歯の“ズレ”解消で競技力アップ | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

歯の“ズレ”解消で競技力アップ

<span style="line-height: 150%"><font size="3">いつもありがとうございます。

スポーツも歯の噛み合せは重要です。
超一流選手はきれいな歯並びしている人ばかりだと感じます。
歯を食い縛るとパワーがあがりますね。
コンタクトスポーツではなくてもマウスピースをつけることにより
競技力が上がります。
私もかなり前にオーダー品を医科歯科大学教授に作っていただきましたが、
しっかりした技術力のあるところで作るオーダー品に限るかも知れません。

靴のインソールも質のよいものは競技力が上がります。
食べているもので競技力は大きく左右されます。

スポーツ成績を上げるのは簡単です。

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「自転車で、誰よりも速く走りたい」
そう夢見た少年は、20年後の今、日本を代表する自転車選手となった。

金子貴志さん(30)。今夏、競輪で通算200勝を達成。ロシアで今月開かれたワールドカップでは、スプリント部門で銅メダルを獲得し、来春フランスで開かれる世界選手権の出場権を得た。

1995年にデビュー、勝ち星を重ねた。しかし、3年目にスランプに陥る。結果を出そうと過酷な練習を重ねるほど、原因不明の左側頭部の片頭痛が激しくなり、体調を崩した。

「歯の治療後に調子を取り戻した競輪選手がいる」と聞いた。早速、同県高浜市の港デンタルクリニックを受診した。

力を振り絞る時、人は歯を食いしばる。この時、かみ合わせにずれがあると力を出し切れない。日常生活では問題なくても、競技の世界では命取りになる。

同クリニックの歯科医、中村昭二さんが重視するのが、中央の前歯から数えて左右の5番目と6番目の上下の歯。「かむ時に力が集中する部分。ここがずれると、十分な力を発揮できない」という。

金子さんは、左下の5番目の歯が内側に傾き、上の歯とかみ合っていなかった。そこで上の5番目の歯に樹脂のレジンをかぶせ、近くの歯を少し削ってバランスを整えた。

治療後の練習で効果を実感した。筋力トレーニングなどで、かつてない力を出せるようになり、激しい練習後も片頭痛が起こらなくなったのだ。

以前の片頭痛も「かみ合わせのずれが原因」と中村さんはみる。中村さんらが1400人に行った調査では、かみ合わせの悪い人は頭痛の頻度が顕著に高かった。「かみ合わせが悪いと、あごから側頭部にかけての筋肉や、首の後ろの筋肉が過度に緊張して頭痛の原因になる」とみる。

慢性的な頭痛は脳腫瘍(しゅよう)などでも起き、鑑別のための検査が欠かせないが、原因不明の頭痛が、かみ合わせの治療で治まることは少なくない。

金子さんは、今も定期的に治療を受ける。咬合(こうごう)紙をかみ、歯形を確認する。その紙の厚さは、通常よりはるかに薄い100分の1ミリ。微妙な変化を見逃さず、かみ合わせを整える。

スピードの限界を競うスポーツ選手を、歯科医の技が支える。

スポーツと歯科
選手同士が接触する競技で、口のけがや脳しんとうなどを防ぐため、歯に装着するマウスガードを製作する「スポーツ歯科」が増えている。マウスガードは、各選手の最適なかみ合わせを考慮して作ることが大切だ。

(出典:読売新聞)</font></span>