収縮期血圧とコレステロール値の上昇は心血管疾患リスクを高める | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

収縮期血圧とコレステロール値の上昇は心血管疾患リスクを高める

<span style="line-height: 150%"><font size="3">いつもありがとうございます。

先日、磐田に出張した時にサラリーマン時代の後輩が心筋梗塞で
倒れていたことを知りました。

実は2、3年前に近い将来、心筋梗塞になると禁煙をすすめていましたが、
そのままヘビースモーカーを続けていました。
自業自得ではありますが、予言が当たって驚いたようですが、自分だけは
大丈夫だと過信した結果でした。
リハビリ、食事内容などを聞くと、再発を繰り返す彼の父親と同じ運命だと
感じます。
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/3037 ">健康知力</a>が低い人の運命なのでしょうか。

今回のように顔色などである程度予測できてしまったことは何度もあります。
定年退職した元上司は相変わらずのスモーカーで、禁煙をすすめましたら
怒っていました。
私は困りませんが、悲しいことにならないことを祈りたいと思います。

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コレステロール値がどのレベルであっても収縮期圧(SBP)の上昇はCVDリスクを高め、また、SBPがどのレベルであってもコレステロール値の上昇は脳梗塞および冠動脈疾患(CHD)リスクを高める。日本を含むアジア・太平洋地域9カ国で行われた36件のコホート研究のデータから、血圧とコレステロール値が心血管系に与える影響が明らかになった。ニュージーランドAuckland大学Clinical Trials Research Unit(CTRU)のAnthony Rodgers氏をはじめとするAsia Pacific Cohort Studies Collaborationの研究で、詳細はCirculation誌電子版に2005年11月21日に報告された。

心血管疾患の予防には、複数の危険因子の改善が得策と考えられており、国際的なガイドラインも血圧とコレステロール値の管理を推奨している。しかし、広範な集団の心血管疾患(CVD)リスクに対する血圧とコレステロール値の関係はこれまで分かっていなかった。Rodgers氏らによれば、SBPおよびコレステロール値を組み合わせて、CVDの発生率との関係を評価した大規模研究は本研究が初めてだという。

研究者たちは、アジア・太平洋地域で行われた前向きコホート研究で、5000人・年以上の追跡があり、ベースラインの年齢、性別、血圧、コレステロール値と追跡中の死亡が記録されているものを選出した。

分析対象としたのは9カ国の36集団。内訳は、アジア29集団(日本11、中国12、シンガポール2、韓国1、香港1、タイ1、台湾1)と、オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)7集団(豪6,ニュージーランド1)。総数380216人で平均年齢は47歳だった。追跡期間の平均値は、ANZ9.8年、アジア5.9年、2547447人・年の観察となった。致死的および非致死的CHDは3079人(35%がアジアのコホート)、致死的および非致死的脳卒中は4247人(75%がアジアのコホート)に発生していた。

血圧の測定値の中でCVDとの関係が最も強力なのはSBPという報告が複数あることから、今回はSBPのみを分析対象とした。

被験者たちをベースラインのSBPと総コレステロール値で16群に分類。血圧(130mmHg未満、130-144mmHg、145-159mmHg、160mmHg以上)で4群に分け、それぞれをさらにコレステロール値(4.75mmol/L未満、4.75-5.49mmol/L、5.50-6.24mmol/L、6.25mmol/L以上)で4分した。コレステロール値とSBPレベルには相関が見られた(r=0.20、p<0.0001)。

Cox比例ハザード分析を実施。横軸をSBP値、縦軸を脳梗塞、脳出血、冠動脈疾患(CHD)のハザード比とすると、コレステロール値がどのレベルであっても、SBPの上昇とともにいずれのハザード比も上昇、強力な直線的関係が見られた。また、脳梗塞とCHDについては、SBPがどのレベルであっても、コレステロール値の上昇と共にハザード比は上昇した。脳出血では、コレステロール値が最も低いグループでも発症率が高い傾向が見られた。

脳梗塞とCHDにおいては、コレステロール値が低いグループほど、SBP上昇に伴うハザード比上昇の傾斜は急だった。すなわち、ハザード比の上昇率がより大きかった。主なCVD危険因子で調整後も、結果に大きな変化は見られなかった。また、この関係は、性別、年齢、アジア・コホートかANZコホートかに関わらず明らかだった。

SBP10mmHg上昇あたりの脳梗塞リスクの上昇率は、コレステロール値4.75mmol/L未満群で40%(95%信頼区間36-43%)、4.75-5.49mmol/L 群で39%(33-45%)、5.50-6.24mmol/L 群で37%(29-43%)、6.25mmol/L以上群で29%(21-37%)(傾向のP値は0.007)。SBP10mmHg上昇あたりのCHDリスクの上昇率は、それぞれ34%(30-37%)、28%(21-35%)、25%(18-32%)、21%(13-27%)(傾向のp≦0.0001)。

なお、脳出血にはこの関係は認められなかった。著者たちは、原因の1つとして、標本数が少なかった可能性を挙げている。

同様の結果は、北米、西ヨーロッパで行われた小規模な研究でも示されており、今回得られた知見は、血圧とコレステロール値をともに改善することが、国際的な予防戦略として有効であることを示した、と著者たちは述べている。

(出典:MedWave)</font></span>