第8回国際統合医学会の概要 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

第8回国際統合医学会の概要

<span style="line-height: 150%"><font size="3">いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くの素的なことがあり、感謝しています。


6月30日(土)、ベルサール神田で行われた
第8回国際統合医学会に参加しましたが、満席の大盛況でした。
水上治先生の医学教室によく参加していますので、いつも通り学生扱い
にしていただけました。(笑)

21世紀は統合医療の時代で日本だけが鎖国状態ですが、
東京大学が統合医療の世界最高権威アンドルー・ワイル博士
(アリゾナ大学医学部教授)を招いて統合医療イベントを開いたと
親しい参加者からお聞きして時代が大きく変わっていることを感じます。
来年は7月12日(土)で、益々大盛況になると思います。


過去の関連ブログ
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200607090001/ ">第7回国際統合医学会の概要</a>
<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200601240001/ ">新宿区医師会 統合医療検討委を設置</A>
<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200507180001/ ">第6回国際統合医学会の概要</A>
<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200501230000/ ">統合医療展2005</A>


<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/15000 ">コラボレーション先の統合医療ライフ・クリラック</a>


<B><FONT color=blue size=+1>◆第8回国際統合医学会 メインテーマ:統合医学と最先端医療</FONT></B>


<B><FONT color=blue size=+1>▼来賓挨拶 中野 清 前厚生労働副大臣</FONT></B>
 統合医療は日本の国家プロジェクトとして取り組むべき重要課題
 (時代の変化を強く感じます。)


<B>▼特別講演1 栄養介入による生活習慣病のリスク軽減-世界調査からの展望</B>
 家森幸雄(循環器疾患予防国際共同研究センター長)

 食は命
 食はゲノムを超える強い力がある 遺伝子発現を変えられる
 脳卒中の治療に年間2兆円使っているが、食生活で30%減らせる

 WHO CARDIAC研究 1985~2005年 25カ国61地域
  ・短命食文化国・地域
   スコットランド
   ブラジル
   中国(チベット、アルタイ)
   オーストラリア
  ・健康・長寿食文化国・地域
   グルジア
   エクアドル
   タンザニア
   中国(トルファン、ホーティン、広州、貴陽、客家)
   日本(沖縄)
  ・健康・長寿食文化崩壊国・地域
   ブルガリア
   タンザニア
   エクアドル
   ブラジル
   ハワイ
  ユネスコに世界の長寿食文化の保存活動を訴えている
  望ましい健康食 伝統的日本食にして減塩する
   米、魚、大豆、野菜、海藻、果物、発酵食品

 食塩摂取量と脳卒中は比例している
  1日7gにすれば死亡率はゼロになる
  女性は閉経まで食塩の悪影響を受けない
 食塩と胃ガンも比例している
 尿中ナトリウム/カリウム比が影響している
  ナトリウムが一番悪さをするので自然塩がよい

 心筋梗塞は米食<非米食 男性だと死亡率100:480と大差
  コレステロールが影響している
 心疾患死亡率が少ないと長寿
  米食と豊富な抗酸化栄養素含有食品摂取

 心疾患は女性が少ない 女性ホルモン・エストロゲンに守られている
  大豆イソフラボン摂取がポイント 75mg/日
   血圧、コレステロールを下げる
   動脈硬化を防ぐ
   前立腺ガンを減らす
   乳ガンを減らす
   あらゆるガンを減らす 新生血管を作らせない

 オメガ3系脂肪酸は心筋梗塞を減らす
  魚は100g/日食べる
  大豆との相乗効果がある 

 兵庫県の「健康ひょうご21」県民運動の成果
  主食はごはん、大豆や伝統食材と減塩を目標に5年間実施
   食塩摂取が1日2g減り、軽症高血圧者が有意に減少

 長寿長野の理由(質問への回答)
  食改善活動が盛ん
  米、大豆、山菜、伝統的に昆虫を食べ、減塩も実現


<B>▼特別講演2 鍼治療と自律神経調整機能</B>
 西條一止(日本伝統医学科大学院大学長)

 鍼灸は末梢神経に作用し、エビデンスがある
 刺す深さは皮膚まで、筋肉までにより自律神経反応は変わる
  皮膚・皮下組織刺激は副交感神経を高める
  骨格筋刺激は副交感神経機能亢進反応、
  交感神経β受容体系機能亢進も起きる
 治療する時の体位によっても反応は異なる
  臥位、座位、長座位
 鍼での刺激は心拍数を下げるが、痛み刺激は心拍数を上げる
 鍼治療は生体の仕組みを活用して
  

<B>▼会長講演 冠動脈疾患の治療の現況と展望:統合医療との融合</B>
 齋藤穎(日本大学大学院医学研究科・先端医学総合研究センター教授)
 
 心筋梗塞は何の前触れもなく倒れるのが7~8割
  冠動脈のわずかなプラークでも発症する
  遺伝子30%で、環境因子70%

 動脈硬化は小児期から始まり、30代でプラークが形成されてくる
  LDLコレステロールは80以下が望ましい
   69以下にするとプラークが退縮する

 心臓病に関わる栄養素
 ・葉酸、ビタミンB6、B12 → ホモシステインを減らす
 ・ビタミンC、E、フラボノイド、カロチノイド
 ・飽和脂肪酸を減らし、オメガ3系脂肪酸を増やす
  米、魚、豆、野菜、海藻、果物を食べる

 齋藤会長がやっていること
 ・朝食は自家製野菜ジュースと各種サプリメントを摂る
 ・コレステロールを180以下にするためスタチンを飲んでいる
 ・血液粘度を下げるアスピリンを飲んでいる
  (<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200703170000/ ">鎮痛剤常用 高血圧リスク3割増</a>)
 (私はスタチン、アスピリン以上に効果のある安全策をとっています。)

