なくそう・減らそう糖尿病:東京、大阪でシンポ 生活習慣、改善から | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

なくそう・減らそう糖尿病:東京、大阪でシンポ 生活習慣、改善から

<span style="line-height: 150%"><font size="3">いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。


今日の1通目
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200707070000/ ">固い製品増加、危険性指摘 こんにゃくゼリー事故受け調査</a>


肥満は運動不足が主因ではありません。
厚生労働省が1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリと
言っているから運動、運動とでてくるのだと思われます。

摂取カロリーが多過ぎるからで、運動だけで過剰摂取カロリーを
消費するのは簡単ではありません。

1時間ジョギングしても500kcal程度しか消費しませんが、
売り切れ続出というメガマック1セットはこの3倍のカロリーがあります。

実は、カロリーが多いものはおいしく感じるのは当然なのです。
かつての最大死因、飢餓を生き抜いてきた私達の遺伝子は、カロリーが
大好きだからです。
飽食=生活習慣病と思って間違いありませんね。

糖尿病専門医は、糖尿病は一生治らないと言いますが、
保険治療では治せないだけで、2型糖尿病は治ります。


<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/15000 ">コラボレーション先の統合医療ライフ・クリラック</a>では、
糖尿病も完治させています。

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◇まず、太らないこと--岡芳知・東北大教授
糖尿病は高血糖で血管が傷み、合併症が起こる疾患だ。合併症は約10年たってから発症し、網膜症で年3000人が失明、腎症では年1万3000人が人工透析を始めている。神経障害で足に壊疽(えそ)が生じる人も少なくない。合併症が出てから「何とか元に戻りたい」と言ってもほとんど戻らない。

糖尿病発症には遺伝も関係するが、最近増加している原因はライフスタイルが変わってきたことだ。例えば、南太平洋のナウル島では鉱石採掘の権利金などで島民が豊かになり、食生活も欧米化した。その結果、10人に4人が患者という世界屈指の糖尿病大国になった。

人類はこれまで飢餓の時代を何度もくぐり抜け、「太るが勝ち」というエネルギー消費の少ない体質を身に着けてきた。血糖値も下がりすぎると死に至るため、体内のホルモンのほとんどは血糖値を上げる働きをし、下げるのはインスリンしかない。だが人類は(体質が変わらないまま)ここ数十年で飽食の時代を迎えてしまった。

遺伝素因がそのままで環境が変わると、深刻な影響が出るというデータがある。シアトルに移住した日系2世と新宿在住の日本人を比較すると、日系人は動物性脂肪の摂取が非常に多く、動脈硬化が進んでいた。

糖尿病を防ぐにはまず太らないこと。理想はBMIが22で、統計的にも長生きができる体形だ。体を動かすことが重要で、1日7000歩、できれば1万歩、歩いてほしい。

もし糖尿病になったら、定期的な検診を勧める。合併症はある日突然、悪化してから気づくことがある。医師が早めに見つけ進行を止められるよう、ぜひ定期的なチェックを受け、もし悪くなっていれば、生活を変えるきっかけにしてほしい。

◇「笑い」が力与える--林啓子・筑波大大学院准教授
笑いは私たちに力を与えてくれる。西洋のことわざで「副作用のない薬」とも言われ、笑って運動療法、食事療法などを頑張ることによって健康になると考えられる。

笑いには2種類ある。一つは「ハハハ」と笑うラフ(laugh)。呼吸運動を活発にするので、腹筋の運動や、副交感神経を優位にして気持ちを穏やかにすることにつながる。

もう一つはほほ笑みのスマイル(smile)。脳の中の扁桃体(へんとうたい)というところで、目の前に起きていることが楽しいか、つらくて嫌なことかと振り分け、楽しい時は代謝系などを活性化させるいわゆる「癒やしホルモン」が出る。笑顔を作る顔の筋肉は、扁桃体のある大脳辺縁系から出る神経が動かすので、楽しいと感じその結果としてほほ笑むことがあれば、体にいい影響はある。

03年に吉本興業と共同研究し、絶対に笑わない講義と漫才を聞いた場合の血糖値を調べた。講義と漫才では食後2時間血糖値の上昇の程度に差があり、漫才で大笑いした方が、平均45・9ミリグラム低くなった。

ただし笑って血糖値が下がるのは一過性だ。長期的効果に結び付けるには、前向きな気持ちになり、意欲を持って運動などを続けること。笑いによって、課題が困難でも挑戦し続けられるのではないかと感じる、心理的な効果も期待できる。ぜひ笑いながら療養生活を続け、うまく血糖コントロールをしてほしい。

◇未解明多い合併症--春日雅人・日本糖尿病学会理事長
日本糖尿病学会が中心になった調査によると、糖尿病患者はそうでない人と比べ、男性で10歳、女性で14歳ぐらい平均寿命が短い。このため総合的な対策が必要と考え、04年に三つの試みをスタートした。一つは「対糖尿病戦略5カ年計画」。糖尿病に関する学術団体として、日本で糖尿病を減らすために必要な考え方を示した。次に「健康日本21」の糖尿病対策に関する検討委員会、もう一つが日本人の糖尿病のデータベース構築だ。

