発起した。若々しさを取り戻してみよう。

 

とはいえ何から始めていいのか分からない。インターネットで「アンチエイジング」というキーワードで検索しても、女性向けの化粧品、美容整形といった情報や、本当に効果があるのか疑問が残るサプリメントの広告が大半。求めている情報とは少し違う。

 

そこで思いついた。圧倒的な若々しさを保っている人にヒントをもらおう。真っ先に頭に浮かんだ人は、バンドー化学名誉顧問の雀部昌吾さんだ。

 

雀部さんとの最初の出会いは、2013年春に筆者が神戸支社に赴任した直後、神戸財界人を中心に開催されたゴルフコンペで同じ組でプレーした時。第一印象は60代後半から70代前半くらいだったが、ほかの同伴者が「雀部さんはもっと年上ですよ」と教えてくれた。実は雀部さんは1929年生まれ、当時84歳。衝撃を受けた。

 

雀部さんがゴルフ場をさっそうと歩く姿は今も忘れない。もちろんゴルフの腕前は上級。ドライバーの飛距離は30歳以上年下の筆者と変わらない。何より肌つやの良さにも驚かされた。

 

年明け早々に面会を申し込み、神戸市内にあるバンドー化学本社で雀部さんに話を聞く機会をつくってもらった。現在86歳、雀部さんは濃紺のスーツで迎えてくれた。最初に会った時の若々しい印象は変わらない。

 

「若さを保っている秘密を教えてください」。冒頭からの直球の質問に雀部さんはややはにかみながらも答えてくれた。「規則正しい生活でしょうか。睡眠や食事には気を使っています。あと、周囲からは姿勢がいいってほめられますね」

 

はっと気づいた。雀部さんが一般的にイメージする80代と違うのは歩き方と立ち姿だ。雀部さんは学生時代に剣道と体操をやっていたとのこと。体幹はその時に鍛えられたという。

 

筆者は姿勢が悪い。自覚はあった。すぐに妻に電話をして聞いた。「俺の姿勢の悪さ、気になる?」。すぐさま妻からの一言。「そうね、遠くから歩いてくる姿は、老けてみえるね」。最初のアンチエイジングは決まった。歩き方と姿勢の矯正だ。

 

 

<B><FONT color=blue size=+1>◆「美姿」レッスン、立つのも苦労 いざ歩行、腹筋痛み汗にじむ</FONT></B> 

 

若々しい歩き方と姿勢を習得する。うってつけの先生を、個人的にレッスンに通っているという会社の先輩に紹介してもらった。肩書は「美姿プロデューサー」、元ファッションモデルの水野里香さん(53)だ。

 

水野さんは個人や企業向けに歩き方レッスンを東京や大阪で定期的に開催している。コンセプトは「男女問わず美しい姿勢と歩き方を身につけると、仕事も人間関係もうまくいく」だ。

 

1月上旬。レッスン場所に指定されたのは大阪市北区のダンススタジオの一室。30畳ほどの広さの部屋の壁には鏡が張り詰められている。170センチメートル以上はある長身の水野さんが背筋を伸ばして立つと、並んで鏡に映った私は「疲れたおじさん」にしかみえない。

 

「まず壁に沿って真っすぐ立ってみてください」。姿勢のチェックからレッスンのスタートだ。「ご自身ではいい姿勢だと思っているでしょう。でも間違った姿勢です」と、水野さんはスマホで筆者を撮影する。「首が前傾してるでしょ。腰も反っている。後ろからみると、ほら、右肩がこんなに傾いてる」

 

指摘に従って姿勢を矯正すると、逆に自分が傾いて立っているような感覚になる。「最初は誰でも違和感があります」と、水野さん。だが、この立ったままの姿勢を維持するだけでも筋肉痛になりそうだ。

 

次に歩き方のレッスンに移る。まず普段と同じように歩くように、と言われ、それをスマホの動画で撮影してもらう。「上下動が大きすぎる。膝もうまく使えていない。脚も上がっていない」。ある程度予想していたが、ここまで徹底的なダメ出しをされると、がっかりする。

 

間違いと指摘された部分を自分なりに矯正しながら何度も歩く。それでも水野さんからは「骨盤を立てて」「着地した脚の膝を曲げない」「もっとつま先を上げて」など、厳しい声が次々と。頭で理解はできるものの、うまく動作に反映できない自分がもどかしい。

 

鏡に向かって繰り返し歩く。歩くだけなのに、腹筋が痛くなり、汗もにじんでくるほど。40~50分繰り返したあたりで、「ずいぶんときれいに歩けるようになりましたよ」と、初めてお褒めの言葉をいただいた。

 

