認知症の兆候は脳に、40歳くらいから要注意、「アミロイドβ」たまりやすさに個人差 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

認知症の兆候は脳に、40歳くらいから要注意、「アミロイドβ」たまりやすさに個人差

認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。

 

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日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201501090000/">2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増</a> し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。

また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。

 

<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=e898e5cc82aafe38fb13f62939630fa49811be3a.10.2.2.2j1.jpg" alt="認知症将来推計2014.jpg" />

 

最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つの<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201107040000/">アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告</A>されたり、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201312060000/">国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言</a>が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。

 

そんなことから厚生労働省は2012年に「<A href="http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002j8dh-att/2r9852000002j8ey.pdf" target="_blank">認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)</A>」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201411230000/">認知症対策は重要な国家戦略</a>として2015年1月に「<A href="http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12304500-Roukenkyoku-Ninchishougyakutaiboushitaisakusuishinshitsu/01_1.pdf" target="_blank">新オレンジプラン</A>」が発表されています。

 

 

一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。

 

 

2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。

また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているように戦後の日本人らしく自己責任意識が希薄です。

 

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<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201409190000/">歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵</a>とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、運動することは重要ですね。

 

運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。

日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201408110000/">健康管理は「何もしない」派が46%</a>もいるそうです。そんなことから<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201506260000/">日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位</a>です。

健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。

 

<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201502010000/">世界23カ国の健康意識調査</a>で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4010/">健康オンチ国</A>です。

 

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<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=9463fbd9ae1db59763bebd335e085a573d68e920.10.2.2.2j1.jpg" alt="機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg" />

 

終末期医療専門医の著書「<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/1010f126.98288641.1010f127.84137448/?pc=http%3a%2f%2fbooks.rakuten.co.jp%2frb%2f6071917%2f%3fscid%3daf_link_txt&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f13194608%2f" target="_blank">死ぬときに後悔すること25</a>」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。

また、<A href="http://president.jp/articles/-/12332" target="_blank">55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」</A>なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。

 

・人生で今日が一番若い。

・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)

・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)

 

 

世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、

 

1.運動習慣をつける。

2.高血圧を改善する。

3.人的交流など社会認知活動を増やす。

4.2型糖尿病の改善する。

5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。

6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。

7.禁煙する。

8.うつ状態の改善。

 

の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。

 

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国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「<A href="http://www.ncgg.go.jp/department/cre/download/koguni_saisyuu.pdf" target="_blank">コグニサイズ</A>」はよい方法だと思います。

 

<img style="cursor:pointer;border:none;"  src="http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=c79a24f8344037226e7a9b6843eabb199cf7187c.10.2.2.2a1.jpg" alt="コグニサイズ.jpg" />

 

ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩がおすすめです。

ストレッチ、ウォーミングアップをしてから

・運動強度:70% 3分

・運動強度:40% 3分

この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。

 

 

時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。

 

認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。


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【以下転載】</B>****************************

 

<B>忘れやすいといった意識がある人はたまりやすい傾向も</B>

 

認知症になると脳にたまってくると知られている「アミロイドβ」と呼ばれるタンパク質。

 

そのたまりやすさに大きな個人差があるようだ。

 

 

<B>55の過去の研究のデータを解析</B>

 

オランダのマーストリヒト大学の研究グループが、有力医学誌のジャマ(JAMA)誌に2015年5月19日に報告しているもの。

 

痴呆を持たない人の中でも、認知症で問題となるアミロイドβはたまってくる。

 

画像検査であるPET(陽電子放射断層撮影)検査、脳を満たしている脳脊髄液から調べられる。

 

年齢のほか、遺伝子型や認知障害の存在と関係あるかが検証されている。あらかじめ分かるようになれば、認知症のリスクを察知できる。

 

研究グループは、2015年4月より前の研究報告に基づいて、認知症と関係した目印についての結果を検証。研究を55本選び出した。

 

選んだ研究の対象となっているのは18歳から100歳までの人々。認知機能の正常な2914人、ごく初期の認知障害と見られる697人、より認知機能の低下が進んだ軽度認知障害の3972人。

 

<B>年齢を重ねるごとに増えていく</B>

 

認知症になりやすい人や、認知症に近づいている人は、アミロイドβも生じやすくなっているようだ。 

 

その一つは年齢との関係だ。

 

50歳から90歳へ増すに従って、認知機能の正常な人でもアミロイドβが生じていると判断された割合は10%から44%に高まっていた。

 

さらに、認知機能の低下を意識している人では12%から43%に、さらに進んで軽度認知障害となっている人では27%から71%へと増加していた。

 

<B>遺伝子のタイプでも</B>

 

遺伝子のタイプでも差は出ていた。

 

認知症リスクの高い遺伝子タイプ「APOE-ε4」を持つ人では、持たない人と比べると、アミロイドβが生じる可能性は2倍から3倍高くなっていた。

 

正常な人では、遺伝子のタイプ次第でアミロイドβの生じやすさは変わっていた。APOEは複数タイプを2セットで持つ。例えば、認知機能の正常な人の15%がアミロイドβを持つようになる年齢は、APOE-ε4を1組で持っている人においては約40歳となった。

 

さらに、APOE-ε4とAPOE-ε2の組で持つ人は50歳、APOE-ε4とAPOE-ε3の組で持つ人は55歳、APOE-ε3とAPOE-ε3の組で持つ人は65歳、APOE-ε2とAPOE-ε3の組で持つ人は95歳と大きな幅があると分かった。

 

<B>学歴は要因の一つに</B>

 

アミロイドβのたまりやすさは、主に年齢と遺伝子のタイプによって変わってくるという結果。このほかアミロイドβは高学歴の人で生じやすい傾向があった。性別や血液検査の値とは関係していなかった。

 

アミロイドβが見つかってから、痴呆症に至るまでに20年から30年の間隔があるという傾向もある。

 

あらかじめ認知症になる可能性は見通せるようにもなるかもしれない。

 

(出典:Medエッジ)