このうち「対糖尿病戦略5カ年計画」は、糖尿病研究の推進と、糖尿病予防・診断・治療環境の向上を2本柱とした。具体的には、糖尿病になりやすい遺伝子の解明や、糖尿病の診療ガイドラインの普及などを目標に掲げている。この計画が順調に進めば、患者の減少や合併症の心筋梗塞の発症なども減るだろう。

糖尿病研究は世界各地で進んでいるが、実は日本人が糖尿病になった場合に、どういうふうな合併症がどういうふうに起こるかというのは意外によくわかっていない。データベースは患者1万人を5年間経過観察し、合併症発症までの期間や有効な治療法を探る。現在約300施設が参加しており、今年度から本格的に登録を始める予定だ。

◇治療ガイドを配布--今村聡・日本医師会常任理事
日本医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会は05年2月、「日本糖尿病対策推進会議」を設立した。各地域では、歯科医師会、薬剤師会、看護協会などとも連携して活動している。

目標の第一は、診療所や中小の病院で糖尿病患者を診るかかりつけ医機能の充実。第二は、専門医のいる病院と診療所の連携や、診療所同士の連携。もう一つは、多くの国民に健診を受けてもらい、早期発見早期治療に結び付けることである。

そのため、日本糖尿病対策推進会議の事業として、日本糖尿病学会の糖尿病治療のガイドを参考にポイントをとりまとめた「糖尿病治療のエッセンス」を作製した。医師会会員約16万人のほか、学会、協会の医師に配り、日常診療に役立てていただいている。また、健診の受診率向上や、健診結果から医師の指導を受けてもらうための、国民向けリーフレットも作製し、医療機関の窓口などに置いている。

今後は患者や医師以外の医療関係者も一緒に参加することを視野に入れた活動が必要であると考えている。日本糖尿病対策推進会議が、日本の糖尿病の啓発活動をしている団体だと誰もがわかるような名称についても検討し、糖尿病対策の国民運動を進めていきたい。

◇歯周病と似ている--江里口彰・日本歯科医師会常務理事
歯周病は沈黙の病気で、非常にゆっくりと進行する。一見きれいに見える歯肉もレントゲンを撮ってみると、歯を支える骨が溶けていることがある。かなり悪化してから初めて歯科を受診する人が多いというのは、糖尿病と似ている。

歯周病の手前の歯肉炎であれば、専門家の指導でブラッシングをすることで、約4週間で炎症が消える。一方、歯周病では歯と歯肉の間の「歯周ポケット」に細菌が入り込み、有害物質が発生する。周りの組織が溶けてポケットが深くなると、階段を転げ落ちるように悪化していく。

歯周病は口の中だけでなく、全身に影響を及ぼす。動脈硬化や誤嚥(ごえん)性肺炎、早期の低体重児出産、心臓病などが指摘されている。最近注目されているのが糖尿病との関係だ。歯周病によって、血糖値を下げるインスリンの働きが阻害される可能性があると考えられている。

逆に糖尿病患者は歯周病になりやすいということも知られている。特に血糖のコントロールが悪いと歯周病が進行するリスクが高まるので、発症したら、歯周病の検査にも来てほしい。ブラッシングの仕方など歯のメンテナンスの方法も、歯科医や歯科衛生士さんに評価をしてもらうことが重要だ。

◇予備群を保健指導--矢島鉄也・厚労省生活習慣病対策室長
厚生労働省は「健康日本21」(食生活や運動、糖尿病など9分野で70項目の数値目標を設定し、普及啓発などを実施)を進めているが、なかなか普及しない。例えば、肥満。肥満者を減らそうとしているのに、男性では逆に増えており、計画達成は無理だ。運動も、わかりやすく1日1万歩と言っているが、運動量は逆に減っている。

02年の糖尿病実態調査では、糖尿病が強く疑われる人が740万人で、予備群と合わせると1620万人にもなる。97年の調査に比べ約250万人も増えた。

厚労省も反省し、来年から新制度が始まる。今までは市町村で健診などをした後、どうなったかつかめなかった。来年からは保険者にお願いし、予防から治療までつかめる制度にする。

さらに、健診によって、予備群の段階で見つける仕組みにする。内臓脂肪が原因で血糖や血圧が高くなる人がいるが、予防可能だからだ。

ここで大事なのは、糖尿病はコントロールが難しいことだ。放っておくと合併症の出る可能性が高い。既に糖尿病になっている人への対応はもちろんだが、予備群の人たちを保健指導し、血糖をコントロールできるようにすることを考えている。

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【東京会場】

◇基調講演1
 岡芳知・東北大教授

◇基調講演2
 林啓子・筑波大大学院准教授

◇パネルディスカッション
 清野裕・日本糖尿病協会理事長 
 春日雅人・日本糖尿病学会理事長
 今村聡・日本医師会常任理事
 江里口彰・日本歯科医師会常務理事 
 矢島鉄也・厚生労働省生活習慣病対策室長

◇コーディネーター
 瀬川至朗・毎日新聞社論説委員 

(出典:毎日新聞)</font></span>