クローズアップ2006:トランス型脂肪酸、ニューヨーク市で「禁止令」  | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

クローズアップ2006:トランス型脂肪酸、ニューヨーク市で「禁止令」 

<span style="line-height: 150%"><font size="3">いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くの素的なことがあり、感謝しています。


ニューヨーク市がトランス型脂肪酸を締め出すと発表されてから
日本でも関心が高まっています。
私はトランス型脂肪酸を含むものはほとんど食べないようにしていますが、
ゼロにはできないと思います。

含有量が表示されるとか、含有量の少ないものが売り出されるとか
歓迎すべき動きがでてきているようです。


<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/11007 ">マーガリン</a>
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/4026 ">健康的な油脂類の摂り方</a>


コラボレーション先の<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/15000 ">統合医療ライフ・クリニック</a>

*****************************************************************

◇中ポテトに8グラム、ドーナツに5グラム--健康志向、悪玉排除
揚げ物や菓子に多く含まれる「トランス型脂肪酸」。心臓血管系の病気との関連が指摘され、米ニューヨーク市は市内の全レストランを対象に、事実上の「禁止令」に近い厳しい使用規制策を打ち出した。その背景と、どこまで健康への影響があるのか、日本の現状はどうかを検証した。

●揚げ物好き
皿に山と盛られたフライドポテト。ファストフードや料理の付け合わせとして米国では欠かせない存在だ。米食品医薬品局(FDA)によると、中サイズ(147グラム)のフライドポテトに含まれるトランス型脂肪酸は8グラム。これだけで平均的米国人の1日当たり消費量5・8グラムを軽く上回る。ドーナツ1個には5グラム、ケーキ1切れ(80グラム)には4・5グラム、ポテトチップ1袋(42・5グラム)には3グラム。米国人の多くがこうした揚げ物や甘い菓子を好むことが、トランス型脂肪酸の摂取量の多さにつながってきた。

FDAは今年から加工食品にトランス型脂肪酸の表示を義務づけた。大手ファストフードチェーンも相次いでトランス型脂肪酸の含有量が少ない料理油の使用を表明。ニューヨーク市の規制策はこの流れに沿うもので、トランス型脂肪酸の使用量を1食当たり0・5グラム以下に抑えるよう義務づける。来年7月からは揚げ物類に、08年7月からはすべての料理に適用される。シカゴ市も規制導入を検討している。

ニューヨーク市のブルームバーグ市長は今年8月、禁煙活動に私財1億2500万ドル(145億円)を寄付するなど健康志向で知られる。03年には市内のレストラン、バーを原則禁煙とする条例を施行。市長は今回の規制の理由を「安全な食品を提供するためだ」と説明する。ニューヨーカーの間では健康志向が強まっており、歓迎する声が多い。語学教師のマーシャル・バットさん(55)は「一律に禁止するやり方が望ましいかどうかは別だが、支持する。米国人はもっと食生活に注意を払うべきだ」と話す。

●店側は反発も
ただ、レストラン業界からは反発も出ている。トランス型脂肪酸の含まれていない料理油などに代えると、コストが増えたり、味や食感が変わる恐れがあるためだ。半年から1年半の移行期間が短すぎるとの意見もある。ニューヨーク州レストラン協会副会長のチャック・ハント氏は「法的規制より教育を重視すべきだ。味に影響を与えないような代替物や新たなレシピを見つけるには研究も必要になる」と指摘している。

◇日本でも抑制の動き
日本の食品業界でもトランス型脂肪酸の使用を抑制する動きが出てきた。マーガリンの国内シェア4割を占める雪印乳業は9月、従来製品では10グラム当たり0・3~0・6グラムだったものを同0・1グラムに抑えたマーガリンを発売。業界では異例の含有量公表にも踏み切り、「トップシェア企業としての責任を果たしたい」という。食品宅配事業の「らでぃっしゅぼーや」も7月、含有量を同0・1グラムに抑えたマーガリンを発売。「海外での規制の流れを受け、いずれ日本でも問題になると思った」と説明する。

ケンタッキー・フライド・チキンは10月、約1150の全店で含有量を半減させた調理油に切り替えた。1300店を展開するミスタードーナツも、トランス型脂肪酸を減らした油の開発を始めた。

日本マーガリン工業会は「日本人の食生活からみて健康への影響は小さい」との見解を公表。ただ、三宅輝夫専務理事は「バランスの良い食事をすることが大事だ」とファストフード中心の食生活を戒めている。

◇血管系の病気と関係--日本人は「摂取少ない」

トランス型脂肪酸はマーガリンや、ケーキやパン作りに使うショートニングなどの加工油脂に含まれる。牛などの反すう動物の肉や脂肪にも含まれているが、食品に含まれる多くは、不飽和脂肪酸に水素を添加することで生じる人工物。水素を添加すると、酸化しにくく、固まりやすくなる。マーガリンやショートニングは、製造時にこうした処理をした油を使用するため、トランス型脂肪酸を含むことになる。

健康への影響については、悪玉コレステロールを増やし善玉コレステロールを減らす▽動脈硬化を起こしやすくする血中のたんぱく質を増やす--など脳や心臓血管系の病気とかかわりが深いことが分かってきた。鈴木平光・女子栄養大教授(食品生産科学)は「トランス型は消化されにくく、体内で使えない物質に変化するため、免疫力の低下につながっていると考えられている」と説明する。

ただし、内閣府の食品安全委員会によると、日本人の平均摂取量は1日に1・56グラムと推計され、米国の同5・8グラムと比べてきわめて少ない。1日当たり総エネルギー摂取量の0・7%に当たり、世界保健機関(WHO)の勧告(1%未満)を下回っている。同委は昨年12月、「日本人の食生活ではトランス型脂肪酸の摂取による健康影響は小さいと考える」と結論づけた。

食品安全委は、牛肉やバター、マーガリン、スナック菓子など日本人が摂取する食品の量と、その食品がトランス型をどれだけ含んでいるかの分析調査を今年度内にまとめる方針だ。

日本食品油脂検査協会によると、日本人のトランス型の摂取内訳は、マーガリンなどの硬化油が58・3%▽乳製品が17・3%▽天ぷら油などの精製油が16・1%▽肉類が8・3%--となっている。

(出典:毎日新聞)</font></span>