最後にもう一度、歩く姿をスマホで撮影してもらい、最初と比較すると、まるで別人の歩きだ。「歩くだけで筋力がアップするし、きれいに歩く人は群衆の中でも目立ちますよ」と言われ、約1時間半の個人レッスンは終了した。

 

レッスン後に、JR大阪駅までの2キロメートルほどの距離を自分なりに“美しく”歩いてみた。驚いたのは、今まで気にしたこともなかった周囲の人の歩き方が気になってしまうこと。そして、きれいに歩いている人に出会うと、うらやましく思ってしまうことだった。

 

 

<B><FONT color=blue size=+1>◆黄ばんだ歯に白い輝きを 歯科で施術効果は続かず</FONT></B>

 

ずっと気になっていたことがある。筆者は30年来のヘビースモーカー。今でも日に2箱40本は吸う。そして、コーヒー、赤ワインも大好き。歯磨きはしっかりしているつもりだが、気づいたら歯の裏側は真っ黒、表は黄ばみが目立つ。「歯をきれいにすれば若々しくみえるのに」と、何度も妻に言われてきたが、面倒で放置したままだった。

 

重い腰を上げたきっかけは、「口元のアンチエイジングで見た目の印象が変わる」という歯科クリニックの広告を見つけたこと。すぐに効果を出してくれそうなところをインターネットで選び、予約を入れた。

 

1月半ば、JR大阪駅から徒歩数分のオフィスビルの地下にある歯のホワイトニングを専門に手掛けるクリニックを訪れた。待合室に入ると、まさに女性専用エステサロンの雰囲気で、施術を待つ客も女性ばかり。正直、場違いな感じは否めない。

 

しばらく待っていると、アロマの香りがただよう個室に通された。これまで筆者が歯医者に抱いていたイメージとはまったく異なる空間だ。

 

選んだのは、歯のヤニや汚れ、歯石を落とすクリーニングと、特殊な光をあてて歯の白さをアップさせるホワイトニングのセットコース。これに虫歯菌の活動を抑えるというフッ素コーティングをオプションで追加して、合計約1万8000円。健康保険が使えない自由診療だ。

 

最初に簡単な歯の状態を診断し、手鏡を渡された。「歯は加齢でも黄ばんでしまいます」。20本近い色違いの歯が並んだサンプルをみせられ、「今はこのくらいの色ですが、3~5段階は白さが増しますよ」と女性の歯科衛生士さんは笑顔を絶やさない。

 

説明が終わると、いよいよクリーニング開始。ジェット水流のようなもので歯を洗っていく感じ。痛みは全くなく、逆にこれで頑固な汚れが取れるのか、と不安になるくらいだ。

 

約1時間のクリーニングの後、ホワイトニングに移る。口を開いたまま固定する器具を装着され、前歯に薬剤を塗布。その状態で特殊な光を20分程度あてる。加齢による黄ばみは歯の内部にあるため、歯の表面の透明度を落とすことで、白さを際立たせるという施術だそうだ。

 

最後に舌の汚れを取るマッサージをしてもらい、リップクリームを塗られてこの日のコースは終了。そして手鏡を渡された。想像していた以上に白くなった自分の前歯にうれしくなる。「3段階は白さがアップしましたね」と歯科衛生士さん。歯がきれいになると、食べ物の味もおいしく感じる。気分もいい。

 

ところが、その後たばこやコーヒーを控えることもなく過ごしていると効果は意外と短いことも実感する。ホワイトニングから約1カ月で、また少し前歯の裏側が着色し始めてきた。

 

 

<B><FONT color=blue size=+1>◆男性更年期心配で血液検査 結果「気力の維持ぎりぎり」</FONT></B>

 

自慢ではないが、過去に受診した会社の健康診断はすべてA判定。今のところメタボの心配もない。自分でも不思議に思うほどの“健康体”。

 

ところが、50歳を過ぎたあたりから疲れが取れにくい、眠りが浅いなどの、原因不明の不調を感じることが増えた。もともと楽観的な性格。加齢で誰もが感じる当然の体調変化だろう、といった程度に考えていた。

 

そんな話題を昨年末に神戸の60代のある経営者としたところ、恐ろしいことを言われた。「そろそろ長谷川さんも更年期を心配した方がいい年齢ですよ」。それまで一度も男性の更年期など意識したこともなかっただけに、軽いショックを受けた。

 

自分の更年期度を把握するには、血液検査で男性ホルモン量を調べる必要があるが、検査をしてくれる医療機関はまだ限られているという。早速、その経営者にクリニックを紹介してもらい、予約を入れた。

 

