高血糖は怖い 腎症、失明 深刻な合併症 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

高血糖は怖い 腎症、失明 深刻な合併症

<span style="line-height: 150%"><font size="3">いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くの素的なことがあり、感謝しています。


糖尿病は増え続けています。
厚生労働省は予備軍を入れて1620万人と発表していますが、
一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があり、さらに激増する恐れを感じます。

糖尿病の予防は簡単ですし、保険治療では治らない糖尿病を
治すのもむずかしくありません。

コラボレーション先の<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/15000 ">統合医療ライフ・クリニック</a>の治療で
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/15002 ">糖尿病を治した患者さんのメール</a>です。

********************************************************************************

糖尿病は自覚症状がないため、治療を後回しにする患者が多い。だが、「病気のデパート」と呼ばれるように、高血糖状態が続くと、腎症や失明、足の切断、脳梗塞(こうそく)など深刻な合併症を招く。自分の生活と命を守るには、早期の治療が欠かせない。「なくそう減らそう糖尿病」第3部は、合併症になった患者の経験から糖尿病の実態や高血糖が体の異変をもたらす仕組みを紹介する。

◆「病気知り、まず検査を」 講演会で啓蒙活動--俳優・安西正弘さん
◇ひざ下の切断も

「ちょっとおかしいなと思ったときに病院に行っていれば、失明しなくても透析をしなくても済んだかもしれない」

俳優の安西正弘さん(52)は、97年に網膜症で右目を失明した。慢性腎不全のため、週3回人工透析を受ける。左足は壊疽(えそ)が原因でひざ下15センチから下を切断し、義足を装着した。いずれも糖尿病の合併症だ。安西さんはミュージカル「ラ・マンチャの男」など30以上の舞台に出演。アニメ「うる星やつら」などで声優としても活躍していた。多忙で健康診断を受けたことはなかった。

激しいめまいに襲われたのをきっかけに、96年10月に病院へ行くと、過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)は10%を超えていた(正常値は4・3~5・8%)。すぐに腎症、網膜症と診断された。

その後、さらに腎機能が悪化した。「体がだるくてだるくて、横になっているとき、布団1枚を動かすこともつらかった」。98年4月から人工透析を始めた。

◇多忙で兆候見逃す
後になって考えると合併症の兆候はたびたび出ていた。「足のむくみが取れなかったのも、腎機能が低下していたのだろう。もっと早く糖尿病と気づいていれば……」と悔やむ。

◇生命脅かす腎不全

◇5年生存率は5割
合併症の中でも、腎症は生命の危険に直結している。安西さんは「透析中、(体にたまった過剰な水分が急激に外に出ることによる血圧の低下で)隣のベッドの患者が気を失う姿を見て、『自分もいつ同じことになってもおかしくない』と不安になる」と話す。腎症の専門家によると、糖尿病性腎症が悪化し、人工透析を始めた患者が5年間生存する確率は5割程度で、透析患者全体の生存率(約6割)を下回るという。

糖尿病性腎症は、高血糖が原因で腎臓の中の細い血管の塊(糸球体)に異常が生じる。糸球体は血液をろ過して尿を作る場所。槇野博史・岡山大教授(腎・免疫・内分泌代謝内科)によると、高血糖状態が続くと糸球体入り口側の血管が開き、出口側の血管が収縮しやすくなる。その結果、糸球体に大量の血液が流入して負担がかかり、ろ過機能の異常を招くという。

◇増える透析患者
さらに悪化して「腎不全」になると、人工的に血液を浄化する「人工透析療法」が必要になる。日本透析医学会によると、新たに透析を始める原因は、98年以降、糖尿病性腎症がトップだ。05年は1万4350人の糖尿病患者が透析を始めた。05年末現在、糖尿病性腎症で透析を受ける患者は全国で7万5000人を超え、透析患者全体の31%を占める。

人工透析は食事など生活面の制約も多く、最終的な治療法として腎移植を望む人が多い。だが、心停止後や脳死後の提供は年間100例程度。昨年発覚した宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)などでの病気腎移植問題の背景には、透析が必要な患者が右肩上がりに増えている一方、臓器の提供者が少ないこともあったとみられる。

安西さんは昨年10月、10年ぶりに活動を再開し、オリジナルCDを発売した。CDのタイトルは「糖尿だよ! おっ母さん」。合併症の怖さを歌詞に盛り込んだ。

「糖尿病は病気を知ることと、検査・生活改善が大切。自分の経験を一人でも多くの患者、予備群に伝えたい」

今後は「歌う講演会」と題したイベントで、糖尿病の啓蒙(けいもう)活動に力を入れる予定だ。問い合わせはサプライズワン(電話03・3378・8044)。

◆過剰ブドウ糖で血管障害--分解処理、間に合わず
高血糖が続くとなぜ血管に異常が生じるのか。

体内の細胞は、栄養として取り入れたブドウ糖を化学的に分解し、エネルギーに変換する。ところが、血中のブドウ糖が増えすぎると処理が間に合わなくなる。門脇孝・東京大教授(糖尿病・代謝内科)は「大量のブドウ糖を処理しようとした結果、過剰な化学物質が作られ(細胞にダメージを与える)酸化ストレスも増える。その結果、血管に異常が起きる」と説明する。

異常が生じる仕組みには、複数の仮説がある。(1)糖の一種「ソルビトール」が細胞内で過剰に生成され、それを薄めるためにたまった水分が細胞を変質させる(2)血管の壁の細胞機能を調節する酵素(プロテインキナーゼC)が過剰に生成される(3)細胞のたんぱく質に糖が結びついて変質する(4)酸化ストレスが増加する--などだ。酸化ストレスは、(1)~(3)を悪化させるという悪循環にもつながる。

合併症の治療は、血糖を低く抑えることが基本だが、門脇教授は「特定の細胞で酸化ストレスを抑える薬剤が開発されれば、複数の仮説に対応する治療薬になりうる」と話す。

◇治療先延ばしは禁物
合併症は、毛細血管が傷つく「細小血管症」と、動脈硬化を起こす「大血管症」に分けられる。いわゆる「3大合併症」(神経障害・網膜症・腎症)は、細小血管症だ。

毛細血管の構造は、壁の内側が「血管内皮細胞」、外側が「周細胞」と呼ばれる。高血糖が続き、さまざまな要因で異常が起きる際、最初に影響を受けるのは周細胞だ。

周細胞に異常が生じると、血管が緩み、コブのようなものができて出血しやすくなる。さらに悪化すると、内皮細胞の機能に異常が生じ、血流を阻害したり血栓を作る。血流が悪く低酸素状態になると、酸素を取り込むため新しい血管(新生血管)ができる。だが、新生血管はもろく、出血しやすいため、さまざまな障害の原因になる。

網膜症や神経障害は高血糖状態が続くと、発症の可能性は確実に高まるが、腎症には、遺伝などの要因も複雑に絡むとされる。いずれにしても治療を先延ばしにし、高血糖状態を放置すれば、血管が傷つき合併症が発症するのも時間の問題ということになる。

(出典:毎日新聞)</font></span>