大豆を食べて改善した生活習慣病危険因子 ハワイ 栄養改善研究の成果 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

大豆を食べて改善した生活習慣病危険因子 ハワイ 栄養改善研究の成果

<span style="line-height: 150%"><font size="3">日本食は日本人にとって世界最高の長寿食です。
大豆は日本食にたくさん使われています。
大豆パワーはすごいですね。
日本食を見直して健康にお役立てください。

************************************************************************************

1999年、大豆タンパクを1日25グラム摂取しコレステロールが高くない食事をすれば動脈硬化になりにくくなり、心筋梗塞を予防できることをアメリカFDA(食品安全局)が認めました。しかし、大豆を食べないアメリカの食文化で育った人の感覚では「大豆臭」が苦手で、大豆を日常的に食べることはなかなか難しいこととなります。それは、健康問題に黄色信号が点ってしまったハワイの日系人でも同様です。
今回は「アメリカ本土化」した食習慣で育った日系4世の世代の健康問題を解決しようと、8週間にわたり大豆タンパク1日25グラムを摂取するよう計画されたWHOカーディアックスタディに基づく「栄養改善研究」で何がどう改善されたのか、そのご報告です。


▼「大豆臭」がしない大豆食
最新の日本の食品加工技術は、欧米人が苦手の「大豆臭」がなく、しかも大豆の栄養素を全て含んだ「大豆丸ごとパウダー」を開発することに成功しました。これは、大豆の細胞を壊すことなく粉末にする技術です。この「大豆丸ごとパウダー」は、パンやクラッカー、チーズなどの製造時に添加可能で、さまざまな加工食品に応用可能です。
また、家庭で牛乳やジュースに加えたり、スープやハンバーグ、魚または肉の団子などに加えて調理しても、味を損ねることがなく、大豆タンパクを強化した食事が摂れるようになります。

▼「栄養改善研究」参加者のさまざまな工夫
大豆たんぱく25グラムを含んだ「大豆丸ごとパウダー」を8週間にわたって毎日食べ続けるということは、豆腐や納豆、味噌などを日常食としない食習慣の人には難しいことです。ハワイ島で「栄養改善研究」に参加してくださった方々は、さまざまな工夫をされて「大豆丸ごとパウダー」をそれぞれの家庭料理に加え、「大豆丸ごとパウダー」が添加されたパンやクラッカー、チーズなども食べて、大豆たんぱくを1日あたり25グラム摂取するようにして下さいました。
また、何より「栄養改善研究」の目的をご理解いただき、所要量の大豆タンパクを毎日摂取する必要性を認識していただいたことが、「栄養改善研究」の成果につながる大きな要因となりました。

▼4週間で血圧と総コレステロールが低下
「栄養改善研究」に参加して下さった人たちは、血圧やコレステロールが高めの人たちです。大豆たんぱく1日あたり25グラムを食べて4週間後に検診を行うと、大豆が持つ栄養素の効果が現れていました。グラフは収縮期血圧と総コレステロールが低下したことを示しています。
ハワイ島で実施した「栄養改善研究」は、大豆タンパクを日常的に1日当たり25グラム以上食べるようにすると、血圧やコレステロールなどの生活習慣病危険因子を低減させ、高血圧や心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などが予防可能であることを証明しているのです。

▼食習慣の違いを乗り越え、大豆で世界に健康を
ハワイの「栄養改善研究」では、大豆臭が気になるような欧米の食文化で育った人でもパンやチーズ、クラッカーに「大豆丸ごとパウダー」を添加すると、抵抗感なく食べられることがわかりました。今やパンやクラッカー、チーズなどは欧米に限らず世界共通の食べ物です。また、ハンバーグやシチューなどの家庭料理にも応用可能です。
そうした「大豆丸ごとパウダー」は、大豆を食べる習慣がない世界各地の人々の間に、生活習慣病を予防する「大豆食」を広める可能性を秘めています。また、食生活が変わり、ファーストフードや加工食品を日常的に食べるようになった最近の日本の若い世代の「食」にも取り入れられる可能性もあります。

「大豆食」は東洋の食文化で育まれた、優れた健康食です。大豆を日常的に何らかの形で食べることで、生活習慣病は予防可能です。皆さんもぜひ毎日の食事に豆腐や納豆、煮豆、大豆入りサラダなど、さまざまな「大豆食」を取り入れてはいかがでしょうか。そして、生活習慣病を予防し健康を享受しましょう。

(出典:NIKKEI NET)</font></span>