1月下旬、高級住宅街、兵庫県芦屋市にある芦屋ベンクリニックを訪れた。主に富裕層を対象にアンチエイジングに関する治療を手掛ける医療法人だ。

 

対応してくれたのは理事長で総院長の卞(べん)勝人さん(57)。「男性はただ長生きするのではなく、死ぬ前日まで旅行をして、ゴルフをして、女性にもてる。そんな元気なシニアを応援する」。卞先生の治療方針は至って明快だ。正直、筆者もかなりの部分で共感を覚えた。男性ホルモン濃度を測定するための血液採取はわずか数秒。結果が出るのは2週間後だ。

 

測定結果が出たとの連絡を受けて、再びクリニックに足を運んだ。いきなり「深刻な更年期です」などと診断されてしまわないか、といった不安も抱きつつ、卞先生に結果を解説してもらう。筆者の男性ホルモン濃度を示すフリーテストステロン値の測定結果は12.7。50代男性の基準は6.9~18.4のため、一応、基準内には収まった。

 

ほっとしたのもつかの間、卞先生からのひと言。「長谷川さんのフリーテストステロン値は男性としての気力を維持できるぎりぎりの水準。これから強いストレスがかかるような職場に異動したら、一気に男性更年期の危険性が高まります」

 

「まだ治療を要する段階ではない」が、卞先生は「せっかくだから男性ホルモン注射などを体験してみますか」と施術メニューを提案してくれた。テストステロン注射に加え、美肌効果や疲労回復に効果があるというプラセンタを加えた高濃度ビタミンC点滴、そして日焼けによるシミを目立ちにくくするレーザーによる「フォトRF」だ。

 

もちろん自由診療で、総額はざっと9万円。少しひるんだが、「こんな体験は二度とできない」と思い直し、施術をお願いした。どれだけ若々しくなれるか。

 

 

<B><FONT color=blue size=+1>◆ホルモン注射 朝の気分爽快 野菜最初に食べて老化予防</FONT></B> 

 

クリニックで抗加齢治療を受けた効果は早くも翌朝現れた。いつも感じていた寝覚めの悪さはなく、起床後すぐに活動できるすっきりした感覚に自分でも驚く。すっかり忘れていた若い頃の活力や気力がよみがえったかのようだ。こんなすがすがしい朝はいつ以来だろうか。

 

鏡を見てみる。顔全体にレーザーを照射したためだろうか、肌質がなんとなく良くなった気がして、自然に笑みがこぼれる。クリニックを勧めてくれた神戸の経営者が「(自社の)株主総会や重要な商談の前に施術してもらうのです」と話してくれた意味が少し理解できた。

 

確かに効果は実感できた。ただ、男性ホルモン注射は3カ月に1度程度、レーザー照射は5回は施術しないと本当の効果は現れないという。継続的に高額な出費を求められるこの方法は楽ではあるが、自分の経済力では無理ということも分かった。

 

自分に合った方法はないものかと思い、日本で初めて抗加齢医学の研究講座を開設した同志社大学アンチエイジングリサーチセンターの米井嘉一教授(58)に話を聞きに行った。米井教授は「なまけ者でも無理なく続く77の健康習慣」などアンチエイジングに関する多くの著書がある。

 

米井教授は開口一番、「若々しさを保つには、まず食事を改善することです」と指摘。間違った食事をすると、血糖値が急激に上昇し、それを抑制するためにインスリンが大量に分泌される。これが体の様々な部位を老化させてしまう原因になるという。米井教授の推奨は「ベジタブル・ファースト」。野菜を最初に食べる。そしてゆっくりよくかむ。「それを続けるだけで確実に若々しくなります。今からでも遅くありません」

 

実際の年齢よりはるかに若々しい米井教授のアドバイスは説得力があった。早速、その日の夕方、神戸市内のスーパーで食材を買い込み、何年かぶりの自炊に挑戦してみることにした。

 

買ったのは十六穀米、ベビーリーフのサラダ、カレイの切り身、カブラの千枚漬けなど。米を炊いて、魚の煮付けを作る。出来栄えはまずまず。アドバイス通りにサラダからゆっくり食べてみる。よくかむと、不思議なことに空腹感が和らいでくる。今まで自分がいかに暴飲暴食をしていたかも実感できた。

 

職業柄、夜は付き合いでお酒を飲む機会も多い。毎日、自炊でこのような食事をすることは不可能だが、それでも意識のどこかで米井教授のアドバイスを思い出すようにした。2週間ほどすると、無理な食事制限をしていないのに体重は1キログラム強減少。朝起きた直後も爽快に感じる。これなら飽きっぽい自分でも今後も続けていけそうな気がする。

 

(出典:日本経済新聞)