早食いは過食しがち 良くかめばエネルギーも消費 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

早食いは過食しがち 良くかめばエネルギーも消費

かつては芸の内と言われた早食いはよいことがないですね。

早食いは、よく噛まずに飲み込むので胃腸に負担がかかり、脳が満腹感を感じる前にたくさん食べてしまうので、過食になり、4.4倍肥満になりやすいそうです。

さらに早食いは、食べ物の消化や吸収などに費やされるエネルギー「食事誘発性体熱産生(DIT)」が低く、また血糖値が急上昇するので糖尿病にもなりやすく、糖化も促すので老化が進みやすいと考えられます。

 

 

日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうで、日本人の平均健康管理費用は月間わずか3000円だそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位</a>です。

また、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201507180000/">健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額</a>です。

 

・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)

 

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<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>で、野菜も食べていません。

<A href="http://www.asahi.com/articles/ASGB96HP6GB9UTNB01N.html" target="_blank">一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べない</A>そうで、主要国で日本だけが減っています。さらに<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502070000/">「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足</a>という残念な現実も浮き彫りになっています。

 

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日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。

また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味するとさらによくなりそうです。

 

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和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。

そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200509290000/">アメリカからパン食を餌付けされた</a>食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。

 

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厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。

 

食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。

 

新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。

 

 

・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)

・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)

 

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***************************<B>【以下転載】</B>****************************

 

あなたは食べるのが早い方だろうか、遅い方だろうか。早食いの人は太りやすいといわれるが、最近の研究でそのメカニズムが分かってきた。早食いを改め、よくかんでゆっくり食べるようにすると、太り過ぎも予防できるようだ。秋の味覚についつい食が進む季節。食べ方を見直してみてはどうだろう。

 

子供のころ、「よくかんで食べなさい」と言われた人は多いだろう。だが、大人になって時間に追われる生活で早食いが習慣になった人も少なくないのではないか。

 

早食いの難点は、よくかまずにのみ込むので胃腸に負担がかかること、脳が満腹感を覚える前にたくさん食べてしまうので、過食になりやすい点などが挙げられる。

 

東京工業大学社会理工学研究科の林直亨教授は、「早食いの人は太りやすいと多くの研究で報告されている」と話す。林教授らが女子大学生84人におにぎりを食べてもらい調べた研究でも、かむ回数が少ない早食いの人ほど体重や体脂肪率が高くなる傾向があった。

 

 

<B>■肥満4倍多く</B>

 

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さらに岡山大学が大学生1314人を3年間追跡調査したところ、早食いの人はそうでない人より4.4倍肥満になりやすかった。早食いの習慣は、他の「油っこい食事を好む」「満腹まで食べる」といった習慣よりも肥満になるリスクをあげていた。

 

早食いの人が肥満になりやすい原因は過食だけではないらしい。林教授らの研究では、食事量は同じでも、早食いの場合は、食べ物の消化や吸収などに費やされるエネルギー「食事誘発性体熱産生(DIT)」が低く抑えられることが分かった。

 

1日の総エネルギー消費量の内訳は、呼吸や体温などの生命維持に必要な基礎代謝量が約60%、運動などの身体活動量が30%、そしてDITが10%を占めている。食べることはエネルギーを摂取することであると同時に、エネルギーを使う行為でもある。

 

実験では10人を対象に、試験食をできるだけ早く食べる場合と食塊がなくなるまでかんでから飲み込む場合とでDIT量を比較した。その結果、食後90分間のDIT量の平均値は、早く食べるよりゆっくり食べた方が明らかに多かった。

 

 

<B>■脂肪1.5キロ増</B>

 

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「体重60キログラムの人が1日3食よくかんで食べると、食後にDITとして生じるエネルギー消費量は早食いの場合よりも年間で約1万1000キロカロリー多い。体脂肪に換算すると1.5キログラムほどに相当する」(林教授)。逆に、早食いの人はほかの条件が変わらなければ計算上、1.5キログラムの脂肪がつくことになる。

 

よくかんでゆっくり食べると胃や腸の血流量が増えるが、早食いではそれが少ないという。林教授は「この差がDITに反映されているのかもしれない」と話す。

 

早食いは糖尿病とも密接な関係がある。金沢医科大学公衆衛生学の桜井勝准教授らは、ある企業の従業員2050人(35~55歳)の健康診断結果を7年間追跡調査した。食べるのが早い人は遅い人に比べ、糖尿病の発症が約2倍多かった。

 

「早く食べると血糖値が急上昇する。それを抑えようと膵臓(すいぞう)から大量のインスリンが分泌される。この状態が長期間続くと膵臓自体が疲れてしまい、糖尿病になりやすくなるのではないか」(桜井准教授)。また、早食いは肥満を招くので、肥満が糖尿病発症の危険性を高めるとも考えられる。

 

早食いを改めるにはどうしたらいいのか。まずはよくかむことだ。一口に30回を目標にといわれるが、これが意外に難しい。林教授は「私自身、早食いの癖をなかなか直せなかったが、『よく味わおう』と発想を変えたら、自然とよくかむようになった。今は以前よりも素材の味がわかるようになった」と話す。

 

また一口の量を減らすのも効果的だ。「スプーンより箸の方が一口量が少なくてすむ」(桜井准教授)。根菜類など食物繊維の多い歯ごたえのある食べ物を食卓に取り入れると、かむ回数も増える。「肉や魚を骨付きのものにすると食べる速度が落ちるほか、汁物も飲むときに茶わんを置くので、間を作ることができる。ただし、汁物でご飯を流し込むような食べ方はダメ」と桜井准教授。

 

かんでいる間は、いったん箸を置くのもよい。一人で食べるより、家族や友人と会話を楽しみながら食事をとることも大切だ。食べ方を変えるだけで、肥満や糖尿病予防につながる。

 

 

<B>■食後にガムをかめばやせる?</B>

 

食後のガムもエネルギー消費量を増やす一助になりそうだ。「ガムの大きさやかむ回数にもよるが、1分間かむと約1キロカロリーを消費する。実験では15分ほどでDITが増えることが確かめられた」(林教授)。砂糖不使用で虫歯予防効果のあるガムなら一石二鳥だ。

 

ただし、ガムをかんでも早食いのデメリットを帳消しにするほどのDIT増加効果は期待できない。「DITは単にかむ回数を増やせば増えるわけではなく、食べてのみ込むことに大きな意味があるようだ」と林教授。食事はゆっくりよくかんで食べ、そして食後にガムもプラス。これがDIT増加の得策といえそうだ。

 

(出典:日本経済新聞)