 
<B>▼ライナス・ポーリング シンポジウム</B>
1.ライナス・ポーリング研究所の紹介
 森重福美(森重医院院長)

 私は82歳で今まで病気一つしたことがない
 健康保険医療はしていない
 ライナス・ポーリングは天才科学者
 ビタミンCはすごい
  ライナス・ポーリングは30年間研究していた
  血管新生を阻害することもわかった
  70%は呼吸で排泄、20%が尿で排泄、10%がすべての細胞に入る


2.Diet and impact on genetic and epigenetic modulator of colon cancer
 Prof.P.H.Dashwood(Linus Pauling Institute,Oregon State University)

 ガン予防に食事は重要
  ブロッコリー
  ポリフェノール 白茶>緑茶
   Egcg
  ほうれん草
  にんにく
  ビオチン
  α-リポ酸 ミトコンドリアが若返る
  ビタミンE
  スルフォラファン


3.ナチュラルプロダクトの機能性と可能性
 丁宗鐵(日本薬科大学教授)

 東アジアの生薬
  伝統医学 漢方薬
  民間療法 サプリメント
 情報と経験の蓄積が重要
  ハード(本体)よりソフト(使い方) 診断ね組み合わせ、使い方

 西洋薬はハードとソフトが一体になっている:病人が使う
 漢方薬はソフトを伝える専門家がいる:未病人も使う
 サプリメントの使い方は口コミ、マスコミ頼り 信頼を得にくい

 サンザシはマウス実験では、潰瘍性大腸炎、クローン病に効く

 漢方薬 上品 : 全身の調整 副作用なし
 漢方薬 中品 : 新陳代謝
 漢方薬 下品 : 症候に直接効果 副作用あり
  西洋薬は下品だけ

 健康 | 未病 | 病気
 養生 | 漢方 |  薬

 養生:環境、食事、運動、ストレス管理、労働、サプリメント
  養生していくことで病気発症を防ぐ

 これからの医療は医師が頂点ではなく、チームの立場で責任も負う
 

4.米国におけるサプリメント使用の現状と日本への提案
 Dr.Hisayo Grece Austin(Linus Pauling Institute,HBA International,USA )

 米国では82年頃から急速にサプリメントが普及した
 (<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4000 ">77年は世界の健康政策の原典・マクガバンレポートがだされた</a>)

 サプリメントと医薬品の位置付け
 健康 不健康・病気
 サプリメント 医薬品
 病気予防 治療
 健康維持

 ライナス・ポーリング博士はビタミンCを1日10g摂っていた

 94年にDSHEA法(栄養補助食品健康教育法)ができた
  サプリメントの定義が明確になった
 95年、NIH(米国立衛生研究所)に「栄養補助食品室」を設置
 サプリメントの科学的分析を推進させている
 サプリメントは年間数千万ドルの助成金が主要15大学にでている
 アメリカ国家プロジェクト

 日米の差は医療機関へのかかりやすさ、費用に関係している
  アメリカは医療機関にかかるのが面倒で費用も高い
  自己責任意識が違う 日本は自己責任意識が欠如している

 アメリカはサプリメントに関してドクターに聞く
 日本はドクターに聞いてもわからない 否定される

 アメリカはどの家庭にも当たり前にサプリメントがあり、常用している
  85%が常用している
  必要性の結論はでている → どう活用するか 
  日本はまだ必要性の議論まで達していない

 よいサプリメントの選び方
 ・製造会社がしっかりした企業か
 ・表示成分が入っているか
 ・天然の安全な成分か
 ・副作用がない
 ・余分なものが入っていない
 ・溶かしてみる
  カプセルを外して皿に広げ、1滴の水で溶かすと、天然の色になるか

 注目のサプリメント
 ・DHEA 天然ホルモン
 ・HGH 成長ホルモン
 ・DMAE 脳のダメージ防止
 (私は新しいものにはとても慎重です。)

 アメリカは情報は自分で調べ、勉強している
 日本はマスコミ、企業宣伝の鵜呑み

 99年に米国立相補・代替医療研究センター(NCCAM)ができ
 年間1億ドル以上の予算がつく
 

<B>▼特別講演3 医療、健康分野での遺伝子情報の役割と取り扱い方</B>
 大西洋三(オーダーメイド創薬株式会社 社長)
 内科医から起業 プレゼンテーションは抜群でした

 薬の非有効性(低効果または無効) アメリカの調査
 ・喘息 40~75%
 ・ガン 70~100%
 ・鬱病 20~40%
 ・糖尿病 50~75%
 ・消化性潰瘍 20~70%
 ・高脂血症 30~75%
 ・高血圧 10~70%
 ・偏頭痛 30~60%
 ・リウマチ 20~50%
 ・統合失調症 25~75%

 特定保健用食品は医療費を下げることが目的
  病気予備軍の時に使ってもらい、病気になるのを先延ばしする

 来年からの特定検診・特定保健指導は予防にも保険が利く
  全国5900万人の検診情報を同一フォーマットで集めたい
  特定保健指導は1900万人が受けると推計

 遺伝子を調べるとわかること
 ・病気のかかりやすさ
 ・薬の効きやすさ
 ・副作用の起こしやすさ
 血液型による輸血は最初の遺伝子治療の一つ
 DNAを調べないでいい理由がない
  DNAは生命維持のタンパク質のレシピ
  わかっても変えられない 変えられるリスクを減らす</font></span>