変わるフィットネスクラブ 中高年向けプログラムが充実
<span style="line-height: 150%"><font size="3">いつもありがとうございます。
ここ数年は民間のフィットネスクラブに行っていないので実感がわかないが、
十数年間、数多く通った各地のクラブのインストラクターの中で私の要望・要求に
答えらた人は一人もいなかった。
専門に特化した人はいても、健康に幅が広く奥行きの深い知識を持って
本人も実践している優秀な人財はいるのだろうか。
質の高いフィットネスクラブ、トレーナーが続々とでてくることを期待したい。
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以前、「中高年に役立つスポーツトレーナーのようなサービスが大人の世界にあってもいいのではないか」、また、「スポーツする大人のために、設備や食事に気を遣い、適切な運動をアドバイスできるトレーナーやインストラクターをそろえておくハイグレードなホテル・旅館が欲しい」と書いた。
スポーツトレーナーと言えば、フィットネスクラブである。今回は、フィットネスクラブを調べてみた。実に多くのサービスが生まれている。
生活習慣プログラムの作成・提供は当然のこと。各種の講座を用意したカルチャーセンターのようなクラブ、イベントや仲間づくりのためのサークル活動、福利厚生サービスを取り入れたところまである。スポーツ関係のツアーもとっくに実施している。この分では、「トレーナーやインストラクターをそろえるハイグレードなホテル・旅館」の実現も時間の問題だろう。旅行業界ではなくて、フィットネスクラブが先に実現してしまうかもしれない。
今後の期待も含めて、「フィットネスクラブの中高年向けプログラム」をまとめてみた。
▼40歳以上が半数を占めるフィットネスクラブ
フィットネスクラブは退会率が高いのが悩みのタネだそうだ。しかし、中高年は健康や体力維持に関心が高い。また、リタイア世代は時間がたっぷりある。フィットネスクラブに「学び」や「仲間づくり」の場ができれば、会員に継続して利用してもらえる。会員(利用者)にとっても、毎日病院に通い、病気自慢をし合うくらいなら、フィットネスクラブで体を鍛えながら元気な話題で盛り上がる方がずっといい。
フィットネスクラブにおける中高年会員の割合は、確実に増えているようだ。「スポーツクラブルネサンス」が自社の「年代別会員構成比の変化」(1998年~2005年)を発表している。それによれば、50歳以上の会員が占める割合は、1998年に23%程度だったものが、2005年には36%まで増えている。40歳以上について見ると、2002年には既に50%を超えた。フィットネスクラブは中高年でもっている、と言ってもいいだろう。中高年向けのサービスやプログラムが増えるのは当然だ。
▼夫婦合わせて100歳以上なら1日無料に
「ティップネス」では、「ふうふの日(ハッピーペア体験)」という制度を設けている。夫婦合わせて100歳以上なら、毎月第3日曜日、まる1日無料で館内の施設を利用できるというサービスだ(一部店舗は除く)。さらに、通常の体験料も、1人1回2100円のところを、3回2100円に割り引く。
通常の会員とは別に、富裕層向けの会員組織をつくるところも出てきた。東京電力グループの「スポーツプレックス」は、健康志向の強い中高年をターゲットに、東京・目黒に「ファーストクラスフィットネス」をオープンした。入会金10万5000円、月会費は最高5万2500円と少々高額だが、パーソナルトレーニングや、ドクターやトレーナーによるカウンセリング、各種検査を受けられる。
「スポーツクラブNAS」は、会員同士がクラブの外で行うサークル活動のための専用サイト「NASスポーツサークル」を用意している。NASの会員であれば登録は無料。会員が自分のサークル専用のページを作ったり、電子メールサービスでサークルメンバーと連絡を取ったり、掲示板を利用して新メンバーを募集したりできる。このサービスは中高年をだけを対象にしたものではない。しかし、クラブ外で会員同士が集まって活動するのは、時間に余裕のある中高年が多い。こうした、会員の施設外でのコミュニケーションに配慮することは、中高年の利用者を獲得するのに大事だ。
また、「リーヴ」の東京・有楽町店は、皇居の周りを巡るランナーやウォーカー用に「スパ会員」というサービスを提供している。ランナーやウォーカーには中高年ビジネスパーソンが比較的多い。夏などは大助かりだろう。
▼工夫を凝らした生活習慣改善プログラム
中高年がフィットネスクラブに通うのは、少しでも体型を若々しく保ちたい、体力と健康を維持したい、いう目的が多いだろう。生活習慣病を懸念する中高年も多いので、生活習慣改善プログラムを提供しているフィットネスクラブは多い。
「エグザス」などを展開する「コナミスポーツクラブ」には「6WEEKS」という生活習慣病予防プログラムがある。高血圧、高脂血、高血糖が気になる人を対象に、日常生活を運動と食事の両面からサポートするもの。6週間で改善するのが目標だ。飲みすぎ食べすぎで食生活が乱れてしまっている人にも良いそうだ。
また、生活習慣改善ソフト「健身計画」も発売している。歩数計に保存されている歩数、運動データをパソコンに取り込み、管理するソフトだ。日々のウォーキングなど、途中でくじける事態を防げるかもしれない。
ティップネスが提供しているのは「メディ・シェイピング」生活習慣改善指導プログラム。医療機関が発行する健康診断結果を持っていけば、運動トレーナーや管理栄養士、保健士または看護士が、それぞれの分野で指導やアドバイスをしてくれる。健康診断を行う医療機関も紹介するそうだ。
リーヴの「Hops」は、加齢や生活習慣などからくる腰痛、膝痛、肩痛などの現状を評価し原因を究明するプログラム。医者にかかる程ではない不調感を持つ人を対象に、専門資格を持つトレーナーが評価。個別の運動メニューを作成する。
このように各クラブは独自の生活改善プログラムを導入している。今後、利用者の年齢が上がるにつれて、要求される健康対応プログラムはさらに増えるだろう。リーヴが狙う「医者にかかる程ではない」という人たちがフィットネスクラブで元気になれば、日本の医療費は大幅に削減できるかもしれない。
(出典:NIKKEI BP)</font></span>